ハロー!ライターのりほです。
突然ですが、今年の8月からカリフォルニア大学バークレー校に1年間留学することになりました。
留学に際し、UmeeTで何か書きたいな〜と思ったのですが、もうすでにめっちゃ留学記あるんですよね。
ハーバード、トロント、フランス、インドに中国、私が行くUCバークレーもあるし、はたまた留学「前」記から、東大の留学生に書いていただいた逆留学記まで。
そんなこんなで、この記事では、留学で得た出会いや気づき、海外と東大の違いなどについて書くのではなく(というかまだ私日本にいる)、
東大からどうやって留学するの?どんな留学プログラムがあるの?どういう手続きを踏むの?
という制度的なところを紹介したいと思います。
みなさんご存知かとは思いますが、
東大には留学プログラムの紹介や留学体験記から実際に応募する際の募集要項まで、
東大から留学するときに必要となる情報が載っているGo Globalというサイトがあります。
…ぶっちゃけ、Go Global見づらいですよね!?
情報量が多すぎて、何をどこから見ればいいのかわからないですよね!?
わかんないからと言って教務課にメールしても、結局Go Globalを見てくださいって言われるからね!?
(まあその答えは正しいんだけども)
この記事で、そこらへんのもやもやを少しでも明らかにできたらなあ、と思います。
留学したいのにGo Globalを知らなかったあなたは、それはさすがに留学ナメすぎだからこの記事で勉強しましょう。
※短期留学まで入れるとプログラムが多すぎてわけわかんなくなるので、今回は1年以上の長期留学に絞らせていただきます。短期に興味のある方はごめんなさい!
ただ、情報の集め方やウェブサイトのチェックの仕方などについては、「留学に関する情報の集め方」で述べているので、上の目次からそちらに飛んでいただいても結構です!
先ほどGo Globalは見づらいと言いましたが、それでもGo Globalには留学に関するすべての情報がまとまっています。
私は留学のプログラム探しから手続きから、なんでもすぐ国際交流課に行って聞いていたのですが、「Go Globalを見ればわかるんですけど」ってむっちゃ言われました。ごめんなさい…。
実際留学の募集要項から留学記から何から、本当に全部Go Globalに載ってるので、頑張って解読するしかない。ファイティン。
そして、Go Globalのこちらのページに、留学プログラムがまとまっています。
この「1学期~1年の留学プログラム一覧」の表の上から説明していきます。
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長期で留学したい!となった時にほとんどの方がまず考えるであろう、「交換留学」。
後期教養学部限定の留学プログラムであったAIKOMと合併したり、今年(2017-2018年留学)から1年生でも応募が可能になったりと、門戸がどんどん開いている印象です。
ただ、私はぼけっとしていたら交換留学の応募期限が過ぎていてそもそも応募できなかったので、説明とかはできません。
そこで、交換留学に行っていたUmeeTライターの(エストニアに住むことが夢らしい)Yumiさんに代わりに書いていただこうと思います!
Hola~!急遽バトンタッチしましたライターのYumiです!私は東大の全学交換留学でオーストラリアに10ヶ月間留学してました。
そもそも交換留学って何?
その名の通り、東京大学と東京大学の協定校(東京大学が学生交流覚書を締結している海外の大学)が1学期~1年の間、学生を交換する留学プログラムです。
…東京大学が授業料を徴収せずに協定校の学生を受け入れる代わりに、東京大学の学生は東京大学に授業料を納めれば、留学先での授業料は支払わずに、協定校で科目を履修したり、研究指導を受けたりすることができます。(http://www.u-tokyo.ac.jp/ja/administration/go-global/program/exchange.htmlより引用)
Go Globalでプッシュされている交換留学の特徴は、
留学先で取った単位が東大の単位として互換することも出来たり(注:取る授業や所属学科の教授の優しさによります)、
授業料も東大に納めてる分だけでよかったり、
留学期間も東大卒業に必要な在籍期間としてカウントできるので早い人だと4年で卒業できたり、
といったところですね。
でも特にわたしが思う全学交換留学の特徴は、
①行ける大学の種類が多い
②安い
③メジャーなので手続きが比較的簡単
です!②が若干Go Globalとかぶってますが、Go Globalがカバーしていないような話をします(自分でハードル上げる馬鹿野郎)。
みなさん、留学はどこに行きたいとかありますか?
