みなさん、こんにちは!みぎじゅんです!
以前、「東大生って本当に英語を話せるの?実際に話しかけてみた!」という記事でインタビュワーをしていたんですけど、僕のこと覚えていますよね!(覚えてるわけないだろ)
突然ですが、皆さんはラジオを聴きますか?
僕は通学中、ウォークマンで音楽を聴くかわりにFM放送を聴いたりしていますよ。
実は僕、小学生のときに一度だけラジオに出演したことがあるんです。
地元のラジオ局が僕の小学校に生放送に来ていました。
アナウンサーの「今どんなことを勉強しているの?」という質問にひとこと、
「受精です!」と答えたピュアな僕の音声が残っていると思います。(笑)
そんなラジオには思い入れのある僕ですが、今回、TOKYO FMの番組に一般の大学生が出演している、しかもその中に東大生もいると聞きつけました。なんともうらやましい!
その方がこちら!
(なんと筆者の旧知の友達でした。知らなかったぜ…)
中條さんは「FM Festival 2017 未来授業~明日の日本人たちへ」という番組で、学生委員として番組に出演している学生の一人ということでした。
この番組では、若い世代が社会の主軸となる「10年後の日本」を生き抜く智恵を提供することを目的としています。
中條さんたちが今回取り組むテーマは「AIが産業・社会の何を変えるのか」であり、その一環として現在東京ビッグサイトで開催されている「東京モーターショー2017」の日産自動車のブースを訪問するということで、僭越ながら僕も同行させていただきました。
最近「自動運転」が何かとニュースを騒がせていますよね。無人で走る車はSFやアニメで幾度となく描写されてきましたが、本当に実現可能性があるのか、とても気になります。
今回番組に出演する学生委員はこの4名です!
(左から)
東海大学文学部4年 中野侃さん
中條 武さん
慶応義塾大学商学部2年 水田竣太朗さん
慶応義塾大学経済学部4年 水町夏子さん
ちなみに、車の展示はこんな感じでした!かっこよすぎないか!!
早速、ニッサンの考えるクルマの未来について、お話を伺ってみましょう。
学生委員に番組パーソナリティのケリー隆介さんを加えた5人が、日産グローバルブランドエクスペリエンス部の石原達也さんにインタビューをしています。
ケリー:クルマの未来について日産がキーワードとして提示している『ニッサンインテリジェントモビリティー』とは何ですか?
石原:日産が目指す未来の世界に示すコンセプトです。具体的には、よりクリーンでわくわくするドライブを提供すること、誰もが安心して乗っていられる技術を提供すること、クルマと人や街、クルマどうしが相互につながる社会を実現することに分けられます。
水町:私は免許を取ったばかりでまだ運転に不安があるので、自動運転をしてくれるととても安心します。今後自動運転技術がさらに発展していくと、どのようなことが可能になりますか。
石原:現在日産ではプロパイロットという技術を導入していますが、現時点のプロパイロットは、高速道路などの単一車線において、ハンドルやアクセル・ブレーキを一切使わずに車が自動で走行するという技術になっています。
今後、2018年には複数車線の道路で追い抜きを含めた走行ができるようになり、2020年には信号の停止や交差点内の人の横断に対応して街の中を走ることができるよう発展していきます。2022年までには完全に無人で車が走る世界の実現を目指して開発に取り組んでいます。
(筆者の心の声:え、これから5年でそこまでいっちゃうの!?免許取ったの無駄にならないよね…?)
プレゼンテーションではこんな技術の紹介も!
SAM(Seamless Autonomous Mobility、サム)
分かりやすく言うと航空管制システムの自動車版です。
自動運転車の人工知能が自分で判断できないアクシデントに直面した時に、管制塔の人間(モビリティマネージャー)が自動運転と交通システムをサポートするというものです。
例えば、進路上に障害物があって通行できないときに、AIがSAMを通じてモビリティマネージャーから回避ルートの指示を受けます。このアクシデントの解決法はクラウド内に蓄積され、SAMを通じて周辺の自動運転車に送られるため、その後はモビリティマネージャーの指示がなくても回避できるようになります。
クルマどうしがこうやってコネクトされるんですね。
(ヤバい、PCの充電なくなってきた…。早くコンセントにコネクトしなきゃ)
次ページ:車と車のコミュニケーション!?「未来授業」学生委員が自動運転の先の未来を考える!