「かるたで負けると人として負けた気がする」東日本王者になった東大院生・坪井寛行さんが語る競技かるたの魅力とは




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かるたの魅力

──中高大と今までかるたとともにあった人生だと思うんですが、そこまで坪井さんを惹きつけるかるたの魅力ってなんだと思いますか?

 

やっぱり総合力が問われるところですかね。

競技かるたは一対一の競技で、あらゆる自分の力を動員するから、相手に負けると人として負けてる感覚になります

もちろん、自分が勝ったからといって、人として勝ってるとは思わないけど、負けると、あらゆる面で負けてるところが見つかる。心の面でも負けてるし、技も負けてるし体力も負けてるなって思ったりするんですよね。

成長意識が高い人は向いてる競技だと思うし、僕はそういうのがすごい好きですね。

競技かるただけじゃなくて、自分の人生においても、これからどんどんステップアップしていきたいなと思ってます。

先のビジョンを持って、自分をどれだけ磨いていくかっていうのが大事なんじゃないですかね。

かるたをやってて、自分はそういう生き方なんだなっていうふうに認識しましたね。

 

──これからも競技かるたはずっと続けていきたいですか?

 

そうですね。もちろん続けていきたいし、やっぱり名人をとるところまで突き詰めたいなって思ってます。

東大生へメッセージ

──最後に東大生に向けてメッセージをお願いします。

まず勝負が好きな人は競技かるたにすごく向いてますよね。

大学で途中から初めて強くなってる人もいるので今からでも遅くないです。最近は特にかるたブームですし、始めやすい環境にはあると思います。

僕が所属してる東大かるた会は、自分の代だと1学年10人くらいしかいなかったんですけど、今1年生は40人くらいいます。毎週練習にくるのが40人くらいなのですごいですよね。単純に3〜4倍には人が増えました。新歓とか百人単位で人が来る

完全にちはやふる効果ですね。

ただみんな名人目指して真剣にやってるっていうわけじゃなくて、純粋に楽しもうっていう人もいます。

どういう気持ちでやるかは自由で、僕みたいにすごいストイックにやってる人もいれば、楽しんでる人もいて、僕もそういう価値観ももちろん認めてて。

楽しんでやってる人は真剣にやってる人をリスペクトしてくれてるし、僕らも楽しんでやってる人を大事にしてるから、上手く共存できていると思います。


──かるたにはいろんな関わり方があるんですね。

そうですね。関わり方は自由です。

かるたって純粋に楽しいんです。純粋に、ゲームとして楽しい。

僕らみたいに真剣にやるにしても、一番大事なのは楽しむこと。かるた仲間で集まると話は尽きないし、今日だってこんなに長く語れちゃうくらいにはかるたが好きです。

かるた以外のことでも、嫌々やってて成長できることはないと思うので、上に行きたいと思うなら心から楽しむことですよね。

かるたを純粋に楽しみ続けていられたから、今の僕があるんじゃないかなと思っています。

 


まっすぐ先を見据える視線に力強さを感じる一方で、かるたが好きだと楽しそうに語る姿もまた印象的でした。

激しい戦いの裏にあった競技かるたの奥深さ。

興味を持たれた方は学内唯一の競技かるたサークル、東京大学百人一首同好会をのぞいてみてはいかがでしょう。以下のリンクからどうぞ!

https://ut-karuta.bushidoo.com



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