初めまして。学生団体「UTミライウォーカー」に所属している文科一類2年のゆいぼです。今回は「体験活動プログラム」の告知記事を書かせていただきます。
「ゆいぼ」
知っている人は知っているこの名前。実はかの有名な女優、新垣結衣のあだ名だとか。
本名が呼びやすいらしくあだ名をつけられたことがないので勝手に使っています。
こういうのって著作権み たいなのがあるのでしょうか(弱小法学徒感)
さて、今2年生の方は「進振り」を考えている真っ最中だと思います。入学したばかりの1年生も「希望するところに行く=点数を取る必要がある」ということで進振りを見据えてあれこれ考えているところかもしれません。
そんな皆さん、
本当に今考えている学部・学科で大丈夫ですか?
「進学振り分け」 通称「進振り」
駒場での授業の点数を元に、進学したい学部を2年次に選ぶシステム。
1,2年で様々分野を学び、3年からの専攻分野を決められる。
東大でない人に進振りを説明すると「いいシステムだね!」と言ってくれます。
でも一度学内に目を向けると
「とりあえず法学部でいいか」
「特に将来やりたいこととかわかんないよね」
これでは進振りの意味がない!!
やりたいことが決まっている人も確かにいます。
A「外務省行きたい」
B「なんで?」
A「国際的なところで働きたいから」
B「JICAとか国際銀行はダメなの?」
A「うーん・・・」
そういう人でも意外と突き詰めて考えると、どうしてそのキャリアなのか、自分の就きたい職は実際どういうものなのか、に答えられないことが多いのではないでしょうか?
これではせっかく「進振り」という制度があっても、専攻が卒業後のキャリアに活かせなかったり、何をやりたいのかわからないまま何となく大学生活を終えてしまったりします。
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「体験活動プログラムって何?」という声が聞こえてきそうです。
濱田前総長の時代に、「進振り前にキャリアを考える機会を作ろう」ということで始まったのが「体験活動プログラム」。
東京大学学生支援課が主催していて、夏休みの2,3週間を利用して「現場」へ飛び込み「仕事とは何か」を学ぶもの。受け入れ先はベンチャー企業から官公庁、研究所、海外まで多種多様。今年度は何と112企画あります。
昨年、私も体験活動プログラムの一つに参加しました。参加したのは MATHCA というベンチャー企業で訪日外国人旅行客向けの記事を書く企画。日本人が読んでも「こんないい場所あったんだ!」と思える、興味深い記事をたくさん載せているメディアです。
さすがはベンチャー企業。仕事の合間に卓球をしたり外国人観光客とたこ焼きパーティーをしたり。
そして仕事内容もさることながら、やはり人との「出会い」が何よりも素晴らしいのがこの「体験活動プログラム」。
「相席屋」のシステムを作っていた人。
養鶏場で鶏の首を切っていた人。
ベンチャーを渡り歩いている人。
そういう人生の先輩方に、「仕事とは」「人生とは」という話をしてもらえたのはとても良い経験でした。 普段キャンパスで生活していると、なんだかんだ会う人は限られてくる。似たようなバックグラウンドの人、似たような考え方の人。
「たかが2週間じゃお遊びでしょ」
確かに。
2週間はあっという間で学べるものも限られてきます。
でも、そこでどれだけ多くのことを得るか。そこで生まれた関係をどうその後生かすか。
それはあなた次第。2週間だからこそ気軽に飛び込める。さぁ手に持ったシケプリを置いて企画一覧を見てみてはいかが?
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さて、ここまで読んでいただきありがとうございます。もしかしたら疑問に思った方がいるかもしれません。
「どうして大学が主催している企画を学生団体が宣伝しているの?」
実は我々UTミライウォーカーは、東大の同窓組織『三四郎会』と協働して体験活動プログラムの一部を企画・運営しています。卒業生の方のネットワークを活かして、より情熱的で、より面白い方に学生を受け入れていただき、魅力あふれる企画を立案しています。今年は、
『リアルシムシティー東大脳で理想の街を作り出せ!!ヒントは鉄道にアリ!!』
『地方創生の先進地に飛び込め!』
など計11企画を用意。
地方創生企画は、行く町を岩手県大槌町・長野県小布施町・鹿児島県長島町の3箇所から選べるのですが、長島町で待ち受けるのはUmeeTのこちらの記事でも紹介されている最年少副町長 井上貴至さん。
「地方創生政策立案、実現できるまで帰れまテン!」
と題して政策立案に全力で取り組んでもらいます。
以下にミライウォーカー運営の企画一覧も載せておきますので、興味のある方は是非ご参加下さい。