※この記事は東大毎日塾のPRです
突然ですが、これは何の写真でしょう?
うず高く積まれた大量の教材…これはもしかして、東大に受かるまでに解いてきた教材の数々…?
正解は、筆者が中高時代に購入したものの、一度も使わずに終わってしまった教材の山です。
その高さ、なんと57cm!
恐ろしい量です。(総額いくらになるのでしょう。なんて親不孝なんだ……これから沢山恩返ししていきます……)
さて、ここからわかることがあります。筆者は計画的に物事を進めるのが非常に苦手だということです。
計画を立てられないわけではないけれど、高すぎる理想を掲げて無理な計画を立て、3日ともたずに挫折するのはよくあること。
この記事を読んでいる中高生の方は、計画を立てるのは得意ですか?
…いや、得意じゃないからこの記事を読んでるんですよね!?!?
そんな皆さん(と筆者)のために!今日は3人の東大生にお願いして、高校生時代の計画表を見せてもらいました!
実際に東大に合格した人たちの勉強計画、きっと参考になるはず。
私は無印良品で買ったA5サイズのウィークリープランナーを使って計画を立てていました。
1ページを縦半分に区切って、朝起きたら左側にその日やることの計画を立てて、達成したらその都度右半分に書いていく形式です。
これは高1・2学期の期末試験前ですね。左側にピンクで書いてある日数が期末までの日数。それを元に、対策する試験科目を1日ごとに割り当てたのがオレンジの文字です。
1日2〜3科目…正直、ちょっと無理があるスケジュールじゃないですか?
まあ、見ての通りあんまり達成できてないですね。この頃はまだ計画を立てるのに慣れてなかったので…(笑)
でも、「試験前だから勉強するぞ」と漠然とやるよりは、この日はこの科目をやる、と事前にある程度決めてしまった方が、「何をやるか」で迷う時間がなくなるので効率的だと思います。私の高校では試験1週間前に試験の時間割が発表されていたので、それを元に、
という感じのルールで配置していました。
結構機械的に決まってるんですね。
こっちは受験直前期の高3・2月です。人と話す機会がなくてつまらなかったので、日付横に誰に見せるでもない日記のようなものを書き溜めていました。
青字は東大入試へのカウントダウンですね。懐かしい〜。
やること、やったことをそれぞれ書くと重複して無駄かなと思ったので、やることを書いて、終わった部分を斜線で消す形式に変えました。
数字がたくさんありますが、これは過去問の年度を表しています。社会が苦手だったので、直前期は英数を最小限にして、日本史と地理の過去問ばかり解いていました。
その日にやる過去問の年度はどうやって決めていたんですか?
センター試験が終わってからはとにかく過去問をやりまくって冴えた状態で本番を迎えようと思っていたので、センターが終わってからまず、秋の東大模試の点数や過去問の出来を参考に、各科目何年分をやりたいかを決めました。それを残り日数で大体等分した感じですね。直前期ということであまり勉強のペースを崩したくなかったので、毎日ほとんど同じスケジュールになっています。正直、今思うともう少し英数をやっておけばよかったと思いますが…
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私はスマホのメモ機能を使って、毎日勉強した時間を記録していました。
コロナ禍が始まりたての頃に記録を始めて、高2の1年間続けていました。画像は10月・11月・1月のものです。
「自主勉強時間(問題集や教科書、単語帳)+演習時間(過去問や時間を測った問題セット)+塾の授業(科目名)」というふうに読みます。
一応目標時間は10時間ですが、全然達成できてません笑
でも「10時間にあと150分足りなかったな…明日は今日よりもう10分でも多く勉強しよう!」と思えたし、たまに達成できた時はものすごい達成感があったのでちょうどいい目標だったんじゃないかなと思います。
単にその日に勉強した時間を比べるよりも、「目標の10時間まであと70分」「あと90分」みたいに、基準を決めて比べる方がわかりやすいし達成感がありました。
分単位で数えているのが印象的ですね。今日は何をやる、という勉強のメニューについては、事前に計画など立てていたんですか?
