【理系就活対策不要の時代到来!?】研究だけしていれば勝手に内定がもらえてしまう『LabBase』とは〜現役東大生・株式会社POL加茂社長インタビュー〜

2017.09.07

白川亜祐旭(あゆき)

研究時間を削ってESを書かなくても、面接対策しなくても、

研究している「だけ」でプロフィールを見た企業からオファーがくる!?

そんな夢のような理系の就活・研究環境を実現する
理系人材の研究データベース『LabBase(ラボベース)』
を開発している株式会社POLの加茂社長(東大理科二類2年)にインタビュー してきました。

学生証
  1. お名前:加茂 倫明
  2. 所属:理科二類 3回目の2年生
  3. 経歴:2014年理科二類入学。灘高校出身。大学入学後ベンチャー数社でインターンを経験。2年の夏に半年間休学し、シンガポールでオンラインダイエットサービスを立ち上げた。日本帰国後に株式会社POLを設立。現在3回目の2年生。

LabBaseとは、研究内容や研究を通して身についたスキルをプロフィールに記入しておくだけで、企業からスカウトがもらえるサービスです。

サービスが開始してまもないですが、Amazon Web ServiceやGunosyといった大手企業も利用しており、既に内定者も複数名出ております

本記事は、研究の頑張りや、学会や論文などの研究成果が就職活動に活かされていない理工系学生の就職活動状況に触れておりますので、既に研究室に所属している東大生にも、これから研究室に入る東大生にとっても大変有意義な記事であると自負しています。是非最後までお読みください。

理系学生の就職・研究環境をよくしたい

ーこの事業をはじめたきっかけは何ですか?

ふたつありますね。

まずひとつ目としては理系の就活環境を変えたいと思ったことです。 東大の研究者のレベルは本当に高いです。

同じクラスで何気なく過ごしてた友達が世界の学会で発表されるレベルの論文をいつのまにか書いてるなんて東大ではザラにあります。

しかしその反面で、

研究を頑張っていたら就職活動の準備に時間が割けず、就活のハンデをおってしまいます。

「優秀な理系学生が才能を発揮しきれない企業に就職してしまう」

ということが現状起こってしまっています。

研究に注力していると就活が疎かになってしまいハンデを追うだけでなく、 表現することが苦手な傾向にある理系の学生は、すごいところを持ち合わせていても自己PRがうまくない人が多いです。

ESをいっぱい書いても、表現しきれない。 面接でも、自分を伝えきれない。 就活のとりつくろい勝負みたいなところで不利な立場になってしまいます。

もっと本質的な理系の就活を。

“研究を頑張る学生がその実力を評価されて就活が成功する”そんな就活環境をLabBaseで作っていきたいですね。

ふたつ目は研究環境をより良くしたいというのがあります。

POLは『研究室 × IT = LabTech』という領域で事業を展開しています。 LabBaseも『LabTech』の一環の事業です。IT技術で研究室周りの課題を解決していきたいと考えています。

日本の研究室って実はすごくアナログで。

研究のための情報もアナログな方法で共有されています。 アナログであることに起因する雑用も多く、大変非効率な環境なんです。自動化が進んでいないんです。研究室って、未来の基礎になる技術が日々生まれる場所じゃないですか。そんな研究室に、研究がもっと加速するようなサービスを提供して、科学技術の発展に貢献したいと思っています。

就活で困っている先輩から相談を受け、サービスの着想を得た

ーなぜ数ある社会的な課題の中でこの課題を選択したのでしょうか?

実は、POLを設立した当初はLabBaseではなく、起業家と投資家をつなげるサービスを準備していたのですが、ビジネスとしてなかなか難しくうまくいきませんでした。

ちょうどそのときに海外の有名な学会でも取り上げられるレベルで研究をやってた先輩が、研究が忙しすぎて就活ができないと悩んでいた姿を見て、理系の就活環境に課題が存在することを知り、解決したいと思い、LabBaseの着想を得ました。

正直、最初は勢いで始めたのですが、ターゲットとなる理系学生にヒアリングしたりしているうちにどんどん感情が乗って彼らに喜んでもらえるサービスを創りたいという思いが強くなりました。

この事業には人生をかけられる

今課題に感情移入できてますか?この事業に人生をかけられると思っていますか?

