こんばんは、お久しぶりです。密かに半年前くらいから編集長になっていましたアリサです。知らないうちに今住んでる寮の取り壊しが決定していました。
さて、UmeeTは11月12日で2周年記念を迎えます。この場を借りてUmeeTに関わってくれたすべての人にお礼を申し上げます。
おかげさまで認知度が少しずつ上がっているのを感じる常日頃ですが、「UmeeT?ツイッターでスケッチブック持った東大生の写真を載せてるやつだよね!」とよく言われます。
【UmeeT突撃インタビューvol.57】<ハロウィンのコンセプト>
(ぞね・たば・森、理一1年)
気合の入った仮装をした3人組を発見しました!ピカチュウのセリフと表情がなんともいえない狂気を醸し出してますね、、、 pic.twitter.com/r8kWC5iw5n— 東大UmeeT (@UmeeT_media) 2017年10月31日
そうそう、昼休みの駒場で東大生を捕まえてツイッターに載せてね、これが面白いくらい簡単にファボとRTを稼……ってちょっと待て
UmeeTの一番の売りは記事なんです!!!!
もっと記事を読んでほしい!!ネタに学術系、卒業生インタビュー等等いっぱいあるから!!
「でもいっぱいあってどれを読めばいいのかわからない」そんな人たちのために特別編として、今回は編集部ライターによるおすすめ記事合戦をお送りします。これ読んでおけば間違いないよ、知らんけど!
(※この記事でおすすめするのは2017年に出たものに限ります。それ以前のおすすめを知りたい!という方はこれとか読んでみてくださいね!)
さて、最初の記事は東大男子が必死で考えたクリスマスデートプランを東大女子がバッサバッサ切っていくネタ企画。
おすすめしてくれたのは、お馴染みの多浪記事など今年もたくさんのヒット記事を書いてくれたエースライター・りほ。そんな彼女のコメントがこちら。
「男の人側はこんな風にデートプランを練ってるんだな〜というのがわかって面白かったのですが、それ以上に、『プラン自体は良くても描写の仕方に自意識がにじみ出ていて気持ち悪いな』と思った箇所で絶対に東大女子の鋭いツッコミが入るのが読んでいてスカッとします。
『待ち合わせは山下公園。晴れた空の下青い海を眺めていると、どこまででも行ける気がするよ』に
『海眺めてどこへ行く気がするんだよ無人島か?』と返すセンスが私もほしい。
ちなみにバレンタイン企画(東大女子が考えたデートプランを東大男子が採点する)では、みんな『かわいい〜』と言うだけで厳しい意見がほぼ出てこなかったところに男女の差を感じました」
理想のプレゼントに、理想の告白の台詞……。夢いっぱいの東大男子のデートプランはツッコミどころ満載です。良い子はマネしないようにしましょうね。
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先ほどのクリスマス企画で、青い海をみて無人島まで行ってしまったいっちー。
スナップ撮られたくて原宿を歩き回ったり、竹馬で横浜まで歩いたりしちゃう、ちょっと何やってるかわからない彼のおすすめは、去年冬・クラウドファンディングで東大ブルゾンを制作した東大生が自身の苦悩を綴ったこの記事。
「”自分は結局、代替可能な人間なんじゃないだろうか” ”周りにすごい人がたくさんいる東大で、勝負できる能力なんて自分にないんじゃないだろうか” そうした悩みを抱えながらも、その悩みを新しいファッションを世に出すという形で発散・昇華する菅原さんの姿に心打たれました」
悩みぬいた東大生が一つの結論を出すまでの軌跡、必読です。
英弱代表として東大生の英語力を検証してくれたイケメンライター・はせべ。サッカーの長谷部誠選手に似ていることからこのライターネームにしたそうですが、ググってみたら本当にクリソツで笑いました。そんな彼のコメントがこちら。
「”人工世界”について語ってくれたこの記事。僕の脳みそのキャパではとても理解できなかったのですが、とにかく彼の世界観に圧倒されました。是非読んでみてください」
いや理解できなかった記事をオススメするんかよというツッコミはおいておいて、人工世界や人工言語を自ら創り出す東大生のコラム。「こんな東大生に会いたかった」独特の世界観を持つ東大生の頭の中を覗いてみませんか。
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アイドルオタクさいしんのオススメは、UmeeT史上最高のネタと名高いコラム。
「認知とうんち。まず、この韻の美しさ。下手な題より興味がそそられる。一見ただの下ネタでも高尚感が得られるのは私だけではないだろう。
また『ウォシュレットの出会い』の章。だれもがあまりに決めつけてかかっていると感じてしまう。しかし、それは違う。決めつけというのは私たちの認知であり、これが認知の罠として後々に大きく関わってくるのだ。ただの面白い文ではなく、深く練られた構成。うーんちくしょうやられた!
