【西編】東大赤門から東西に10時間歩いてみたらどうなる!?【ガチ検証】




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みなさん夏休みはいかがお過ごしでしょうか。UmeeT1年目のヤマトです。

 

ところで最近のUmeeTの記事、ちょっと真面目過ぎると思うんですよね(唐突)

 

「最近わりと真面目なインタビュー記事多めだよね…」そう感じていた方も少なくないはず。

何を隠そうこの僕も、竹馬で東京から横浜まで目指したりスナップを取られようと原宿をウロウロしたり、体を張ったUmeeTの無謀なチャレンジ企画の記事が大好きでした。

東大生は竹馬で東京から横浜まで走破できるのか?検証してみた

2017.03.15

東大男子がスナップ撮られたくて原宿を一日中歩き回ったら……

2017.01.08

 

最近のUmeeTに足りなかったもの。そう、それはノリと勢いです。

 

てなわけで、完全にノリと勢いで決まった企画、

”赤門から方位磁針だけを使って東西にまっすぐ行ったら、10時間でどこまで行けるのか”

の検証をします!!!(前フリがないのはノリと勢いだけで決まったからです)

 

実はこの企画、UmeeTの企画会議で挙がってから12時間後にスタートするスピード感で行われました…(笑)心の準備をする暇もなかった…orz

 

【今回の企画のルール】
  1. 制限時間は10時間(7:00 – 17:00)
  2. 地図やスマホのマップは一切禁止、方位磁針のみを頼りに東西に別れて真っ直ぐ進む
  3. 熱中症など体調に十分気をつける(危険を感じたら迷わず中断!)

 

”西へまっすぐ進んだ場合どこまで行けるか”を私ヤマトが検証してきました!

チロル隊員による「東編」はこちら↓から!

【東編】東大赤門から東西に10時間歩いてみたらどうなる!?【ガチ検証】

2019.09.05

 

いざ出発!

【7:00】

チロル隊員と赤門でお互いの健闘を祈り、方位磁針を握りしめて意気揚々と出発しました。

熱い握手を交わす二人

早朝なので気温も高くなく、

朝の散歩ってきもちいいな〜〜!

とても清々しい朝でした。

これから毎朝早起きして散歩するのも悪くないな、そう思いました。(やるとは言ってない)

それと同時に、「この調子なら案外スイスイ行けちゃうかもw」なんて甘い考えを抱きつつ、とりあえず方位磁針に従い西へ真っ直ぐ進みます。

【8:09】

順調に豊島区へ入りました!

証拠写真に方位磁針を添えます。

【8:29】

目白駅に到着。適度な運動といった感じで楽しい!

 

出発から3時間経過。襲うリタイアへの予感―――。

【9:55】

出発から約3時間が経過し、中野区にちょうど入りました。

ここまでほぼノンストップで歩いてきて、正直もう歩くことに飽きてきた疲れてきました。

てか話し相手がいないんだよな……。

そうこうしていると、ここでトラブルが発生します。

そういえば進む方角を確認するのを忘れていたな、と思い方位磁針を見てみると、なんと進行方向が東になっている…!?

いや…待て待て…。(止まらない冷や汗)

念の為iPhoneのコンパスアプリで確認すると、

は???なんか東の方に進んでるんですけど??????

いやいや落ち着け。

最後に方角を確認したのはどこだ?一体いつから西ではなく東に進んでいた…??

藍染惣右介もビックリ

しかしそれを確かめる術は僕にはありません。目の前の現実を受け入れて、それでも前進するしかない。

まるで人生のようです。

この進行方向トラブルにより、さっきまでたっぷりあった残りHPはだいぶ削られました。

上昇する気温も相まって、

「そもそもなんで僕は炎天下の中、健気に歩いているんだろうか」

「はぁ。もうマヂ無理。リタイャしょ。。」

という心の声と戦いながらなんとか歩みを進めます。

 

コンビニのない不安と恵みの雨

【11:55】

時間は正午近くになり、出発から5時間が経過しようとしています。

この時間帯になると、もはや

暑ぢぃ。。。」

以外の感想は出て来ません。

気温はぐんぐん上昇し、アスファルトの照り返しも相まって体感40度はあるんじゃないかというくらい暑い。

現在地は、杉並区立杉森中学校付近。

 

猛暑なので、周囲を見渡しても出歩いている人はほとんど見かけません…。

 

