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日本の生きづらさはどこから?わたしは“おもてなし”から

2017.07.19

こんにちぱぱいや〜、ゆみです。

そうです、わたしは成人しても、ていうか大学4年生になってもただいマンモス〜とかおつか蓮舫!て言うタイプの人間です。

他にもいいのありませんかね?教えてくれたらまんもすうれぴーです。

ピーターパン症候群のイラスト
自分の未来予想図。

そんな言葉は脳天気な私ですが、中身は暗いし、日々もやもやしていることがあります。

それは、日本の

お・も・て・な・し

です。

私の脳内での「おもてなし」の響きは、滝川クリステルのお・も・て・な・し♡なんて優雅でゴージャスなもんじゃなくて、

メタルバンドが叫んでいるような、もうおもてなしっていうより、お・も・て・な・shit!!!!!!!ってかんじです。

この人がメタルかはわかりませんが、shit!!って言ってそうじゃないすか?茂木健一郎の双子かな?

そんくらい、おもてなしって嫌だし怖い。

「なに言ってんだコイツ」って思ってる人と、「ボウズ、あんたが言おうとしてることはだいたい検討ついてるよ…フッ」って人が今いると思うんですけど、

ぜひぜひ最後まで聞いてってください。これであなたの価値観、変えてみせましょう。(って言う人には絶対について行っちゃだめです)

ついて行くとこうなります。

「最高のサービス」が生む「最悪のストレス」

外国人の友達が、日本に来た時に、ほぼ必ず言われることがあります。それは、

「日本の店員さんてめっちゃ感じ良いじゃん、『こんにちは!』ってすげー笑顔で言ってくるんだけど、まじなに、やばくね?こんなんウチの国じゃありえないっから!」

(2000年代のギャルを意識して和訳しました。

2017年に自分のことウチとか言ってて許されるの、新井浩文くらいです。)

2000年代のギャル。裏ピースがご愛嬌。

でも、そうやって日本を褒めてもらっても、私は複雑な気分になるばっかりなんです。

1ミリも嬉しうない

なんでかというと、私がその「こんにちは・にこにこ星人」だったことがあり、そのつらさがわかるからです。

昔スーパーでバイトして、にこにこしてましたよ。理不尽なお客さんがいても。

模範的な店員さん

閉店間際に来て、アイス1コだけ買って、アイスに保冷剤つけろっていうから、閉店準備で閉まった保冷剤を掘り起こしてたら「もう遅いわねえ!」って言ってくる人とか。

いっつもペットボトルのお茶一本しか買わないくせに、「一番大きい紙袋三枚重ねてね」って言ってくる強者とか。(心臓に剛毛生えてんじゃなかろうか

もしあなたが店員なら、キレる?キレれる?キレられる?キレられられる?れろれろれろれろ…。

いやキレなくてもいいけど、断れる?

日本のサービスってすごくないですか。お客さんは「こんにちは」も「ありがとう」も言わない人が多いのに、店員さんはにこにこ笑顔で超良いサービスを、おもてなしを、提供してるんですよね。

日本ゴイスー。

それでも店長から「もっと笑顔を意識してね!」とか言われるから(闇)。

だから、日本のサービスを褒められると、そんなスーパーマン時代の自分を思い出してしまうのです。(スーパーで働く人=スーパーマン)

スーパーマンでした、私。

外国人の友達が褒めてくれる「最高のサービス」の裏には

理不尽なお客さんにも言い返せないストレス、「ありがとう」の言葉1つもないサイボーグたち(※お客のことです)に時給900円で尽くすむなしさがあるような気がして、

「でしょ!?まじ日本やばいっしょ!良い国すぎ〜!」なんて無条件では喜べないんですよ。

ここまで読んで、「でもスーパーでなんか働かないし、東大っていう肩書きがある僕ちんには関係のない話だにょ〜(鼻ホジ)」って思った東大生!

ばっかやろう!

このおもてなしループ(もとい、地獄)から逃れられると思うな!やつはめちゃくちゃ手ごわいぞ!!

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この記事を書いた人
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ゆみ
2018年に東大を卒業して、それからエストニアで働いています。今はブログをたまに書いているので、興味のある人は見てみてください(もちろん、UmeeTの記事も!)。 新卒で海外就職したこと、最初の会社は2ヶ月で退職したこと、エストニアでの働き方についてなどなど書いています。
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