【運動会報コラボ記事・最終回】~挑戦するすべての人へ~ 運動会から世界へ 壮大なプロジェクトに挑む、一人の東大生を追う




LINEで送る
Pocket

 

世界へのまなざし ~海外で戦う東大生として~

-笑。それでは世界を見た東大生として、ぜひその経験をお聞きしたいです。

 こうした欧米系の競技であっても、日本人として十分戦えるな、という手ごたえを感じています。今の私たちのチームでこのまま活動を続けていけば、日本人だけのチーム構成でアメリカズカップ本戦に挑戦することも夢ではないと思っています。

 (バミューダの次の)大会ではひょっとするとマネージャーに徹しているかもしれませんが、とにかく今のチームで勝ちたい。優勝したい。そう考えています。アマチュアではありますが、ある種のプロ意識のようなものは持って今回のキャンペーンに臨んでいます。

 そのために半年間の休学を考えていて、その期間をこの優勝にかけてみたいと思っています。所属した恩を、結果として返せればいいなと思っています。

-応援しています! ところで、これに参加するにあたり東大生であることでよかったことはありますか?

 実は僕の10こくらい上の人で、東大ヨット部OBで今もオリンピックを目指して活動している人がいるんです。

-そうなんですか!? 初めて知りました。

 その人は医学部の首席であるにも関わらず、人生をヨットに捧げているんです。

-ちょっとすごすぎませんか笑

 何度か僕もお世話になっているんですが、スペックがおかしいです笑 

 その人があまりにも有名なので、僕がこういったチャレンジをするにあたり、東大生がこんなことを頑張っている、と理解してもらいやすくはなっていると思います。

 あとは初めて会った人と会話するときに東大生という肩書は信用してもらいやすいですし、この活動とはあまりにもギャップが大きいので最高のネタにはなります(笑)

 

おわりに

-最後に、記事を読んでいる人へのメッセージをお願いします。

 なんでもいいですが、一つやりたいことを見つけたら、日本でも世界でも、その道のトップを目指してほしいと伝えたいです。最近はオリンピックに出るような選手たちと一緒に行動を共にしていて、彼らはすごいと思う場面がいっぱいあるんですね。例えば、生活スタイルです。彼らは生活のすべてを勝ちにつなげようとしています。

  本当に無駄がない。

 明日のスケジュールが決まってないとか、一か月先のスケジュールが決まってないとかっていうと、「なんだそれ」と軽く怒られるんですね笑

 ヨットという競技の特性上、風が強いであったり、視界が悪いであったりで練習ができなくなってしまうことがあるんですが、それを踏まえてスケジュールを何通りも用意しているんです。例えばプランAからプランCみたいな感じで、海上から陸上でのトレーニングに切り替えるとか。

 「オリンピックから次のオリンピックまで四年間しかない」と肝に銘じ、今の一日とオリンピック直前の一日に同じ重みがあると思って生活してるんです。

-すごっ。私も東大受験のときに同じような言葉を聞いたことがあるような(笑)

 ですよね。そんな彼らでもよく、「時間がほしい」って言っているんです。I want time.とかWe can’t buy time.とかって。そんな彼らをみて、自分も無駄のないように、と日々心がけています。

チームメイトと(宇佐美さん提供)

 もちろん彼らも遊んだりとか、たまにゲームしたり、ずっと寝てたりとかもしてます。彼らにとってそれが意味を持てばいい。自分の一日に意味を見出すことが大事だと学びました。

  東大生といえど、そこまで一日一日に意味を見出して、大切にしながら日々を送っているって人はなかなかいないんじゃないでしょうか。

-耳が痛いですね…汗

  第一線でやる人ってやっぱり、みんな時間は平等なんだから、その中でいかに充実してやれるか、ということに重きを置いているんですよね。

-なるほど。

 でもトップを目指したい人、目指している人は結構いると思うんですけど、チャンスの問題もあると思います。踏み出したいけど、時間がない、お金が不安、学校は、単位は…、というような理由で思いとどまってしまう人もいるんじゃないでしょうか?

 本当にやりたいっていう気持ちを示せば、周りは理解してくれると思うから、ぜひチャレンジしてほしいと思います。ですが逆に、踏ん切りがつかないで迷うようなら、少し強い言い方ですが、やらない方がいいと思います。挑戦には犠牲も伴いますからね。

 犠牲を伴うというのは、その人も気にすることだと思いますが、全力でやりたいという思いがあれば、その熱意は周囲に伝わるはずです。挑戦するだけでも意味のあることですし、僕はそんな挑戦する人は本当にすごいと思います。

 仮に失敗したとしても、意味のあることなので、踏み出すだけでも評価に値すると思います。チャレンジする人に変な人はいませんしね笑。少なくとも僕は評価したい。

 本当にやりたいことであれば、それだけの価値があることだと思うので、どんな犠牲を払ってでも、ぜひ挑戦してみてください。

 僕自身、「人生は一度きり」

あとで後悔することのないようにして日々挑戦を続けていきます。

-宇佐美さん、ありがとうございました!! 宇佐美さんと海神チームジャパンの挑戦、心から応援しています!

海神チームジャパンオフィシャルHP:http://www.jsaf.or.jp/kaijin_japan/index.html

海神チームジャパンオフィシャルFacebook:https://www.facebook.com/kaijinteamjpn/

Red Bull Youth America’s Cup http://red-bull-youth.americascup.com/

※記事内写真は海神チームジャパンのHP・Facebookより、または本人提供のものより、動画はアメリカズカップのYoutubeTMチャンネルよりお借りしました。

----

いかがだったでしょうか。宇佐美さんの挑戦、ぜひ応援したいですね!!

 

総務部よりあいさつ

さて、今回を持ちまして、全8回にわたるUmeeT×運動会報コラボの連載は終わりになります。楽しんでいただけたでしょうか。

今回の連載で、運動会に所属する各運動部の活動、また、一番最初の記事でお伝えした、運動会そのものの活動に関心を持っていただけたら、我々としてはこの上ない喜びです。

また、運動会総務部では、今回のような広報活動をはじめ、様々な活動を展開しています。総務部に関心を持った方はぜひご連絡ください! 記事の感想もぜひどうぞ!

もちろん関心を持った各部の活動に参加するのもいいですし、今回紹介した8つの部活をはじめとする、各運動部の活躍を応援していただくのでも構いません。

同じ東大生の活躍を、東大生のみんなでサポートしてほしいと思います。

繰り返しますが(おそらく)皆さん一人ひとりが運動会員です。

ぜひ東京大学運動会というものが、みなさんに寄り添った、身近なものであるということを知っていただけたら幸いです。

それでは、また会う日まで。

(UmeeT編集部の皆様、ありがとうございました!!)

 

あわせて読みたい



LINEで送る
Pocket

ABOUTこの記事をかいた人

東京大学運動会に関わる、幅広い活動を展開しています。 東大生がもっと運動、健康、スポーツに親しんでほしい、そして、各方面で活躍する運動部を、身近なものとして応援してほしい。そんな願いを胸に、日々活動しています。

この記事に感想を送る▼

メールアドレス (必須)

メッセージ