ーー-とある日の夕暮れ。
大学生の遠藤・田中・高橋はテストも終わり、来年度の過ごし方についてだべっていた。
高橋(以下、高) 来年なんか新しいこと始めたいな〜、何すればええんやろ。もうそろそろポ◯モンGoも飽きたわ。
遠藤(以下、遠)まだやってたのかよw 何しような〜。
田中(以下、田)何すればいいんだろね〜。
遠 そりゃやっぱ夢に向かってなんか努力した方がいいんちゃう?
高 漠然としすぎだろ…
遠 じゃあまず聞くけど、高橋の夢って何?
高 うーん、、、、なんだろ、、、今まだわかんないから、とりあえずコンサル行って、色んな会社の経営に携わって考えようと思ってる。
遠 うわーーw出ましたwwwとりあえずコンサルwwwwwそんなビールみたいな感覚で選ばれたらコンサルもかわいそうだわ。ちゃんと考えてコンサル行こうとしてる人に謝れよ。
田 でも将来のことなんてまだわかんないよねー。。。私も大学ではマーケティングについて勉強してるけど、なんとなく漠然としかイメージが湧かない。。。正直社会出ないとわかんない、みたいなとこあるよね?そういう遠藤くんは?なんか将来の夢持ってるの?
遠 うーん俺は、獣医師免許をとって、多くの動物を病から救いたいと思ってるよ!将来は国際的に活躍する獣医になって、動物や人間の病気をなくすことで社会に貢献したいと思ってる!
高 …意外とかっこいい夢持ってやがるじゃん…でも、そんなんどーせむりやろ。獣医の資格はそりゃ6年学んで、試験受ければ取れるかもしれんけど、病気をなくすとか無理でしょ…。
遠 やってみなきゃわからないし、そもそもこの時点で諦める要素なにも無くない?
高 そうだけど…。てか、熱いわ!夢熱く語るのやめろよ、サムイわ!
田 アツいのかサムいのかどっち笑笑
小林(以下、小) いや~、わかってないなー。将来何がしたいか、ちゃんと夢を語ることができるってすごいかっこいいと思うよ。
田 え、いきなり誰!!
小 HLABの2017年度学生代表の小林です。来年やることがないみたいな話してたけど、運営メンバーとしてHLABに関わってみません?
高 はあ…。HLABってなんすか?どんな卑猥な研究室なんすか?
小 基本的にはアダルトグッズをより高性能にする…ってちげーよ、HなLabじゃねーわw興味はあるけど。
遠 じゃあなんなんですか。
小 よし、HLABについて説明しよう!
小 HLABは、端的に言えば 近しい世代からお互いに学び合う機会を提供している団体なんだよね。
東大とか、他にも日本の大学に通っている人は、それまで周りに東大を含める日本の大学に進む人が多い環境にいた人が多いと思うし、
日本の大学に進むことが普通なことが結構多かったんじゃないだろうか。 でも選択肢って”日本の大学に進む”以外にもいっぱいあるし、
そもそも周りの環境に流されて決める進路選択より、主体的に自分が何がやりたいのかを早めに見つけて行動し始めて欲しい と思って活動してます!
田 なるほど、周りに流されるだけじゃなくて、高校生が本当に自分がやりたいことを考えるキッカケとなる場所を作るんだね!
小 そうそう。例えば高校生の時って漠然とこういうことをしたい、とか思っても何をすればいいのかわからなかったりする。
周りの大人の職業しかよくわからないし、大学で学ぶ学問もよくわからないから、周りの人と同じような進路を選択してしまう。 そしてそのまま、とりあえず東大、とりあえずコンサル、と周りとおなじように”なんとなく”で自分の将来を決めてしまうんだよね。
高校生たちに今必要なのは、「自分が将来何をしたいのか・どんな選択肢があるのか」「そのために何ができるのか」を身近なロールモデルとして実感できるチャンスなんだ。
だから、大学生と寝食を共にしたり、社会人とすぐ近くで対話したりすることで、将来のこと・仕事・学問のことを知ることができる機会として、我々大学生がサマースクールを提供しているんだ。
高 ふむふむ。サマースクールはどこで開催してんの?海外?
