【受験応援企画】教えて!ぼくのわたしの受験会場!【駒場キャンパス紹介】

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冷たい風の中にもそろそろ春の気配が感じられる今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

 

風流な感じで書き出してみましたが、去年の今頃の自分は春の気配など感じとることも拒んで二次試験対策をしていた記憶があります。あのストイックさ、さながら羽生結弦選手でした。人は一年で平和ボケしますね。

 

そんな、春に向けて努力真っ最中の受験生のため、本日は二次試験の受験会場の紹介をしたいと思います。

 

去年の私は勉強の合間に自分が受験する会場の様子を思い描いて一所懸命イメージトレーニングをしていました。そんな羽生選手級にストイックな全国の受験生のお役に立てれば本望です。

 

あやかりたいですね。

 

なお、この記事を執筆するにあたり、現役東大生の皆様からアンケートで各号館に関する思い入れや、受験時のエピソードを寄せていただきました。ご協力ありがとうございました。

 

 

受験会場@駒場キャンパス

 

1号館

 

言わずと知れた駒場キャンパスの象徴(シンボル)。築75年、クラシカルな外観に違わず内装もそれなりにクラシカル(古い)。机は1個1個独立しているので、隣の人を気遣う必要はありません。トイレはシンプルですが清潔感があります。

 

1号館はコの字型の建物で、色々な所に出入り口があります。入学後もこの建物で行われる授業は多いのですが、私などはなかなか「どの出入り口から入れば目的の部屋に近いのか」が把握できず、始業1分前に適当な出入り口から入って全速力で1階を一周する羽目になったことがあります。

 

1号館で受験した東大生の方からは、「空調が効きすぎていて空気が悪かった」(2017年度入学・文一女性)との声が寄せられています。

 

また、入学後は第二外国語や「ALESA/ALESS」という英語の過酷な授業が1号館で行われることも多く、多くの学生が思い入れのある場所として名を挙げていました。

 

 

5号館

 

1号館の次がいきなり5号館になってしまい申し訳ありません。そう、入学後おどろきがちなのですが、東大駒場キャンパスの建物の配置とネーミングは一筋縄ではいかないのです。2〜4号館は確かに存在するのですが、大半の学生にとっては利用頻度が低めであり、場所もはっきり認識していない人が多いと思われます。

 

はい、前置きが長くなりました。5号館についてです。5号館は比較的新しく、内装もスタイリッシュな感じです。5号館の机は色々なタイプがあるのですが、机がつながっていて複数人で共有するタイプの机もあるため、出入り等隣の人に気を使う必要があります。トイレは男女とも各階にあり、新しくキレイかつ高機能で、なんと女子トイレにはメイクスペースもあります。(しかしここでメイクしている女子はあまり見かけない。)

 

大きな鏡を見ながら化粧できるので便利は便利。

 

5号館前にはベンチなどが設置されている広場があります。昨年はそこでカップル受験と思しき男女がお昼ご飯を食べているという光景が散見され、個人的に非常に心証が悪かったです。カップル受験を批判するつもりは毛頭ありません。愛し合う二人が同じ目標に向かい、励まし合いながら勉強を続け、受験当日まで一緒にいられるというのは稀有な事態であり、本当に素晴らしく尊いことです。去年の私も見ているだけで涙が出そうになりました

 

個人的感想が長くなってしまいました。すみません。そろそろ東大生の皆さんからのコメントを。

「部屋は綺麗だし、塾の教室みたいな感じ」(2016年度入学・文一男性)

「椅子が据え付けで動かせなかった」(2016年度入学・文一男性)

「綺麗で暖房設備・スピーカーも整っており、恵まれている」(2016年度入学・文一男性)

 

 

7号館

 

この建物は、学生が頻繁に使用する建物の中ではダントツで歴史を感じさせるのではないかと思われます。なんというか…人の温かみがある、といえばいいのでしょうか。歴代の色々な学生たちがこの建物を酷使 愛用していたのであろう、という感想を持たずにいられません。机は(私が確認した部屋は)繋がっているタイプ、トイレは床がタイル張りになっているオールドな感じで、数も少ないです。