しかも僕は一人きりです。大変さだったりちょっとした出来事を共有する相手がいないということが、なんだかんだで一番キツかった。

友達は大切にしよう、ただ歩いているだけなのに学びを得ました。

友情は、喜びを二倍にし、悲しみを半分にする。

(スウェーデンのことわざ)

 

大した休憩も取らず5時間ぶっ通しで歩き続けたため、流石にフラフラしてきました。

イートインスペースのあるコンビニで小休止しようと思い、コンビニを探しつつ進みます。

ところが、イートインスペースのあるコンビニはおろか、なぜか小さめのコンビニすら見当たらない…。

さっきまで結構な頻度で見かけたのに、これが都心を離れるということなのか…。

そして追い打ちをかけるように、出発時に買ったスポーツドリンクが尽きてしまいます。

あたりをうろつきますが、それでも全くコンビニは見当たりません。

もう絶体絶命です。

日陰に行ってみるも大した効果はなく、視界がチカチカして来ました。

このまま水分補給もままならなければ、さすがにちょっとヤバいかもしれない…。リタイアの4文字が脳裏を掠めます。

 

ちなみに、めまい・視界がチカチカする、ぼやけるといった症状はⅠ度熱中症の症状です。 自覚症状が出る前に必ず水分補給、休息を取りましょう。僕もこれから気をつけます…完全に甘く見ていた…。

 

このまま続行しようかどうか、グズグズ考えあぐねていると、

なんということでしょう、ポツポツとが降り始めました……!!

これにはさすがに「神様は見ている」と思わざるを得ませんでした。

「そんなタイミングよく降るわけないだろww」

という声が聞こえてきそうですが、こんなことってあるんだな〜、と少し嬉しい気持ちになり、気化熱で体感気温も下がった気がしました。まさに恵みの雨です。

 

こんなに雨が嬉しかったことがかつてあっただろうか。

「神様はまだ俺を見放していないぞ」という主人公感と、「えぇ…まだ歩くのか…」という軽い絶望感の混じり合った何とも言えない気持ちになりつつ、雨に打たれながら再び歩き始めました。

そうこうする間に無事コンビニを発見し、軽く食事を取ることができました。いやぁ、正直リタイヤしそうだった。。。

【13:04】

休憩したことで体力が割と回復し、練馬区へ入りました。方角は合ってそう。(方角間違いに敏感になっている)

 

通りすがりの方にご協力頂いて撮った写真。

 

青梅街道デスマーチ

時刻は13時を回り、制限時間は残り4時間。

相変わらず気温は高く、脚は疲労でかなり重たくなっていましたが、

「せっかく6時間歩いてきたのだから、もうここまできたら10時間歩ききってやる。流石にもう一番キツいところは超えただろう。」

そんな気持ちになりつつありました。

しかし、本当の地獄はここからが始まりだったのです。

 

【13:20】

西に向かって歩いていると、青梅街道に入りました。

 

ところでみなさんは青梅街道ってご存知ですか??

おうめかいどう【青梅街道】

 
東京新宿から多摩川流域を経て甲府盆地に達する街道。
出典 三省堂大辞林 第三版

(引用:http://kaidouarukitabi.com/rekisi/waki/oume/oume1.html)

 

そう、ざっくりいえば新宿から青梅に西にまっすぐ伸びる道です。

ここでリマインドしておくと、今回の僕のチャレンジは「西へまっすぐ進む」というものなので、ここからはほぼ”青梅街道チャレンジ”になってしまったのです。

青梅街道という名称自体は知っていましたが、それがどんな道なのか知らなかった僕は、「大通りに出れてちょっと楽になるかな」なんて気楽に考えて青梅街道という名の大通りへ。

しかし、それは大きな間違いでした…。

この写真を見ていただきたい。

ずーーーーっとまっすぐ

拡大しても終わりが見えない

どうでしょう、この無限に真っ直ぐ伸びる道は。

歩いても歩いても、全く終わりが見えてこない。しかもほぼ同じような景色が延々と続いていく。

もちろん体力的にもかなりキツかったですが、それよりも同じ景色が無限に繰り返されるまっすぐな道に、本当に心が折れそうになりました。

まさにデスマーチ(死の行進)です。

 

あくま「もう結構頑張ったじゃないか。ここでギブアップしてもそれはそれでネタになるし、お前は良くやったよ。」

そんな悪魔の囁きが僕の足取りを一段と重くします。

Youそろそろ諦めちゃいなよ〜

 

でも僕は諦めません。

チロル隊員と赤門前で10時間歩き切ろうと熱い握手で誓い合ったのに、自分だけドロップアウトなんて出来るわけがないっ…ここでやめたら単純にダサいからという理由では決してない