随筆のような読みやすさに、スッと落ちてくる納得感、そして他との異質な内容。圧倒された」
「一見ただの下ネタ」というか、まあ全部ただの下ネタなんですけどね。「うーんちくしょうやられた!」じゃないんだよ。
社会派なテーマを扱いながら、散りばめられたギャグで笑いも取ってくる素敵ライターのゆみさんが推してくれたのはこちらの記事。
「同じコミュ障を自称する者として胸が熱くなります。”コミュ障”とクラス中から認定された東大生が、コミュ力を付けていくノンフィクション・ドキュメンタリー」
東大生ならではの深い考察と、謎の行動力によってコミュ障を克服していく様は、読んでいて笑いと元気をもらえます。
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圧倒的な発想力と文章力で他の追随を許さないUmeeTが誇る奇人・けいとけー。
そんな彼のオススメは、UmeeTカメラマン・苔によるこちらの写真記事。
「UmeeTで旅行が楽しめるとは思わなかったんですよ。
この夏はどこにも遊びに行けなかったので、この記事を見てた時に本当、心から『いいなぁ、こういう旅をしたかったんだよ!』って思いましたね。記事全体から、郷愁というか、夏の匂いが伝わってくるというか。田舎の実家の草いきれを思い出すというか。
写真が本当に綺麗で。2017年のはずなんだけど、あと、自分まだ20歳のはずなんだけど、30年前の子ども時代を思い出したというか。
またこれひとり旅ってのがいいんですよね。もしこれが複数人でフィルターかけて『俺たち人生楽しんでるじゃん』な写真だったら即お布団かぶって泣いてましたけどね。
2017年一番の沁み入るメガヒットでした」
わたしも読みながら小学生の夏休みに戻りたくなった、郷愁を誘う良記事です。
そんな素敵な写真を撮ってくれるUmeeTのエースカメラマン・苔はライターとしても活躍してくれています。彼がオススメするのはこちらの記事。
「”イン哲”という誰もが気になってはいるけれど、誰も立ち寄らない世界を明らかにするこちらの記事。直接教授に意見をぶつけるライターのガッツもさることながら、これまで”イン哲”という名前によって隠されていたアカデミックな世界に光を当てた、UmeeTにしか出来ない記事だと思いました」
東京大学文学部思想学科インド哲学専修、通称「イン哲」にまつわる噂の真偽とその実態について、教授にじっくりとお話を伺ってきました。これを読めばあなたもイン哲に行きたくなるかも!?
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期待の新星・おたききがおすすめするのは、東大ギャンブラー図鑑第二弾となるこの記事。ギャンブルとは無縁の草食系ライターが、歴戦の勇者たる東大生ギャンブラーにつられてパチスロの闇に飲まれた結果……!?
「パチスロという普段自分が近づかない場所についての記事でした。パチスロがどういう場所なのか?という素朴な疑問を持っている人は是非読んでみるといいと思います。特に、ギャンブラーの二人の達観してる感じがお気に入りです」
ツッコミどころ満載のギャンブラーと、ライター村田の独特の文体がシュールな笑いを誘います。ぜひ。
編集部の癒しことりっちゃんがオススメしてくれたのは、あの大ヒット記事。
「あえて長々と説明する必要もない気がします。想像をはるかに超えた参加者の人生とそのポジティブすぎる人生観を知って、自分の悩みがちっぽけに思えました。能天気に生きたい時におすすめです」
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顔は濃いが記事はべらぼうに面白い名ライター・トヨマネが「誰もが抱いていた小さな疑問に切り込む興味深い記事だったので。配置図がナイスだった」とオススメするのはこちらの記事。
東大生なら誰しも見たことがあるに違いない、駒場一食・生協前で踊っている通称「生協前ダンサーズ」。その中の一人として踊っていたライター・いっちーが、彼らの実態について明かしてくれました。
はい、というわけで怒涛のオススメ合戦をしてきましたが、ここまで付き合ってくれてる方は一体どれだけいるんでしょうか。最後になりましたが、わたしのオススメ記事貼っておきますね!
魚類全体が性転換の可能性を持っているって知ってましたか?しかもオスからメスに性転換した魚は、体だけでなく脳までメスに作り変えるんだそうです。
そんな魚の性転換について、東大院生によるわかりやすい文章がわたしたちの知的好奇心を満たしてくれる、素敵な学術記事です。マジでオススメ。
さて、3年目のUmeeTも「この大学は、もっと面白い」のキャッチコピーのもと、様々な東大生の情熱を発信していきたいと思っていますので、よろしくお願いいたします。
また、UmeeTでは現在メンバーを募集しております。ライターやカメラマン、編集など興味ある方はこちらのフォームにご記入ください!