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【今を生きる学生たちへ】人工知能と作る未来を考えよう

2017.09.04

突然ですが、今から13年後の今頃、皆さんはどんな生活を送っているでしょうか?

想像してみてください。

これを読んでいる人の多くはおそらく30代、仕事先のオフィスでバリバリ働いている人もいれば、研究室で黙々と研究に打ち込んでいる人もいるでしょう。

結婚して家庭を持ち子供の世話をしている人もいれば、はたまた婚期を逃すまいと婚活に励んでいる人もいるかもしれません。

自分の将来が、なんとなく想像できたでしょうか?

さて、ここで上の文章をこう書き換えてみます。

これを読んでいる人の多くはおそらく30代、仕事先のオフィスで人工知能が誤作動を起こしていないかチェックしている人もいれば、研究室で人工知能が発見した成果を黙々と確認している人もいるでしょう。

結婚して家庭を持ち人工知能ロボットと協力して子育てしている人もいれば、はたまた婚期を逃すまいと人工知能が選んでくれた相性最高の結婚相手との結婚に向かって励んでいるかもしれません。


こんにちは、苔です。

13年後の2030年、人工知能が今ある人間の仕事の多くを取って代わるだろうという専門家の予測が世間を騒がせています。

「俺東大生だし、自分が就く仕事はAIなんかには奪われないでしょ!」と思ってページを閉じかけたそこの貴方。

会計士など東大生が進路として選ぶ傾向にある職業でさえ、人工知能によって取って代わられると予測されており、どの職業を選ぶにしても人工知能と向き合うことは避けられません。

今こうしている瞬間もそんな未来に近づきつつあることは紛れもない事実です。

人間の代わりに人工知能が働いてくれることが良いことなのか、悪いことなのか。その価値を判断することは難しい問題ですし、これから先それぞれが考えていくべきことでしょう。

ですが、一体今人工知能がどうなっているのかを理解し、一体未来はどうなっていくのかを考えることは、未来を生きていく私たちがなすべきことではないでしょうか。

文系も理系も関係なく、未来を生きる者として一度一緒に考えてみませんか。

少し先のことではあるけれど、決して他人事ではないのだから。

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