2015年度春季新人戦 準優勝
2015年度秋季リーグ戦 4位(四勝六敗)
2015年度秋季新人戦 3位
2012年度、2013年度 春季リーグ戦 二連覇
これは、東京大学軟式野球部が東京六大学軟式野球リーグで残した成績です。これをみて、あなたはどう思われたでしょうか。
東大が、六大学野球で結果を残している。
これって結構、すごくないですか?
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そもそも、軟式野球とはどんな競技なのでしょうか。
野球は、プロ野球や甲子園でおなじみの競技です。しかし世間で”野球”とみなされているスポーツは、ほぼすべて、硬式野球です。
それに対して、軟式野球は非常にマイナーなスポーツ。例えば全国の高校に存在する硬式野球部は4,030(2014年度)、対する軟式野球部は446(2013年度)と、約十倍の差をつけられています。さらに硬式には、春のセンバツ大会と夏の甲子園大会の、春夏2回の全国大会がありますが、高校軟式野球の全国大会は夏の一回のみ。しかも高校野球の聖地、甲子園球場は使わせてもらえません。
軟式野球とは、同じ野球でも、非常にマイナーな競技なのです。
せっかく野球やっているのに、なぜわざわざマイナーな方を選ぶの?と思われるかもしれません。
実際、「東大で野球やってます」と言うと、必ず、「え、神宮で!?」と聞かれます。
それに対して、「軟式です」と返したときの相手の表情といったら。「なーんだ、つまんね」って顔に書いてあります(笑)
それでも軟式を選ぶ理由とは何か。部員の多くは、「勝ちたかったから」と答えます。
野球の醍醐味は、打った、投げただけでなく、「チームが勝つ」という所にあります。
ではなぜ、軟式なら勝てるのか。
実はこの軟式野球、大学レベルになると、硬式野球とは全く別のスポーツに変貌するのです!
軟式ボールはゴム製のため、飛距離が出ません。大学生でも、ホームランを打つのは至難の業ですし、そもそもヒットすら打ちづらく、好打者の基準となる打率3割に達する選手は、非常に限られています。
「ボールが飛ばないとつまらないじゃないか」、と思った、そこのあなた!
断じて違いますよ!
硬式であれば、体がデカくて運動神経抜群の打者が出てくれば、どかーんと一発打って試合を決めることもできます。
しかし軟式は、打球が飛ばないため、得点自体も少なくなります。そうすると、少ないチャンスをモノにするためには、単純に打って遠くに飛ばす以外の選択肢を考えなければなりません。
つまり、軟式で勝つためには、野球の上手さだけでは足りない。
勝つために、得点するために、”知恵を絞る”ことが求められるのです!
知恵を絞る、頭を使う。ここに我々東大軟式野球部が「勝てる」秘密があります。
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情けないことですが、他の五大学の選手たちに比べ、東大生はパワーで劣ります。
そこで重要になるのが守備と走塁。ここに、先ほど言った知恵が効いてきます。守備では、相手打者のデータに基づいて守備位置を変えたり、苦手な球種・コースを研究したりして、失点を最小限に抑えます。
走塁では、相手のスキを突く走塁を得意としており、盗塁やヒットエンドランなどを積極的に仕掛けることでプレッシャーをかけつづけ、相手を追い詰めます。
頭を以て力を制す。それが東大軟式の野球です。
だからこそ、勝利の瞬間は、まさに格別!!
我々東大軟式野球部の魅力、少しは伝わったでしょうか?
さて、話は変わります。
頭を以て力を制す。我ながら、偉そうに宣いました。しかし、その実現には優秀な選手が多く必要です。
そう、ここからは今年度の新歓についてのお話をします。
以下が今年度の新歓日程です。
4/9 14時~ 体験練習@駒場キャンパス野球場 → 食事会
4/23 10時~ 体験練習@駒場キャンパス野球場
4/30 14時~ 体験練習@駒場キャンパス野球場 → 食事会
5/7 10時~ 体験練習@駒場キャンパス野球場
※体験練習後の食事会は新入生無料!
「大学でも野球がしたい、でも運動会はちょっと…」という方
「俺は硬式野球部で神宮のグラウンドに立つんだ!」という方
大歓迎です!!
まずは是非一度、体験練習に来てみてください! 百聞は一見に如かず!
※詳しくは、以下の連絡先までメール・DMにてご相談ください。
新歓用Twitterアカウント @nannshiki2016
新歓代表 大音裕紀 oto.nanshiki@gmail.com
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興味のある方はぜひご覧ください!
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