※現在(2018年2月20日)7号館は工事中であり、教室内を確認することはできませんでした。

 

私は7号館で授業を受けたことがあまりないのですが、スポ身(体育)の前の着替えのためにロッカールームを使用することが多かったです。そう、話は逸れますが、受験生の皆さん、東大駒場キャンパスでは学生2人につき1個のロッカーが割り当てられます。2人につき1個です。大体はクラスの女子同士、男子同士で共用することになります。私のロッカールームはしばらく使っていない間にもう一人に100%占領されていました。入学後はお気をつけください。

 

東大生の方からは「寒かった」(2016年度入学・文二男性)という声が寄せられています。

 

また、思い入れのある建物として7号館をあげた方は、「(7号館で)サークルのライブをよく行っているから」(2014年度入学・文三女性)との理由でした。入学後音楽系サークルに入ろうと考えている方は、7号館とのお付き合いが長くなるかもしれませんね。

 

 

10号館

 

10号館は、外観は当たり障りのない感じなのですが、視聴覚室を備えているのが大きな特徴です。内観も新しめでキレイです。机は1個1個独立しており、トイレも数は少ないですが清潔感があります。

 

知る人ぞ知る10号館活用法として、「視聴覚室で世界各国の有名な映画が無料で借りられる」というのがあります。学生証だけで利用可能。素晴らしい作品に触れることで学生が教養を深める助けをしてくれるというわけです。入学後は悪い噂も聞きますがやっぱり教務課バンザイ、といった感じですね。しかし、個人的に、10号館で受けた英語中級という授業にまつわる悪しき思い出が蘇るため、あまり10号館には近づけません。

 

映画好きのあなたに朗報

 

以下、東大生からのコメントです…と思ったのですが、10号館に関して寄せられたコメントが見当たりませんでした。10号館は受験会場として使われていない説が濃厚です。忙しい受験生に無駄な文章を読ませてしまいました、すみません。10号館情報は、入学後にぜひご活用ください。

 

 

11、12号館

 

 一括りにしてしまうと両号館のお怒りを買いそうですが、この2つの建物は印象が似ている&距離も近いため統括して紹介させていただきます。いずれも外観&内観ともに突っ込みどころのないシンプルな2階建、あまり新しくはありません。机は繋がっているタイプで、トイレは、女子トイレに関してはキレイだったと思うのですが、現在(2018年2月20日)11号館のトイレが工事中との情報が寄せられています。

 

両号館ともに2階が吹き抜けになっており、天井が高いです。そのため部屋に入る前の広場的なところではやたら声が響きます。あまりおおっぴらにしたくない話はしないほうが良いかと思われます。逆に、全完できた自信のある数学の答えなんかを大声で話すと他の受験生を威圧することができそうです。でもそういうのは良くない。良くないよ。(経験者)

 

以下、東大生からのコメントです。

「11号館の女子トイレは2つしかないので混む。時間に余裕を持って並ぶか、外の簡易トイレを使うべし」(2017年度入学・文三女性)

「(11号館)椅子が動く。あと席が3人がけの真ん中だったから隣に声をかけないと出られない」(2016年度入学・文二男性)

「寒かった」(2014年度入学・文三女性)

 

 

13号館

 

11、12号館と似た感じの外観&内観ともにシンプルな建物ですが、13号館は3階まであり、2〜3階をぶち抜く大教室があることでおなじみです。机は繋がっているタイプ、トイレは新しくキレイです。(※女子トイレ)

 

何を隠そう私も13号館で試験を受けました。

3人がけの右端の席だったのですが、真ん中の男子が頻繁にトイレに行く人で、左端の男子にしょっちゅう席を立って道を譲ってもらっていたので、「この男子は私が女子だから遠慮して左端の男子の方からトイレに行くんだろうか。左端男子には申し訳ないけど女に生まれてよかった〜」とその頃流行り始めていたブルゾンちえみみたいなことを考えていた記憶があります。

 

(しかしトイレに行くのは恥ずかしいことでもなんでもないので受験生の皆さんはトイレを我慢しないでください。3人がけの端の席になってしまった人も、トイレに行く人に道を譲るたび徳をつんでいると思って大らかな心でいましょう。)

