三月某日、都内某所。
「できたー!」
彼ら、東京大学運動会総務部の編集部メンバーが手にしていたのは、運動会報の原稿。
インタビュー記事を完成させた編集部の面々は、達成感に包まれていました。
…ところが、メンバーの一人が気づかなくてもいいことに気づいてしまったのです。
「魅力を伝えようとしたら紙面じゃおさまらねぇ。」(*´Д`)
…
(*ノωノ)(/ω\)イヤン
喜びもつかの間、編集部は失意のどん底に沈んだのです。
(イチ公仕事してなくね?)
そんな絶望の折、一人の男性がふらりと我々の目の前に現れました。
そう、人呼んでコンテンツ吸血鬼(ヴァンパイア)UmeeT編集長の杉山さんです。着ているのはもしかして…
ヴァンパイア杉山:「おいしいコンテンツあるなら、どう」(ぶちゅうぅぅぅぅぅ)
編集部のメンバー:「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
吸血鬼に血を吸われると吸血鬼になるそうですが、UmeeTの人にコンテンツを吸われるとUmeeTの記者になってしまうようです。
ってんなわけあるかい。
ということで、UmeeTの記者にはなっていませんが、新入生にむけて発信してきた
「東大の運動部の選手・スタッフの活躍を、ぜひ新入生以外の東大生にも伝えたい!」
そんな思いから今回、編集部がUmeeTの方々のお力添えのもと、紙面には収まりきらないそれぞれの魅力を、UmeeTをお借りして公開しちゃいます!
ア式蹴球部を、その頭脳をもって陰から支えるテクニカルスタッフ。
その分析に使う手法はJリーグさながら。
どのように分析し、勝利につなげるのか。その奥深い世界をご案内いたします!
アーチェリー、それすなわち洋弓。このスポーツの魅力は?と聞くと、「客観的」なところがいいそう。
彼女のバックグラウンドからアーチェリーにたどり着くまでの「主観と客観」論、興味深いです!
「どこまでもストイック」彼を形容するならまさにこの言葉がふさわしい。
インタビューを通して見えてきた、「体育会系イカ東」の哲学。
挫折をどう乗り越えたのか。厳しいながらも、最後は温かいメッセージが。
大学野球日本代表にも選ばれ、一躍時の人になった宮台投手。
エースとして挑む最後の年にかける思いを聞きました。
ちょっと意外な側面も聞くことができたり、わかりやすい解説がついていたりと、全東大生必読の記事です!
強いのは宮台投手だけじゃない。
全日本学生選手権に東大代表として出場した剣道部の新四年生。だけど駒場では新二年生。
こんな留年もあっていい。彼が語る人生観には、学ぶことも多いはず。
少林寺拳法ってなんですか。
言葉で語るなんてまどろっこしい!
ということで、技をかけられにいってみました!?
優秀な馬術部員は東大の国際プログラムに何を見出したか。
両立する中で見えてきたグローバルへの一つのあり方。
周囲への感謝と馬への温かいまなざしが印象的でした。
ヨット部を飛び出して世界を舞台に活躍する一人の東大生がいる。
東大生であること、日本を背負って戦うこと。
自ら厳しい環境に飛び込み、挑戦を続ける彼が、東大生に伝えたいメッセージ。
よく知られている競技からマイナーな競技まで、舞台も関東トップクラスにとどまらず、全国・日本代表クラス、世界レベルで戦う選手まで、様々な選手がいます。一方で、部活に打ち込みながら学業でトップを走る選手、頭脳でチームに貢献するスタッフなど、普段は見られないような、東大運動会に所属する部活の意外な姿にも迫ります。こうご期待!
………って、運動会報って何さ。(一 一〆)
そうでした、ご説明いたしますね。
「運動会報」とは、毎年4月に発行されている、東京大学運動会の機関誌です。
いわば、東京大学運動会の取扱説明書といったところでしょうか。
そして今回、「東京大学運動会」というのは、スポーツや健康についての様々な機会・企画を提供しているんだよ、ということをわかりやすく紹介するため、例年よりカジュアルなレイアウトに一新しました。
紹介している内容を少しだけ見てみましょうか。
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さて、トリセツをちょこっとだけ公開です!
例えば旅行好きの方にはこんな朗報。「東大が国土の0.1%を保有している」というのは有名な話ですが、東大運動会もそこそこの敷地・施設を有しています。その中でも、旅行する人向けにぜひ知ってほしいのですが、東大のスポーティア=寮は宿泊施設として格安で使えるんです!
ちょっとしたレジャーをお探しの人には、馬に乗れる馬術講習会や、みるみる上達するスケート講習会などをお勧めしています。
一人暮らしの人向けには、健康増進のための簡単な手料理がつくれる料理教室をご紹介。
なんと、学術的な話に関心がある方には、東大教授の先生が書き下ろしてくださった、運動に関する論文を掲載しています!スポーツなんて縁遠い…、と思う人も、アカデミックなアプローチができちゃうんです!
ちなみに運動部に関心のある方向けにももちろん、各部のページでスナップショットとともにご紹介していますので、ご安心を。文章は主に新歓用の内容になっていますが、写真は見ごたえのあるものばかりです。
…などなどなど、東京大学運動会についての様々なコンテンツを詰め込んだのが運動会報なんです!
「もっと読んでみたい」と思った方!なんとこの度、運動会報が生協食堂(駒場・本郷)に置いていただけることになりました!ぜひご一読ください!
ここまで見てきて、「あれ、運動会って運動部じゃないの?」と思う方もいるかもしれません。
もちろん運動部も運動会に所属していますが、それは運動会の様々な活動のひとつにすぎません。運動会は運動会員である東大生・教職員のための組織であり、それゆえこれほどまでに多様な活動をしているのです。
こうした様々な活動の中から、ぜひ自分にピッタリあうものを探してみてくださいね。