the FAST and the FURIOUS: TODAI DRIFT -ドリフトしちゃった東大生-

大学生とクルマ-車はただの移動手段-

車というと、「学生で自分の持ってる奴はボンボン。」そんなイメージがあるかもしれない。

（注）画像はイメージです。

「流行ったのは80,90年代。今はエコカー。」そういう人もいるかもしれない。

（注）画像はイメージです。

「てかさ、車って移動手段だし、動けばなんでもよくね？」

いやいやいやいやいや。

では聞こう。君たちはスポーツカーと呼ばれる車を運転したことがあるのか？

（注）画像はワターシです。

いわゆるスポーツカーは、速さを追い求めてつくられた車だ。もちろんパワーがあって加速が強烈で高い旋回性能を持ち、というようなすぐにイメージできる「車本体のスペック」も高いレベルのものになっているが、問題は、ドライバーがそれを使いこなすことができるかだ。いくら車が速くても、それに乗るドライバーが操れなければ意味がない。

そう、スポーツカーは運転しやすい。ドライバーを中心に考えて作られているからだ。

車の性能と運転しやすさ、その究極の形がスポーツカーであり、そこで培われた技術、ノウハウが一般的な車へと応用される。

つまり、「ただ動く」車などという車は存在しない。最高の性能が求められるスポーツカー作りで、技術が追求されてこそ「ちゃんと動く」クルマができる。

一度、スポーツカーを運転してみてほしい。走ること、運転することにこだわって作られたクルマに、絶対に驚き、クルマに対する考え方が変わることを保証しよう。

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クルマ大好き

なんで僕がクルマが好きなのか？図解しちゃうぞ☆

１.かっこいい。

完全に個人の趣味全開だけど、直線と曲線の調和したデザインがたまらない。

重要なのは「リア」。ケツがかっこよくないといけないんだ。フロントはたぶん、かっこ悪く作る方が難しい笑

あとは「音」。エキゾーストノート。アクセルを踏み込んだ時に気持ちよくエンジンが回って、抜けるような快音とともにクルマが、自分が、前に飛び出していく。

（編集部注※エギゾーストノート…マフラーから聞こえるエンジン排気音を美化した言い方）

こんな官能的な体験はなかなかないね(￣ー￣ )

2.自分で運転できる。むしろ全ては自分次第。

どう動かすかはもちろん、ドライバーが決める。思った通りにクルマが動いて、バシッと走りがキマった時のドヤ顔は、ニヤけすぎてて誰にも見せられない( ´ ▽ ` )ﾉ

3.めっちゃモテる

画像、とても貼りたい。いや実際、本来は、クルマ乗ってればモテると思うんだ。そのはずなんだ。たまたま画像がないだけというか、まだなだけなんだ。俺は信じている。

東京大学運動会自動車部

ということで(？)、僕が所属しているクラブを、簡単に紹介させてほしい。

まず運動会です。ですので、部活の大きな目的は「七帝戦に勝つこと」。

七帝戦とは旧帝國大学である北海道大学、東北大学、名古屋大学、京都大学、大阪大学、九州大学、そして東京大学が年に一度集まって腕を競う大会です。運動会の部活に入部すれば自然にわかるので小さい文字で書きます。気になった人は読んでください。自動車部は毎年だいたい9月の中旬に集まります。タイムを競い、ポイントを重ねて総合優勝を狙います。

ちなみに、去年は優勝。写真ですがその様子をご覧いただこう。

基本的にこれが目標で、なんと今年は東京大学が主管校。否が応でも盛り上がる。

また、学生自動車連盟という組織にも所属しておりそこでもタイムを競います！！！

クルマ好きの友達の輪が文字通り日本全国に広がる！

これって素敵なことじゃない？僕が本当に幸せに感じているのはここの部分。みんないい奴らなんだ。最高！

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自動車競技

次にそもそも何をしてタイムを競うのかということを説明しよう。

だって普通クルマの競技って言ったらF1とか？ってなっちゃいますもんな。

１.ジムカーナ

自動車部員が最も触れることの多い競技。決められた舗装路のコースを、練習で磨いた技を駆使していかに速く走るかを競い合う。広場にパイロンを置いてつくられるコースもあれば、サーキットを用いてつくられるコースも。自動車競技としての手軽さと奥の深さが魅力だ。

２.ダートトライアル

簡単に言えば、ジムカーナのオフロード版。そう。土の上を最速で駆け抜ける。迫力満点だ！

３.ラリー

封鎖された山道、林道、峠道を駆け抜ける。クルマの完全なコントロールが要求される。他の競技と異なるラリー特徴としてはナビゲーターの存在かな。コドライバーとも呼ばれるナビゲーターの役割は、今いる場所を正確に把握し、ドライバーにどのような道が続いているのかを伝えること。

二人で勝利をつかみます！

４.ドリフト

クルマで何かやる、というとドリフトを思い浮かべる方が多いんじゃないかな。リアタイヤを意図的に滑らせ、カウンターを当ててコーナーを駆け抜ける姿は圧倒的。圧倒的かっこよさ。表現が難しいけども、あえてクルマの限界を超えた状態を作り出し、それを維持しながらクルマを走らせる技術。もう既に限界を超えてしまっているので、逆にコントローラブルなのが特徴だ。クルマの挙動についてよくわかる。

どうしてこんなにアツく語っているか？

僕がドリフトしているから。

最高だぜ？

クルマを横に向けて、アクセル全開でコーナーに突っ込んでく快感。ｳｯﾋｮｵｱｱｱ!!!!!!