もう、マンガの主人公さながらの精神状態です。

まっすぐ自分の言葉は曲げねえ、それが僕の忍道になっていました。

ここからは、何が何でも10時間歩ききってやるという意地のみが僕の両足を動かします。

 

ナルトの言葉に勇気をもらいつつ、進みます。

女神との邂逅、そしてラストスパート

【15:05】

いよいよタイムリミットの17時まで2時間を切りました。

全身クタクタで、足の裏の感覚もほぼありません。

もう、冗談抜きで何が何でもやってやるという意地だけが原動力でした。

しかし、そうはいってもあと2時間は歩き続けないとなりません。

たまたま久米川駅という駅の近くにきたので、飲み物を補充しに駅前に立ち寄ったところ、

なんと、本日二度目の幸運に遭遇しました。

駅前の携帯ショップで「うちわ」が配布されていたのです。

「いやいや、うちわかよww」

きっとそう思われるでしょう。

しかしうちわはうちわでも、ただのうちわではないのです。

 

 

………

 

………………………。

 

バンッ!!!!

 

ご覧の通り、上戸彩さんのうちわだったのです!!!

きっと普段だったら、

「あ上戸彩だ、かわいいな」

くらいで終わるであろううちわが、その時は疲労が極限に達していたせいか、なんだか光って見えました。

こんな感じ。

青梅街道のデスマーチによって疲弊し切っていた心がフワっと軽くなるような、カラカラの大地に雨が降るような、そんな感覚に包まれました。

(一応言っておきますが錯乱ではありません)

もはやうちわを仰ぐ必要などなく、うちわを見るだけで「あと2時間頑張れるかも…!」というエネルギーが自然と湧いてきました。

一応うちわを仰いでみると、言うまでもなくその風はとても爽やかで、高原を吹き抜けるそよ風のようでした。

一応言っておきますが錯乱ではあ(ry

「かわいいは正義」ってこういうことか!と腑に落ちまくりました。

女神との邂逅により活力を得た僕は、いよいよ最後のラストスパートに繰り出します。

 

10時間チャレンジ終了!

最後の気力を振り絞りつつ、上戸彩さんのうちわを振り仰ぎつつ、できるだけ前に進みます。

もはや帰り道の体力のことなど全く考えていません。ただひたすらに前へ前へ…

そして遂に…

17:00。

歩き切ったーー!!

いやー、長かったわ。。。

息をつくと同時に、ドッと疲労感が襲ってきました。

太陽はもう西に沈もうとしていて、西日が眩しかった

するとまもなくチロル隊員から電話がかかってきて、初めてこの10時間の長い道のりを誰かと分かち合うことが出来ました。

辺りを見渡していると、なんだか少し涙が出てきました…。

この涙は10時間歩き切ったという達成感から来るものなのか、それとも貴重な夏休みの一日をなんて無駄なことに使ってしまったのだろうという後悔から来るものなのか、それとも道行く人達に方位磁針をかざしながらうろつく様子を奇異な目で見られたことに対する羞恥心から来るものなのか、それは自分でも分かりません。

ただ、この旅を通じて、感情を分かち合う友人の大切さと、かわいいということの正義性を実感することが出来たのは確かです。

 

でも、うん、それだけです。

 

最終到達地の風景。マジでなんの変哲もない。

帰り道に食べたチョコモナカジャンボは神の味がしました…

結論

”かわいいは正義”

(おまけ:東大赤門から10時間西にまっすぐ進むと、 東京都武蔵村山市学園1丁目らへんまで行ける

赤門からの追跡記録↓

まぁほぼ西ということで良いでしょう。

移動距離40.88km。単純計算で時速4km/h。ちなみに競歩の選手は時速15km/hだそう。すごい…!

 

10時間歩き切ったら帰りに焼き肉でも食らってやろうと思っていたのですが、自分の脚が光速で帰宅することを所望していて全く言うことを聞きませんでした。

その後全身の筋肉痛の回復に2日を要し、この企画のために計3日を捧げることになりました。

非リアな夏休みを送ってしまっていることを嘆いている東大生のみなさん、大丈夫です。下には下がいることがお分かりになったでしょう。

僕を見て安心して残りの夏休みを謳歌してくださいね!!!!

 

次ページ:「おまけ〜東西対談〜」 戦いを終えた隊員たちは何を語るのか!?

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あまり信じてもらえませんが、実はスイスっ子です

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