留学っていうと、「アメリカ、カナダ、オーストラリア、イギリス、、、」だけだと思ってない?凡人学生!
全学交換留学で行ける国の数は、、だんだんだだっだんだん、だんだんだっだんだん…♪♪
25カ国♡あと2地域。全部で73校♡
突然ちえみが憑依してしまいましたが、これ結構すごいと思います。募集時期によって誤差はありますが、25カ国2地域73校の大学と提携してるって、one of th most 東大のすごいところだと思いますまじで!
りほさんにDissられまくりのGo Globalのサイトの全学交換留学のページを確認してみましょう。
いっぱいありすぎ。
カナダとかオーストラリアとかメジャーな英語圏の国もいいですけど、北欧の大学やアジアの大学は授業基本英語なので、狙い目だなあって思います。
私はもう一度留学するならフィンランドのヘルシンキ大学に行きたいですね。マイラブカントリー・エストニアにすぐ行けるから。マイラブカントリーって何でしょうね。
奥さん、奥さん、それが違うんですよ、全学交換留学ならかかるお金は生活費だけ!学費はゼロ!
「交換」留学なので、東大への学費だけで行けるんです。留学する大学に追加で払う必要はなっしんぐぅーなんです。(ちえみ、からの、はるみ(エド)。)
だから、世界的に見て学費がめちゃくちゃ安い東大から交換留学するのってめちゃめちゃめちゃめちゃお得なんですよ。
(東大よりも学費の安い学校も中にはあると思いますが!北欧なら大学教育も国民には無償だしね)
さらに、交換留学では基本的にJASSOの奨学金がみんな申請すればもらえます。
これは経済条件とかないし、申請方法も簡単だった記憶があります。
地域によってもらえる額は異なりますが、だいたい月7万円くらいです。オーストラリアでは生活費をカバーするのは全然無理でしたが、なぜか同じ額がもらえちゃうシンガポールに行った人は、毎月余るくらいだったと言ってました。
なんでオーストラリアとシンガポール同じ額なんだよ…(怒)
そうです、行く国によって生活費はかなーり変わります。私は「オーストラリアなんて多分土地余ってるし、物価安いだろ」と何も調べずに行って、大ショックをうけました。
オーストラリア、まさかのインフレ。そして家賃やばい(極狭ワンルームの学生寮で月12万円)。
こういうことが起こりえるので、先に気になった国の物価とか調べてみると良いと思います。このサイトとかおすすめです。英語ですが、select locationで行きたい都市を入力して、その後compre withで例えばTokyo, Japanと入力するとTokyoと比較した物価がでてきます。
うーん、面倒くさいって言ったら面倒くさいけど、多分簡単な方ではあると思います。手順は、申請書提出→通ったら、面接→通ったら、はい決定!です。て書くといけちゃいそうじゃないですか?
募集時期は、秋募集と春募集の2パターンあります。
秋募集はだいたい8月頃に始まります。募集対象は、その翌年の9月頃から始まる留学(大半の学校がこっちです)と、その翌々年の3月頃(南半球の大学はこっちです、オセアニア・南米など)から始まる留学です。
学内選考は12月頃行われ、1月・2月に内定となります。
春募集はだいたい5月頃に始まります。募集対象は、その翌年の3月頃から始まる留学と、秋募集で余った枠の大学です。学内選考は6・7月頃行われ、8月に内定となります。
余った枠、というと聞こえが悪いかも知れませんが、めちゃくちゃ良い大学が何故か残っていたりします!なので、春募集も忘れずチェックしてみるといいと思います。
学内選考って何するのか、気になりますよね。
志望動機とその大学での計画を申請書に書きます。
それが通れば、その申請書を元に面接が主に英語で行われます。スペイン語で行われた…なんていうのも聞いた事ありますが、基本的に留学する大学で使う言語で面接が行われるのかなってかんじです。
こちらからは以上です!りほさんにお返しします!
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