こんにちぱぱいや〜、ゆみです。
そうです、わたしは成人しても、ていうか大学4年生になってもただいマンモス〜とかおつか蓮舫!て言うタイプの人間です。
他にもいいのありませんかね?教えてくれたらまんもすうれぴーです。
そんな言葉は脳天気な私ですが、中身は暗いし、日々もやもやしていることがあります。
それは、日本の
お・も・て・な・し
です。
私の脳内での「おもてなし」の響きは、滝川クリステルのお・も・て・な・し♡なんて優雅でゴージャスなもんじゃなくて、
メタルバンドが叫んでいるような、もうおもてなしっていうより、お・も・て・な・shit!!!!!!!ってかんじです。
そんくらい、おもてなしって嫌だし怖い。
「なに言ってんだコイツ」って思ってる人と、「ボウズ、あんたが言おうとしてることはだいたい検討ついてるよ…フッ」って人が今いると思うんですけど、
ぜひぜひ最後まで聞いてってください。これであなたの価値観、変えてみせましょう。(って言う人には絶対について行っちゃだめです)
外国人の友達が、日本に来た時に、ほぼ必ず言われることがあります。それは、
「日本の店員さんてめっちゃ感じ良いじゃん、『こんにちは!』ってすげー笑顔で言ってくるんだけど、まじなに、やばくね?こんなんウチの国じゃありえないっから!」
(2000年代のギャルを意識して和訳しました。
2017年に自分のことウチとか言ってて許されるの、新井浩文くらいです。)
でも、そうやって日本を褒めてもらっても、私は複雑な気分になるばっかりなんです。
1ミリも嬉しうない。
なんでかというと、私がその「こんにちは・にこにこ星人」だったことがあり、そのつらさがわかるからです。
昔スーパーでバイトして、にこにこしてましたよ。理不尽なお客さんがいても。
閉店間際に来て、アイス1コだけ買って、アイスに保冷剤つけろっていうから、閉店準備で閉まった保冷剤を掘り起こしてたら「もう遅いわねえ!」って言ってくる人とか。
いっつもペットボトルのお茶一本しか買わないくせに、「一番大きい紙袋三枚重ねてね」って言ってくる強者とか。(心臓に剛毛生えてんじゃなかろうか)
もしあなたが店員なら、キレる?キレれる?キレられる?キレられられる?れろれろれろれろ…。
いやキレなくてもいいけど、断れる?
日本のサービスってすごくないですか。お客さんは「こんにちは」も「ありがとう」も言わない人が多いのに、店員さんはにこにこ笑顔で超良いサービスを、おもてなしを、提供してるんですよね。
それでも店長から「もっと笑顔を意識してね!」とか言われるから(闇)。
だから、日本のサービスを褒められると、そんなスーパーマン時代の自分を思い出してしまうのです。(スーパーで働く人=スーパーマン)
外国人の友達が褒めてくれる「最高のサービス」の裏には、
理不尽なお客さんにも言い返せないストレス、「ありがとう」の言葉1つもないサイボーグたち(※お客のことです)に時給900円で尽くすむなしさがあるような気がして、
「でしょ!?まじ日本やばいっしょ!良い国すぎ〜!」なんて無条件では喜べないんですよ。
ここまで読んで、「でもスーパーでなんか働かないし、東大っていう肩書きがある僕ちんには関係のない話だにょ〜(鼻ホジ)」って思った東大生!
ばっかやろう!
このおもてなしループ(もとい、地獄)から逃れられると思うな!やつはめちゃくちゃ手ごわいぞ!!
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