チャンネル登録者数急増中!YouTuberになるために大学院を中退したヨビノリさん




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進学校ではなかった高校時代からの生い立ち

——ところで、たくみさんは研究者になりたかったとおっしゃっていましたよね。なかなか研究者になろうと思うことはないと思うのですが、昔はどんな子だったのですか?

「中学の時までは将棋とかやってて、正直勉強にはあまり興味ありませんでした。高校も一番自分の家に近かった高校に通ったので全然進学校とかではなかったですし。

勉強に興味を持ったきっかけは、高校の一番最初の時の学力テストですかね。

そこでいきなり一番をとりまして笑。そうするとまあ、勉強できるキャラになるじゃないですか。キャラって人を後押しするのでぼちぼち勉強もやりはじめましたね。

でも特にその時は研究したいとかもなかったので、スポーツの専門学校に行こうと思ってました。高校の時バスケやってたりもしたので。

高2の最後の面談のときに専門学校行きたいと言ったら、先生にめちゃくちゃびっくりされて、それで大学に進学するかーってなりました。

そこから本格的に勉強を始めたら、夏ごろの全国模試2番(!)になって。「俺はもしや、勉強できる人間なんじゃないか?」ってなったんですよね笑。

その時までは勉強に興味なかったんですが、やり始めてからはすごい楽しくなりました。
研究者になろうと思ったのは、高校の最後ぐらいですかな。そのときには本当にはまっていて」

 

——う~ん、天才という感じが伝わってきますね笑
研究者を目指す人でそういう人って結構珍しいんじゃないですか?

「そうですね。高校のころは勉強だけがすべてじゃない環境で生きてきたから、みんな勉強好きだっていう環境を東大に入ってから体験したんですが、やっぱり周りは小さい時からそういう環境に身を置いていたという人が多くて。

「勉強だけが全てじゃない」という環境を知っているからこそ教育者として向いているかもしれないですね。研究者の場合は逆に自分が成長するかどうかだから、周りが勉強好きのほうがいいと思いますけど」

——研究者を志してからの大学時代はどんな感じでしたか?

「実は、サークルはテニサーに入ったけど1週間で辞めまして。

大学に入ったら楽しいのかなと思っていたのですが、新歓合宿の雰囲気が合わなくて。その時の一発ギャグは一番ウケた自信があるって今でも思っていますが笑

ちょっと前まで高校生だった自分には環境に慣れなかったんだと思います。
サンプル数1のガバガバ推論ですが、サークルは自分には合わないなって判断して行かないことにしました。

でも学科の友達とは仲良くしていて。よく青春捨てたとか思われてますが、全然そんなことはないですよ笑

普通に楽しい大学生活を送らせてもらいました。

バイトは週2回予備校講師をやってた以外は割と暇だったから、勉強もそこそこにしてました。経済とか歴史とか、物理とか数学じゃない勉強も大学入ってからやってて。やっぱり教養を身に付けたくなるじゃないですか。

あと、研究者を目指す界隈みたいなのに触れるとわかるんですが、その子らって大学1年生のころから範囲とか気にせずガンガン研究をしているみたいな人もいて、それに触発されて進んだ勉強とかもしてはいました。

今となってはオールジャンルの勉強をやってきたことが良かったなって思いますね」

——たくみさん、授業動画のバラエティさからも教養の深さを感じますしね。

ところで大学院の博士を最近中退されたと聞いたんですが、中退はYouTubeがきっかけですか?

「博士に進学するタイミングで研究制度の関係でバイトができなくなってしまって、予備校を辞めざるを得なくなったんですね。

で、もちろん研究は楽しかったんですが、それ一本ってなると想像以上につらくて。多分研究とバイトのバランスが良い具合に取れていたからこそどっちも楽しめていたんだと思いますね。

そこで、このまま研究者を目指すよりもいっそ自分は教育系も好きだから予備校講師になる道もあるんじゃないかと思って。

最初は博士課程を卒業してから予備校講師を目指そうと思っていたんですが、多分博士課程の期間中一切人に教えていないというブランクがあるとその先絶対うまくいかないなってなりまして。

そこで授業能力を衰えさせないためっていうのと最初に言った大学の物理・数学を予備校のクオリティで教える授業がしたいという理由からYouTubeを撮り始めたら、どんどんのめり込んでいきました。

研究者になるよりは今のこの活動を続けたいと思うようになって、学位を取る意味がなくなったから、中退することを選びました

 

——研究者の名残として今も知識を取り入れたりはしていますか?

「教育だけじゃなくて最新の研究を読み込んだりしていますね。

大学院生ほど研究はしてないけど、誰かからヘルプを頼まれたときに協力できるくらいの知識は取り入れるようにしています。

リアルな研究の現場に近い教育者でありたいとはずっと思っていて。

というのも、研究者と教育者って対立っぽいのがあると思うんですよね。教育者のほうが研究者からすると負け組という風に思われてしまっているというか。

自分がそのどちらにも近い存在でいることで、なんとかこの現状を打破できないかと妄想しています」

 

——今も研究論文を読まれたりしているということは、将来的に博士号をとる可能性もなきにしもあらずという感じでしょうか?

「将来的に広告収入だけで生活できるぐらいの余裕が出てくればとるかもしれないですね。今はなんとも言えませんが」

 

——それでは最後に、たくみさんの今掲げている目標を教えてください!

「全国の理系大学生、俺についてこい!」

ということで、全国の理系大学生全員がチャンネル登録してくれることが目標とのことです!!

真面目な動画だけじゃないよ


僕はたくみさんの動画をよく見ているんですが、本当にわかりやすいです!

YouTubeの動画はとても工夫されていますし、大学時代学んだ教養や研究の経験が生かされています。

たくみさんの才能もひしひしと感じますよね。

実際僕もよく動画を見ていて、助かったことも何回かあります。

慶應義塾大学の入試の前日にたくみさんの「ウォリス積分」に関する動画を見ていたのですが、実際それが背景に隠れていた問題が出て、スラスラ解けました。

たまたま感はありますが感謝ですね。

今、単位で困っているそこのあなた、今すぐチャンネル登録を!笑



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ABOUTこの記事をかいた人

東大文2の1年生。 スペイン語選択らしく(?)意識低く生きる。

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