チャンネル登録者数急増中!YouTuberになるために大学院を中退したヨビノリさん




LINEで送る
Pocket

こんにちは!YouTubeで「予備校のノリで学ぶ大学の数学・物理」というチャンネルをよく見ているいとうです。

皆さんはこのチャンネルをご存知でしょうか??

主に授業動画が投稿されているのですが、この「予備校のノリ」を交えているのがとても面白いんですよね。

最近では人気急上昇中で、AbemaTVで放送されていたホリエモンとタレントの4人が東大受験に挑戦する企画である、『ドラゴン堀江』のサポート役としても活動していました。

今回、そのYouTuberさんに会える機会があるということで、インタビューしてきました!

彼のYouTube投稿にかける思い、そして授業を支える豊富な教養や研究経験を身につけてきた経歴をご紹介します。

 

👉学生証

  1. お名前:たくみ
  2. 職業:YouTuber
  3. チャンネル名:予備校のノリで学ぶ大学の数学・物理

高クオリティの授業動画を投稿するたくみさん

–––たくみさんの動画を投稿したきっかけを教えてください!

「きっかけとしては大学に入って、大学の授業がつまらないと思ったことでした。予備校の授業に慣れていたというのもあって、物足りなさを感じてしまったんですね。

もちろんこれは仕方がないことで、大学の教員は研究が主目的なので、教える事に集中している予備校講師と比べてしまうと教育のクオリティ自体はどうしても低くなってしまうんですね」

「そこで、むしろ予備校の講師が大学の内容を教えてくれたらいいのに、、、と思っていました。

じゃあ自分で実現しちゃおうということで、大学生時代自分自身が予備校講師をやっていた経験を活かして授業をやるという感じでやってます」

 

——なるほど、自分で授業をしてしまおうって感じなんですね。でも普通、YouTuberになるのに抵抗があると思うのですが。。僕もYouTuberなりたいわ〜とか冗談で言いますけど、本気でやろうってなかなかリスクありそうな気もします…笑

「確かに、なかなか勇気は入りますよね笑。安定した職業とはまだまだ言い難いですし。

ただ、もともと僕は研究者を目指していたのですが、研究者も(残念ながら)安定とは言い難い職業なんですね。
なのである意味荒波に飲まれる覚悟はできていたというか、これ言うとみんなに驚かれるんですが自分の中ではYouTuberも研究者も近い道でした」

 

——相当の覚悟で始めたことが伺えますが、実際動画投稿を始めてから辛いと思ったことはないですか?
例えば最初のうちは登録者数が少なかったりして、モチベーションが続かなかったりするのかなあと思ったりもするのですが。

「いや、それが実は一回も思ったことはなくて、YouTuberを始めてからずっとうまくいってるなあという感覚なんですよね。

というのも、YouTubeのチャンネルを始めるときに、最初に現実的な目標を設定しようってなりまして。

例えばヒカキンさんとかはチャンネル登録者数が500万人とかいるわけですが、それを目指してもしょうがないじゃないですか。そもそもターゲット層のパイが違いすぎるので」

 

——なるほど。

「日本の理系大学生ってだけでかなり絞られますし、その中でも物理と数学を専攻しているのは2割くらいで、もっと言うとそのうち真面目に勉強する人がその中の1割くらいで・・・

って考えるとどんなに人気が出てもチャンネル登録者数は5000人が良いところだろうって思ってました。それぐらいいけば御の字でしょう。そうしたら割と初期の段階でその目標を達成できまして」

——フェルミ推定っぽいことをやったんですね。

「まぁそうですね、そんな大層なものではないですが笑

でも実際蓋を開けてみたら1万人以上登録してくれていて、正直自分でも驚きました」

 

—今では10万人突破するくらいの、凄まじい伸びですよね

「本当にありがたい限りです、、笑」

※編集部注:2019年3月13日現在、チャンネル登録者数は10万人を突破して131,088人になっています。

 

——多くの人にチャンネル登録してもらっているたくみさんですが、動画投稿にも相当工夫されてますよね。
実際僕が見ていてもそう思いますし、チャンネル登録のきっかけも授業のクオリティでした。

あのクオリティで動画作成をするにはかなり忙しい日々を送ってるんじゃないでしょうか?