小 団体自体は2011年から始まっていて、2016年のサマースクールは、東京、長野県(小布施町)、徳島(牟岐町)、宮城県(女川町)の4地域を開催地とし、2016年だけで、合計約250人程度の高校生が参加してくれたよ。現在では1000人以上の過去参加者を抱える、とても大きな団体になったんだ。
サマースクールは、ハーバード生を始めとする海外大の優秀な学生と一緒に作り上げるセミナーや、
日本社会で活躍する社会人を招いたフォーラム(これまで登壇いただいた方のリストはこちら(東京))、
社会で活躍する社会人と間近で話すフリーインタラクションなど、様々なコンテンツで構成されているね。
サマースクールの他にも、法人としては寮を運営したり、柳井正財団の奨学金の運営協力も始まったんだ。
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遠 なるほど、活動の趣旨とか概要は理解できたかな。でも、なんでハーバード生とかが出てくるの?
小 まぁ、HLABを始めた人がハーバードの出身者だからっていうのがあって、元々ハーバードに進学したときに感じた日本人の内向き志向に対する問題意識から始まってるんだよね。あと単純に、選択肢としてハーバード大とか海外大に進学するとかって考えはしたりすることはあるけど、実際に行動に移す人ってすくないじゃん。実際ハーバード生と関わることで、身近に感じてもらうっていうのもあるよね。
遠 なんとなくわかった。HLABは、高校生が国内外の大学生や社会人を身近に感じることで、その人達から進路とかいろんな学びを得るための機会を大学生が提供してるってことなんだな!
小 そう、そういうこと!
高 でも、学生が勝手に盛り上がってるだけの、ただの意識高い系団体だったりしないの?
小 三菱商事やP&Eディレクションといった企業の方々に協賛いただいているし、
徳島や小布施のサマースクールは教育委員会と協力してやっているよ。予算規模は大体全地域で1億円程度となってるよ。
まぁ、意識高い系の定義にもよるし、そんな批判はどんな活動に対してもすべきではないと思うけど、ある程度社会的意義はあると思っていただけているんじゃないかな。
小 どう?運営メンバーとして参加しない?
田 そういえばそういう話だったね笑 ぶっちゃけ、参加するメリットってなんなのかな?
小すごいストレートに聞いてくるな(汗)
メリットというと無機質だけど、いっぱいあると思うよ。
まぁ単純に、ハーバードとかコロンビアとか海外大生と知り合える機会ってめったにないんじゃないかと思うんだ。
そういう機会として海外大生と友達になれるっていうのものあるし、運営って結構いろんな作業をするんだよね。
資料作成とかMTGでの話し合いはもちろんなんだけど、財団への申請とかもやることがあって、色んなことやってみたい、とか社会に出る上での力を身につけたいって人にはピッタリじゃないかな! あとは、HLABの卒業生は世界中で活躍しているから、このコミュニティにいることで大学生としてもいろんなことを聞けてためになると思うよ。
高 ふーん、お前もそれが魅力だと思って関わってんの?
小 そうだね、俺は、HLABの一番の魅力は、やっぱりこのコミュニティの人達だと思うかな。
コミュニティの特徴として、本当に色んな国の大学生・高校生・社会人と深く関わりあえるってのが魅力かな!!
遠 興味出てきた!!けど団体の活動とか、どんな人がいるかとかもうちょっと知りたいなぁ〜
小 じゃあ、2/4に駒場で説明会を開催する予定だから、そこに来てよ!!待ってるぜ〜!
HLAB2017運営メンバー向け説明会
日時:2月4日(土)11:00~12:30(10:40より受付開始)
場所:東京大学駒場キャンパス コミュニケーション・プラザ 多目的教室1
対象:2017年1月現在高校3年生~大学・大学院に通っている・もしくは休学中の方
参加費:無料
海外大生と知り合いたい、
留学に興味がある、地方創生に興味がある、
周りの意見に左右されずに進路を決めたい、
高校生に自分の学びを還元したい、
という人は是非ご応募ください! 皆様の応募をお待ちしてます!
また、現在HLAB2017の運営委員を募集中です。
詳しくはこちらのサイトをご覧ください!