「「誰にでもできることがある」東大生が五月祭で募金する理由」のサムネイル画像

「誰にでもできることがある」東大生が五月祭で募金する理由

2016.05.11

4月14日以降、熊本・大分では 震度5弱以上の地震が16回起きた

家が潰れる。

山が崩れて道路を塞ぐ。

避難所にいても食料が足りない。物が足りない。

一時間に一回以上、揺れが起きている。

先が見えない。不安で眠れない…。

このような状況を見聞きして「自分に何かできないか…」「自分はここでこんなことしてていいのか…」そう考えた人も多いはず。

僕や僕の友達も、その思いでずっと落ち着かない気持ちでいる。

だから駅前でやってた募金にお金を入れたし、物資が不足していると聞いた時は何か送れるものがないかと考えた。

調べてみたら 物資を個人で送るのは反対に迷惑になりやすいとわかったので、物を送るのはやめたけど。

他にも寄付を募ってる団体を調べたり、企業のカードやポイントで簡単に寄付する方法を知ったりもした。

まだ他にできることはないか…?

友達と話して、今回の五月祭で、募金を集めることに決めた。

なぜ五月祭でやることにしたか。

たまたま僕たちの目の前に大きなイベントがあった。僕らはそれを機会と捉えた。

五月祭は東京大学の公式行事で、かなり多くの人が集まる。

そこで募金活動に目を留めてもらえれば、もちろんお金も集まりやすいし、それだけじゃなくて、こんな、ただの大学生が募金とか寄付できるんだなって、自分にもできることがあるかもしれない って、
多くの人に気がついてもらえるんじゃないかと思ったから。

他の人にも声をかけてみたら、関心はあるけど行動は何をすればいいのかわからないままでいたという人も多く、一緒にやりたいと言ってくれた人たちもいた。ありがとう、興味を持ってくれて嬉しい。

こうして参加メンバーが集まった。

ロゴマークを目印として、募金箱を五月祭の会場に複数設置します。
詳しい内容はまずは「熊本応援募金@五月祭 一年生部」のFBページを見てもらいたい。

他の寄付先や寄付の方法も紹介します。

訊きたいことがあれば、何についてでもいいので、連絡先・お問い合わせ用のメールアドレスにメールしてくださいm(__)m

僕たちは関東にいるけど、熊本・大分で起きている災害に関心を持つことは大切だと思う。

これは日本のどこでも、世界のどこでも同じ。

今この瞬間に、どこかで苦しんでいる人がいる。

そのことに少しでも思いをよせられていたら。

自分に何ができるのか考えることにつながるから。

それはいつか行動になるから。

僕らの企画を通じて、自分以外の人の苦難や災害に関心を持つ人が一人でも増えれば、誰かが「自分にもできることがある」って気がついて行動するきっかけになればいいなって思ってる。

ここまで読んでくださった方、ありがとうございました。

これを偽善だと思うあなた。

僕らはあなたをとがめない。

あなたが被災された方々のことを思っていれば、僕らはそれでいいんです。

この記事を書いた人
筆者のアバター画像
熊本応援募金@五月祭
はじめまして! 熊本応援募金@五月祭です。UmeeTのライターをやっています。よろしければ私の書いた記事を読んでいってください!
記事一覧へ

こんな記事も読まれてます