 

「動画の撮影・編集自体はそこまで負担にはなっていないですね。毎日動画投稿しているわけではないのと、授業動画は週一回まとめて撮っているので。もちろん撮影日は一日中スタジオに缶詰めになっていますが、、笑

その分授業準備や動画の質を高めるためのインプット、また家庭教師の仕事も行なっているのでそこに空いてる時間を使っています」

 

——最近は他のYouTuberさんとの交流など、色々なイベントにも出席しているイメージがありました。

「そうですね、そういう機会が増えてきて、ありがたい限りです。

この前は半分趣味だけどお笑いのイベントに呼んでもらったりとかもありました。

芸人さんとの知り合いが増えて大喜利ライブに出させてもらったり、動画撮影以外の時間で色々なことができてるから楽しいですね」

 

 

——お笑い好きなんですね!たくみさんの動画内にたくさんボケ、笑いがあるのも頷けますね。このスキル、欲しい人がいっぱいいると思うのですが、どのように身につけたのですか?

「基本的には、人前に出て話すスキルを身に着けたのは予備校時代だったと思います。

アルバイトとして予備校講師を1年生のころからずっとやってまして。

大学生の後半のほうは上位層の受験生に教えるって感じだったんですが、1年目とかは中学生を教えていまして。
これ言うとあれなのですが、中学生って授業がわかりやすい先生よりも話が面白い人が人気になってしまうんですね。授業力はほぼ関係ないというか。

なんとか授業を聞いてもらえるように毎週ネタを考えていったりして、自然にボケが身についたと言う感じですかね。。まあ基本はファボゼロなんですが笑」

——確かに、面白みのある授業じゃないと眠たくなってきますし、ボケを作るのは効果的ですよね。動画内でもたくみさんは「ファボゼロのボケ」と自分に突っ込んでますがあの由来はなんですか?

※編集部注:ファボゼロ→お気に入り数が0と言う意味。ボケが滑っていることを形容する。

「あれはカメラの前に立ってふと思いついたやつでして。

空っぽの教室でカメラに向かって授業をやるのって想像以上にやりにくいんですよね。まずボケても一切反応が帰ってきません。

カメラの前でボケたときの沈黙に耐えられませんでした。

それで自分で突っ込みしたのが始まりで。「ファボゼロのボケ」というフレーズをそれで使ったら意外と気に入ってもらえて、これからも使おうって感じになって今に至ります」

 

——たまたま出来たネタって感じだったのですね笑。
予備ノリさんの動画はボケ以外の所でもハイクオリティだと思うのですが、動画作成に当たってどのような工夫をしていますか?

「高校の時に映像授業を見ていて面白かったから、その高校時代の映像授業のような面白い授業を目標としてやっていまして。

動画授業は自分が満足行くまで撮り直せるのでクオリティを高めやすいという強みだとはあるとは思うのですが、逆につらい部分もあって撮り直しにキリがなくなってしまうんですね。

僕はできる限り撮り直しが出ないように、一応自分の授業には結構時間をかけていて。
ノートに板書メモをかいてから、ホワイトボードに黒板のつもりで実際書いてみて、その後黒板にも下書きをして、それから黒板をきれいにして、授業をはじめています。

あとは、カメラをずっと見るのではなくて、生徒がいる集団授業のように目を色々なところに散らすことは意識しています」

 

——収録が長い動画だと大変ですよね??

板書ミスしてしまうと最初から撮り直ししてますね。一回ミスすると、自分が流れを忘れてしまうので。。」

 

——カンペとかは用意しないんですか?

 

「そうですね、何か見ながらとかノートとかもほとんど読まないようにしています。

信用を失うかもしれないですし、見ずにやることで本当に計算することになるから見ている人と同じ目線に立てるというメリットがありまして」

 

——予備校講師としての経験の長さからやはり指導の技術が高いですね!僕も塾講師のバイトをしているのですが、何かアドバイスとかいただけませんか?

「ボケは全然真似して良いですよ!まあファボゼロのボケですが、、笑

あと、世間話で中学生の心を掴みたかったらYouTuberの話をするのが良いかもです、びっくりするぐらい若い層にYouTuberの文化って浸透してるんですよ」

 

——ありがとうございます、参考にさせていただきたいと思います・・・!




LINEで送る
Pocket

ABOUTこの記事をかいた人

東大文2の1年生。 スペイン語選択らしく(?)意識低く生きる。

この記事に感想を送る▼

メールアドレス (必須)

メッセージ