我慢する必要はなし寄りのなしです

以下、東大生からのコメントです。

「椅子が固い以外は問題なし」(2014年度入学・文三女性)

「机の縦幅が狭い。前後の間も狭いので移動が不便」(2016年度入学・文三男性)

また、「経済の授業でずっといた」(2015年度入学・文三男性)というように、多くの人にとって入学後も頻繁に使用する建物であるようです。

 

 

900番教室

 

1号館の左脇にある、歴史を感じさせる瀟洒な建物です。1つの建物がまるまる1つの教室なわけですから、1部屋あたりの収容人数はかなり多いです。昨年度は、前期教養学部で人気の授業の一つ『ジェンダー論』がこの教室にて開講されていました。

 

しかしながら駒場生活1年間、なんと私は1度も900番教室に足を踏み入れることなく過ごしてしまいました。そのため内部の詳しい様子はわからないのですが、あまりピカピカな感じではなさそうです。寄せられた情報によると、机は繋がっているタイプで、トイレは部屋の収容人数の割に数が少なく、試験当日は全て女子トイレに改変されていた(2016年度)そうです。

 

私は900番教室に関する個人的な思い出がないため、さっそくですが東大生からのコメント紹介に移りたいと思います。

「寒い」(2017年度入学・文三男性)

「席が四人がけなので、中央の二人は横の人にどいてもらわないと席を離れられない」(2016年度入学・文三女性)

 

また、入学後の900番教室に関する思い入れとして以下のような長文コメントも寄せられましたので、そのまま掲載いたします。

 

「2年生になると法学部の授業が始まり、それらは全て900番教室で行われます。砂漠と言われる法学部の授業は大教室で淡々と教授が講義をするという形式です。

 

こういう環境の中で、芽生える人間関係のあたたかさ、法学徒同士の団結感、そういったものが多かれ少なかれ生まれてきます。

 

自分は2階席に座っていて、実際話すことはない人でも同じ「2階民」同士の暗黙の連帯感、そういったものを感じる時があります。

 

また2階から人間観察をするのも一興です。『あ、この人いつもいるな』『あいついつもあそこでカップル受講してイチャイチャしてるな』『お、今日はあの囲いのオタクが姫に積極的じゃん』無味乾燥と思われた砂漠にもいろんな生き物がいるんだ。そういうささやかな『人間味』を感じる時、あの寒くてボロい900番教室をちょっと好きになれます。」(2016年度入学・文一男性)

 

広大なる”法砂漠”

いい話ですね。法学部志望の受験生の皆さん、砂漠を生き抜く覚悟を今のうちからしておくのもいいかもしれません。

 

……いや、やっぱり当面は二次試験を突破する覚悟だけで十分です

 

建物紹介は以上になります。 

 

時間的・体力的事情により、駒場キャンパスの紹介のみに終始してしまいました。本郷で受験されるみなさま、申し訳ありません。東大に入学された暁には、ぜひご自身の手で本郷キャンパスガイド記事を書いてUmeeTにご寄稿ください。

そして、駒場で受験される文系受験生諸賢にとって、これら会場の情報が少しでもお役に立てば嬉しいです。

 

と、受験会場の情報を紹介してきましたが、現在工事中の部分もあるなど今年度からの変更がなされる部分も少なくないと思いますので、これらの情報を鵜呑みにしないであくまでもイメージぐらいに捉えてください。結局はご自身で前日・当日朝に確認しておくのが一番かと。また、トイレに関しては時間があればこちらの記事も参照してみてください。(しかしこの記事に記載されているベストイレ3つは当日使えるか不明。)

 

ちなみに、駒場キャンパスで思い入れのある建物としてもっとも多く挙がったのは、「駒場図書館」でした。受験会場ではありませんが、とてもキレイで洗練された近代的な建物なので、入学後はぜひ立ち寄ってみてください。(もっとも、多くの学生は自習やレポートの下調べで言われるまでもなく立ち寄ることになるとは思います。)

 

<次ページ>東大生から受験生へ、アドバイス&メッセージ

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ド文系のくせに総合科目D系列を取りまくって苦労したマゾヒストです。

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