受験生の皆さん、いかがお過ごしでしょうか?
いよいよセンター試験本番が目前に迫ってまいりました。
僕自身は諸事情あって、2度センター試験を受験しましたが、1度目はセンター前日までずっと過去問を解いて勉強していました。
逆に2年目は、「ええい、ままよ!」と自然の流れに身を任せ、ぼーっとしたまま本番を迎えました。
自分の学力が1度目と2度目では大きく異なるので、一概にどちらが良かったかということは言えませんが、直前は詰め込みすぎずに、「ドラえもんの最強の秘密道具は何か」についてでも夢想しているのがいいんじゃないでしょうか。
この時期はもう「ないものねだり」より「あるものいかし」です!
今までやってきたことをいかに活かすのかということを考えましょう。
ただし!本番でつまらないミスをして、実力が発揮出来ないなんてことになっては困ります。
そこで今回は、『受験生必見?東大生もミスった、センター試験での注意事項』を<四字熟語>に絡めて紹介します!
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[輾転反側](てんてんはんそく)(思い悩んで)眠れず、寝返りばかり打つこと。
出典:http://studyhacker.net/columns/insomnia
「緊張して1日目の前の晩に3時間しか眠れず、国語で自己最低点を叩き出す」
東大生でさえ、センター試験の前日は緊張するものです。
東大を受けるような学力の持ち主ならセンターなんてお茶の子さいさいと思われがちですが、そんなことはありません!
1問でも間違えてしまったらどうしようという高すぎる自分へのノルマがのしかかってくるのです。
眠れないことを想定して、早めに布団に入るようにしましょう。
それでも目がさえて仕方ない時は、睡眠用BGMをかけるのをおすすめします!
(僕にとっての睡眠用BGMが、英語のリスニングだったことは内緒です)
[起死回生](きしかいせい)滅びかけているものや絶望的な状態のものを、立ち直らせること。
「数学は1行ズレといわず数行ズレがリアルに発生して焦った」
ここはあえて「油断大敵」という言葉を用いませんでした。
東大生でもマークミスはします。
重要なのは、ここからいかに冷静にリカバリーするか、起死回生の一手を打てるかだと思うのです!
こまめにマークミスがないかチェックするようにすれば、修正も必要最低限に抑えられます。
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[四面楚歌](しめんそか)助けがなく、まわりが敵・反対者ばかりであること。
「当日の席が3人がけの中央で、両隣が180㎝で100㎏の巨漢に挟まれていた。休み戻ってきたら両側寝ていてどうしようもなかった」
意外とあるある、周りの人による失敗。
ここで隣の人が起きるまで待ち続けるわけにはいきません。
勇気をもって、席を通してもらいましょう。
センター本番で気をつけたいのは、環境の問題です。
現役生は高校単位で受けることが多いので、周りの環境はむしろアドバンテージになると思います。
しかし問題は浪人生です。浪人生の割合も多い東大生からはこのような失敗談も聞かれるのです!
2年目とはいえ、周りを知らない高校生たちに囲まれるのはかなりのプレッシャーです。
しかも隣にどんな奴が来るかは当日会場に行くまでわかりません。
超こわもてのお兄さんが座っているかもしれませんし、広瀬すずちゃんみたいな子が座っているかもしれません。
周囲の人に気を取られ過ぎないようにしましょう。
[唯我独尊](ゆいがどくそん)自分だけがすぐれていると自負すること。
「国語で190以上を確信してテスト後にドヤ顔で後輩に解説をしていたのに、自己採点をしたら漢字の段階で190をきった」
いやこれは恥ずかしいです。しかも漢字で10点落とすって…
東大を受験するような人間です。
自分でこれはもらったと確信することもあるでしょう。
けれどセンターには魔物が住んでいます。
完璧だ! と思ってもあまり調子に乗り過ぎないほうが良いでしょう。
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[明鏡止水](めいきょうしすい)邪念がなく、澄み切って落ち着いた心の形容。
「数2でテンパって落ち着け落ち着け大丈夫だって言い聞かせてたら終わってた。62点。」
テスト中に予期せぬハプニングに遭遇することがあります。
出来るはずの問題がなぜか出来ないと、パニックに陥ります。
そこで明鏡止水を心がけるのですが、落ち着こう落ち着こうとして逆に手が止まってしまっては本末転倒です。
常に時間との闘いであることを意識しなければなりません。出来る問題を片づけていくことこそ、落ち着きを取り戻す最善手です。
[電光石火](でんこうせっか)動作が、きわめて速いこと。すばやいこと。
「英語20分くらい過ぎて寝てたら 周りにプレッシャーになってたみたいです」
あの英語を20分ちょっとで解き終わる?!
いやいやさすがにそれはあり得ないでしょ。ちなみに何点だったのでしょうか?
「200/200でした」
さすが東大生…身内ながらにドン引きです。
まさに光の速さで問題を解き終わってしまう人におすすめの有効な時間消費法です!
①「寝てました」→次のテストへの体力補給になる上、他の人にプレッシャーを与えられます。
②「点数を皮算用してニヤニヤしてました」→出来た自信のある人にはおすすめです。
③「頭の中に以前解けなかった数学の問題をストックしておいて解いてました」→既に二次試験を視野に入れているということでしょうか?さすが東大生という時間の消費法です…
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いかがでしたでしょうか?
後半から徐々に東大生ならではの役に立たないような注意点もちらほら見え始めましたが、何かの役には立つのではないかと思います。
受験生の皆さんが本番で十二分に実力を発揮できるよう誠心誠意お祈りしております!