言葉が、歴史を変える瞬間。あなたはその目撃者になります。
スピーチ。
一人の人間が、静まった聴衆を前に、一方的に語り続ける、異常な時間。
そんな不思議な営みは、人類の歴史を幾度となく変えてきました。
自由に抱かれた大国の誕生を宣言した大統領がいました。
黒人差別の根絶という高邁な夢を語った牧師がいました。
女子教育の必要性を訴えた幼い少女は、私たちと同じ世界に生きています。
1月24日、安田大講堂にて開催される英語スピーチ大会、「東大杯」は、歴史を動かす12のスピーチと、最高の体験をお約束します。
こんにちは!
東大杯実行委員長の浦野湧と申します。
東京大学ESSがお送りする英語スピーチ大会「東大杯」は、今年で10周年となります。
本日は、私たちが一年間かけて準備してきた、この日本最高峰の英語スピーチコンテストについてご紹介したいと思います!
日本の大学生からの応募に限定する英語弁論大会がほとんどを占めるなか、
東大杯は、年齢・国籍を無制限としました。
沖縄の中学生から、パキスタン人の会社員まで応募が来ます。
厳しい予選を勝ち抜いた ”最強の” スピーカーたちは、以下の通りです!
昨年度の大会を席巻し、8つの大会で優勝するなど伝説的な成績を残した「2014年度最強スピーカー」。現在はスピーカーを引退、インストラクターとして数多の後輩を大会入賞へ導いているが、今回東大杯でスピーカーとしての復活を決意した。
高校生ながらそのスピーチは予選ジャッジから絶賛を受け、2年ぶりの高校生出場が決定した。アメリカはカンザスとウィスコンシンで8年間を過ごし、現在はアントレプレナーを夢見て日本の高校で勉学に励む彼女のスピーチに、大きな注目が集まっている。
昨年度東大杯準優勝者を輩出した西の雄、同志社大学から2年連続の刺客。実行委員長を務めた関西最高峰のスピーチ大会「新島杯」は今年も最大限の注目を集めた。引退試合となる今大会では、自身の沖縄での体験を基にした力強いスピーチを披露する。
第8回東大杯の優勝者。早稲田大学在学中はスピーカーとしてその名を轟かせ、現在も同大学の後輩たちに師と仰がれる存在である彼女が、2年ぶりに壇上へ帰ってくる。社会人としての思いを綴った美しいスピーチは、すべての聞き手の心をゆさぶることだろう。
イギリスで幼少期を過ごし、ハリー・ポッターとシャーロック・ホームズに憧れ、現在は大学で英国学を専攻するいわば「ブリティッシュガール」。東京外語大のチーフとしてスピーチ部の発展に尽力し、後輩から絶大な支持を集めている。
北は東北大学から一年生の出場者。昨年12月に行われた日本一の1年生を決定する大会、「Golden Cup」では3位入賞を果たした。自身の強烈なバックグラウンドとそれに対する真摯な思いをスピーチにぶつける。
第8回東大杯では高校生ながら出場を決め、スピーチ界を驚かせた。大学入学後もGolden Cupで優勝するなど華々しい活躍を見せる彼女は、スピーチをする理由を次のように語る。”I have a strong message that I wish to convey many people”
国内最大の英語会である立教大学スピーチセミナーからは、同団体きってのイケメンが出場。持ち前のユーモアを交えつつ、本人が「super rare」と評する真面目な一面をも見せる最高傑作「Question the Wall」は、彼のスピーチ人生の集大成だ。
今年度二人目の高校生スピーカー。海外で学んだ7年間の経験をもとに、日本と世界の教育に深く切り込んだスピーチは、文句無しの予選通過を決めた。彼の最大のゴールは優勝の先にある。”My biggest goal and wish is to persuade, entertain, and inspire the judges and audience”
通訳・翻訳家として活動する傍ら、全世界30万人以上が参加する社会人スピーチクラブ「Toastmasters」に所属し、昨年秋の日本大会では見事3位に輝くなど卓越した実力をもつ彼女のスピーチは、間違いなく今大会の見どころの一つだ。
今シーズンほぼすべての大会の大会に出場を決め、そのうち8つの大会で優勝を果たした今期最強のスピーカー。オーディエンスを惹きつけてやまないそのパフォーマンスはもはや説明不要だろう。青山学院大学チーフに就任した勢いそのままに、最高峰の舞台に挑む。
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うーん、美女ですね。彼女こそ、東京大学ESSから代表スピーカーに選ばれた理科一類の1年生、杉本雛乃さん。ミュージカル鑑賞とカフェ巡りが趣味だそう。
そんな杉本さん、高校時代は雫の会というボランティア団体のリーダーを務めていました。中1から高3の生徒からなる大規模な団体で、企業と協力して海外の孤児院を支援したり、東日本大震災時に募金を呼びかけたりと、幅広く活動を行っていました。
この経験から生まれたのが今回彼女の披露するスピーチ、「More than Charity」です。綺麗な英語と静かな語り口が伝える真摯な思いは、私たちの心にまっすぐに刺さります。
東大杯の会場となる、有形文化財第1号、安田大講堂。東大生も普段は入ることができません。
僕も下見で初めて中に入れてもらったのですが、絶句します。美しい。
そんな日本一の舞台の開演は、東京大学吹奏楽部による公演とともに幕を開けます。
華々しいセレモニーのあと、12人のスピーカーたちが、前後半に分かれて英語のプレゼンをします(詳しいタイムテーブルはこのページ最後に記載したHPをご覧ください)。
東大杯は、スピーチのシーズン最後に位置する大会です。
通例として一つのスピーチは、完成すればシーズン中何度でも発表できるのですが、シーズンが終わると基本的にはそのスピーチを行いません。
すなわち、シーズンのうち最もハイレベルなスピーチが出揃い、かつもう二度と聞けないスピーチが聞ける大会が、東大杯なんです!
優勝者には「東大杯」と呼ばれる巨大なトロフィーと、賞品として海外旅行チケットが手渡されます。
審査員には各界の著名人たちをお招きします(過去には国連事務次長や映画監督(!)、駐日大使など)。
今年のジャッジも錚々たるメンバーとなりました。
彼らとスピーカーが質疑応答をするQ&Aセッションも見応え十分です!
大会後には立食パーティ(500円)に参加し、スピーカーやジャッジ、他のご来場者と交流することも可能です。
このような贅沢の限りを尽くした大会を、無料で観戦できる、
年に一度のチャンス、逃す理由はありません。
1月24日、安田講堂にて、あなたをお待ちしております!
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生で聴く英語のスピーチは、ぞっとするほど魅力的です。
皆さまのご来場を心よりお待ちしております。