結構感情移入してますね。人生もかけられます。

研究室をハックする『LabTech』という分野には、社会的なインパクトの大きさという点での課題としての面白さと市場の大きさという点でのビジネスとしての面白さが両方あります。

研究室の雑務をなくす、研究室に入った瞬間から研究者の価値を企業に対して伝える、研究者向けの就活SNSをつくる、実験装置のシェアリングエコノミーを行う、など様々な方法で研究室周りの課題を解決することができ、どれも社会的なインパクトは大変大きいです。

日本ではまだ誰もほとんど着手していない市場ですが、海外では100億円の資金調達をした研究者向けSNSや、毎月一億円以上の課金があるサービスが存在するなど、LabTechはこれから大きな成長が見込める市場です。

しかし日本ではまだLabTech市場を先導する企業はまだ存在しません。

先陣切ってこの大きな未開拓市場に勝負できることにとてもワクワクしています。

本当に今が一番人生でたのしくて、しょうがないですね。

メンバーもいいメンバーが集まっています。数年で事業が価値を生むまで大きくなることを目指していて、最年少上場を一つの目標にしています。

強い志を持つメンバーで構成されるチーム

ーチームはどういった人から構成されていますか?

メンバーの多くが学生ですが、スキルや経験を持った社会人もいます。皆「LabTechでアカデミアをより良くしたい」「社会に価値ある事業を創りたい」という志を強くもっているメンバーです。

かつて研究室に所属していて、当事者としての問題意識を強く持っているメンバーが多く、彼らの「解決したい」という強い思いがPOLの力になっています。

さらに、取締役の吉田の存在が大きいですね。

中古車買取で有名なガリバー(現IDOM)の初期メンバーで専務取締役を務め、創業4年でガリバーを全国展開し、株式公開した実績をもちます。

彼とは創業の二ヶ月前に出会い、様々なアドバイスを受けていたのですが、彼と一緒に会社を創りたいと思い、共同創業をお願いしました。

人格的にもすばらしく、本当に心から尊敬しています。吉田のような経験豊富なメンバーがいてくれることで、個人としても組織としても圧倒的に成長しながら事業を進められています。

メンバー全員が経営者視点で働く

ー学生はどういった環境で働けますか?

POLでは現在、全国で40名ほどの学生がインターンとして働いてくれています。インターンでも経営会議に参加できるなど、バイト感覚ではなく、皆が会社の主人公として全員経営者視点をもって働いてもらっています。

将来起業を考えてる学生はもちろんですが、起業は考えてないっていう学生にも是非来て欲しいです。大きな裁量権を持って色んな仕事をできるのと、吉田のような経験豊富なメンバーからも直にフィードバックをもらえるので、社会人になった時に大きくプラスになるような経験ができると思います。

面談希望の方はこちらから。気軽にお話しましょう!→https://www.wantedly.com/projects/81461

若い頃にした頑張りや自己投資はとてもレバレッジが利く

ー最後に東大生にメッセージをいただいてもよろしいでしょうか。

何かに対して不満や疑問を感じたときに、それを当たり前のこととして流してしまうのではなく、その課題を自分自身で解決できないか考え、取り組んでみるのをおすすめします。この問題解決思考は、起業だけじゃなくて、将来就職した時や研究にも活きると思います。

あと、若い頃にした頑張りや自己投資はとてもレバレッジが利くので、その後の人生に大きな違いを生むと思います。自分の時間を消費するのではなく、将来プラスになりそうなことに投資するという考えですね。意識高くてすみません(笑)

LabBase登録はこちらから

インタビューに行った感想としては、

「将来日本を代表する企業の社長に加茂さんはなるかもしれない」

正直私自身、インターン参加を本気で検討するレベルで魅力的な事業内容でした。実際投資家から株式会社POLは注目を集めているようで最近色々なところで名前を聞きます。

LabTechの領域で天下をとりにいってる加茂さんの姿を見ると、誠に恐縮ですが、同世代として、同じ東大の学生として、刺激を受けます。正直めちゃくちゃ悔しいです。どの立場から対抗心燃やしてるんだって感じで重ねて誠に恐縮ですが。。。

とにかくそれほどに加茂さんは可能性を感じさせる人でした。

これからの株式会社POLの行く末がとても楽しみで仕方ありません。

最後ですが、是非『LabBase』に登録してみてください!

研究についてプロフィールを記入しておくだけで、自分の力が活かせる企業からスカウトをもらうことができます。研究に没頭して身につけた力を活かしてもらえればと思います!

LabBaseの無料登録はこちらから→ https://labbase.jp/

この記事を書いた人
白川亜祐旭(あゆき)
はじめまして! 白川亜祐旭(あゆき)です。UmeeTのライターをやっています。よろしければ私の書いた記事を読んでいってください!
記事一覧へ