こんにちは、いつも元気なUmeeTライターのチロルです。みんなも元気?
突然ですが皆さん、
東大の授業が無料で誰でも受けられるって知ってましたか?
実は東京大学は、大学の教員の授業動画の一部を、誰でも視聴できるように、インターネット上にアップロードしているんです。
詳しいことはこちらの記事(こちらの記事も僕が書いています)で紹介しているのでぜひ読んでみてください。
で、この記事を書きながら僕はあることを思いました。
学科の先生ごとに無料の講義動画をまとめたら、進学選択の役に立つんじゃないかと。
進学選択とは、全ての東大生が2年生のときに行う、進学先の学科の選択のことです。文理にかかわらず、どの学科への進学を希望することもできます。
しかし、この制度によって進学先を自由に決められるようになっているとはいえ、実際のところ、東大生が必ずしも最適な学科を選べているのかということには疑問が残ります。
というのも、前期教養学部生(進学選択前の東大生)が知ることのできる専門課程の情報は、非常に限られているからです。大抵の場合、パンフレットの簡単な紹介文によって学科の雰囲気を掴むか、せいぜい先輩から話を聞くことくらいしかできません。
でもやっぱり、進学選択の前に、学科にどんな教員がいて、どのような授業をしているのか、知っておきたくはないですか?
ということで今回は、東大文学部の教員を学科ごとにそれぞれリストアップして、無料公開されている動画を全てまとめてみました!
これらの動画は登録などの必要もなく、YouTubeで動画を観るように、気軽に視聴することができます。動画を視聴して、簡単に学科や教員の雰囲気を確認してみてください。
もちろん、進学選択前の東大生以外も、文学部、人文学に関心がある人には有益な情報がまとまっていると思います。
確認したプラットフォームは、東大が独自で運営しているプラットフォーム、UTokyo OCWと東大TVです。
本当は全ての学部の学科についてリストアップを行いたかったんですが、力及ばず、今回は叶いませんでした。(力及ばず……?)われこそは!という方はぜひ後輩のためにもまとめてください。お願いします!
また、今回各学科の教員情報は、東京大学大学院人文社会系研究科・文学部のホームページの「教員一覧」より確認しています。(3月11日現在)情報の未更新などにより、必ずしも現状の体制が反映されていない可能性があります。ご了承ください。
前置きはこれくらいにして、以下、一生懸命まとめた東大文学部教員の全て無料動画を紹介していきます。(その他イベントの動画もあります。書き漏れがあったらごめんなさいね!)
また、せっかくUmeeTには文学部の教授にインタビューした記事がいくつかあるので、それも併せて紹介しています。
それでは、行ってみよう!
UTokyo OCW
必然主義の哲学―スピノザと共にあまりに人間的な偶然性概念を消去しよう―(2017年度)
東大TV
騙しと哲学(2011年度)
UTokyo OCW
ソクラテスは何故死刑を受けたのか? (「古くからの告発への弁明」を中心に) (2016年度)
ソクラテスの生は何を生んだのか? (「哲学者の生の弁明」を中心に)(2016年度)
東大TV
プラトンの問いかけ(2017年度)
論理学とは何か?(2020年度)
文学部説明会(2021年度)
パネルディスカッション:事案考察「AMED『研究公正に関するヒヤリ・ハット集』をもとに」(学内限定)(2021年度)
「志向倫理」を哲学する:志向倫理を多面的に捉える(学内限定)(2021年度)
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UTokyo OCW
偶然と必然は表裏一体か・・・仏教者の見た世界(2017年度)
東大TV
開会の辞(2016年度)
UTokyo OCW
あらたな人間学としてのデジタル・ヒューマニティーズへのいざない(2018年度)
デジタル・ヒューマニティーズが照らす知の過去と未来(2018年度)
東大TV
仏教学知識基盤から照らすデジタル・ヒューマニティーズの現在と図書館の未来(2014年度)
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UTokyo OCW
未来を拓く死者の「記憶」―生死のつながりの視点から―(2019年度)
UTokyo OCW
宗教をめぐる共生の現在―“異文化理解”的発想の陥穽(2014年度)
東大TV
「世界」とは何か?:哲学・歴史・文学・宗教を/から考え直す(2019年度)
UTokyo OCW
余は如何にしてOターン大学教員となりし乎(2018年度)
対談(2018年度)
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東大TV
(アン)バランスの美学(2008年度)
UTokyo OCW
偶然の論理学:可能世界と主観確率(2017年度)
東大TV
フィクションとシミュレーション(2016年度)
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UTokyo OCW
イントロダクション:朝日講座「知の冒険」について(2011年度)
天災と国防 寺田寅彦との対話(2011年度)
対談でつなぐ、去年と今年、あるいは、大災害と幸福の距離(2012年度)