塾の宿題をまず優先して、それが平均1日2時間くらい。プラスでその時やりたい気分のものを、飽きたら他の科目、というふうにやっていました。
気分なんですね。
もちろん、全科目やらなきゃいけないのはそうなんですが…その中でも、演習を行う毎に、この科目は順調、この科目は足りない、なぜだ、単語力が弱いからだ、この単元が苦手だからだ、というふうに考えるようにしていて、優先事項を意識した上で自分の気分と相談しつつ。
特に、英単語や古文の単語は特に弱いことを自覚していたので、これは合計時間とは別で、毎日最低単語帳1時間・古文単語20分などと、時期によって決めていました。
記録の仕方としてはなかなかシンプルですが、後から見返して振り返ったりしてたんですか?
あまり過去を分析することはなく、その日その日を集中して過ごすためのものでしたね。
最初は、勉強をもっとしなきゃいけないと思っていたので、「まだサボってる日があるぞ!」ということを認識するために始めました。
やっているうちに、前日と比較すると多少やりがいが出ることに気づき、安定して勉強を続けるための方法として続けていました。
10/27〜10/30とかがわかりやすいと思いますが、どこかでやる気がなくなってしまっても、少しずつ回復させようとしている様子がわかります。これは「昨日できなかったのは仕方ないけど今日は昨日より5分でもいいから勉強しよう」とか思ってやっていたからです。
このように、「10時間」や「昨日の自分」など、近めの基準を用意して、あと5分、あと10分の勉強を自分にさせる効果がありました。
このあと5分をいかに自分にやらせるかが大事だと思ってます。
色々試行錯誤していましたが、一番定着したパターンはこれです。
まず1週間ごとにやることをリストアップして、それぞれを1週間の中でいつやるか割り振っていました。演習系だったら何曜日にやるのか、毎日やりたい暗記系だったら1日のうちどの時間を使うのか、という形で右の列に書いてあります。
その週にやることはどうやって決めていたんですか?
そうですね、
という感じで組んでいました。
週ごとの割り振りに基づく形で、1日ごとの予定も立ててました。夜に翌日の分の予定を立てる感じです。
前夜に予定を立てておくというのは、朝に弱い筆者にも参考になります。
それはさておき、時間単位で予定を組んでいるのが他のお二方と比べて印象的です。1日の中のどこに何を配置するかにルールはあるんですか?
ルールというほどではありませんが、
と、場面によってやることを分けていました。他の時間は自習室です。
それぞれの場面に合ったタイプの勉強内容を選択していたんですね。
あとは、1日にできるだけ多くの科目に触れることを意識していました。時間が空いて忘れてしまわないようにするためと、ずっと同じ科目をやっていると飽きるためです。
ちなみに、他にも試した計画方法の一つ、一瞬やろうとしてあまり定着しなかったパターンがこれです。
やりたいことが時間と比べて多すぎることが多かったので、1週間のやること割り振りをするときに、優先順位の高い順に①〜③をつけるというものです。結果、たぶん①しか出来てないです(笑)ちなみに「イン」はインプットの略です。
あれもこれもやりたくなっちゃうのが常ですよね。定着しなかったということですが、優先順位をつけるというのは一つの技ですね。
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ということで、自分の現状を見定めて計画を立て、東大合格の目標を叶えた3人の東大生の学習計画を見てきました。いかがでしたか?東大生、計画立てるのうまいでしょ?
記事を読んでくださった中高生の皆さんの参考になれば幸いです。
ただし一つだけ、三日坊主になりがちな筆者(あれ…筆者も東大生なのに…??)から注意があります。
それは、他人の学習計画を鵜呑みにしないことです。
3人の東大生の学習計画を見てきましたが、三者三様だったと思います。
目指す目標は同じでも、最適な計画はそれぞれの学習状況によって全く違うんです。
その違いに気づかずに他人の計画をただ真似したり、無理な理想を並べ立てたりしても、むしろ逆効果になって、1人ではその間違いに気づかないことがあります!
え?三日坊主の筆者に忠告されても説得力がない?
それなら、もっと説得力のあるプロに学習の計画を立ててもらいませんか?
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上のリンク先では、計画表の使い方や受験を見据えた戦略立案方法なども詳しく解説されています。ぜひ利用して見ては?
ということで、UmeeTは、全国の中高生が夢を叶えられることを応援しています!
この記事が皆さんの助けになれれば幸いです。