日清戦争研究の現在1(2013年度)
日清戦争研究の現在2(2013年度)
日本近代史における「偶然」(2017年度)
対談(2017年度)
東大TV
近代日本と軍事力ー歴史に学ぶ(2007年度)
個々の記憶と歴史のあいだ(2013年度)
質疑応答(2013年度)
UTokyo OCW
災害との戦い(2008年度)
都市の中の工場(2008年度)
交通の技術が都市の形を変える(2008年度)
災害と歴史学(2011年度)
戸長というメディア:文明開化の伝え方(2015年度)
東大TV
文学部説明会(2020年度)
UTokyo OCW
歴史の遺したものを見つめる(2016年度)
UTokyo OCW
共生の夢と困難さ(2014年度)
白鳥庫吉と日本における東洋学の形成(2014年度)
硝煙のなかの中国史(2017年度)
UTokyo OCW
実証すること、法則を見出すこと(2012年度)
比較史のなかの日本・アジア(2012年度)
近代を超越して新たな世界史を描く(2012年度)
UTokyo OCW
異邦人・異教徒として生きる:近世世界を旅したアルメニア人改宗ムスリム(2018年度)
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東大TV
グローバル化する世界-歴史家の視点-(2007年度)
東大TV
古代ギリシャの城壁と疫病―防ごうとしたもの・防げなかったもの―(2010年度)
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UTokyo OCW
聖なるモノと俗なるモノ ―西洋中近世における聖性付与の諸相(2013年度)
対談(2013年度)
東大TV
文学部説明会(2018年度)
図像学入門 -美術作品の「読み方」(2019年度)
UTokyo OCW
デジタル・ヒューマニティーズと文化財(2018年度)
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UTokyo OCW
日本近代文学における「不安」(2020年度)
東大TV
シンポジウム「文学部というところ」(2012年度)
東大TV
平安文学にみる愛の縺れ(2018年度)
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東大TV
文学部説明会(2017年度)
UTokyo OCW
文字をよむ・かく(2014年度)
デジタル・ヒューマニティーズと東アジアの人文学(2018年度)
デジタル・ヒューマニティーズが照らす知の過去と未来(2018年度)
東大TV
漢籍の境界(2014年度)
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UTokyo OCW
詩はなぜ死を語るのか(2011年度)
東大TV
文学部的リスニング必勝法(2015年度)
東大出版会×新図書館ブックトーク(2016年度)
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UTokyo OCW
社会を描くこころのはたらき(2008年度)
心の仕組みと感情の機能(2012年度)
UTokyo OCW
社会的感性の造形:”自己と他者”という問題をめぐって(2015年度)
東大TV
社会の空気と個人の心(2019年度)
UTokyo OCW
人の心の社会性(2018年度)
UTokyo OCW
ことばの不思議 -身体性・社会性・空間性・歴史性(2010年度)
「お化け」もまた社会学の対象である-クダンの誕生(2010年度)
戸田貞三と日本の社会学(2014年度)
Mobile-Phone時代と他者認識の変容:メディアとしてのことば(2015年度)
東大TV
国勢調査の「美談」分析:国民イベントとしての人口統計(2013年度)
UTokyo OCW
前期高齢期(Third Age)の課題(2008年度)
人口学・人口統計(2008年度)
変わる生き様:少子高齢化と家族の変化(2008)
変わる労働市場:正規雇用と非正規雇用、外国人、高齢者、女性の労働参加(2008年度)
変わる社会経済システム:存続する格差と制度改革(2008年度)
格差社会における共生のあり方(2014年度)
社会的想像力のススメ-見えないことと見ようとしないこと(2015年度)
東大TV
少子高齢化とお互いさま(2013年度)
文学部説明会(2015年度)
超高齢社会・日本の未来:若者に着目して(2016年度)
UTokyo OCW
家族とは誰のことか-家族の境界をめぐって(2013年度)
人口減少社会を生きる(2016年度)
東大TV
人口減少社会を生きる(2006年度)
UTokyo OCW
退却の作法(2018年度)
UTokyo OCW
家族介護・施設介護の臨床(2008年度)
病いという不安と生きる:認知症をめぐる人びとの実践から(2020年度)
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興味のある学科や先生の動画があれば、ぜひ確認してみてくださいね!
進学先を選択する際の指標のひとつにしてくださると嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。