突然ですがみなさん、駒場祭でVR×お化け屋敷の企画が行われたのをご存知ですか?
「なにそれ?初めて聞いた・・・」
「それ面白いの?どうせ子供だましでしょ?」
この記事はそんな感想を抱いた人にこそぜひ読んでほしい記事です。
結論から言いますと、めちゃくちゃ面白いです。
その証拠に、この動画を見てください。
2016年度ミスター東大ファイナリスト高橋豪史さんが体験したときの動画です。
これが2016年の第67回駒場祭で行われた企画
「VRお化け屋敷『東大教授の遺言』」の体験会の映像です。
体験でやったVRが面白かったので来ちゃいました!!
2回目でも絶叫しまくり……(笑)
1号館2階の154教室でやってます!
新感覚の映像体験ができるので、怖いものが好きな人にもそうでない人にもオススメです!ぜひ😄⤴
@Haunted_Komaba pic.twitter.com/vC9rxP3S3s
— 高橋豪史 (@mrtodai16_5) 2016年11月25日
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こんなにも豪史さんを恐怖させたVRお化け屋敷が、なんと第90回五月祭に帰ってきます!!
これに際して本記事ではこの企画へのこだわりを
企画責任者の佐々木佑介よりお話ししたいと思います!

目の上にあるのは眉毛です。
はじまり
あれは2年目の五月祭でした。僕は東大に入ってはじめて,企画する側でなく一人の「客」として五月祭をまわってたんですよ。
そこで思ったんです。
『え、行く場所あんまりなくね?』
だって東大ですよ!?東大の学園祭!!なのに、なんか足りないなああ、って。
そこで気づいたんです。
そうだ、足りないもの。それは
『お化け屋敷だ!』
と。

眉毛はひらめいたよ。
東大生なんだから、これまで体験した高校生が頑張って驚かせるようなお化け屋敷とはレベルが格段に上がったお化け屋敷が、できるんじゃないか。
そして、お客さんも興味深々のはず。ってね。
もうね、見えたんです。ビジョンが。
だから僕は2年目の駒場祭でお化け屋敷を企画することに決めたんです。
絶望の先にある思いつき
とはいえ滑り出しは最悪でした。
まず、友人に声をかけても
「え?お化け屋敷?ださくね??」とか、「絶対できないよ」とか、「利益出なそう」とか。。
ダメだしの嵐でした。

もーーーーう無理。 眉毛売るしかねえ
とどめに委員会からの制約もキッツキツでした。
「暗幕禁止、怪我する危険がある企画はだめ、天井から物体をつるすのNG」
え!!こんにゃく天井から吊るせないの!!!?
絶望しました。

こんにゃく。
それでも僕は諦めたくなかった。
だって絶対楽しいから。
何人か賛同してくれた友人と妄想を重ね
そこで思いついたのが、
「VRでお化け屋敷やらね??」
ってことでした。
その場のノリが7割ぐらいでしたし、開発経験はおろかVRを体験したこともありませんでした。
ただ言えるのは、
VRをつかえば、制約がある中で画期的なお化け屋敷をつくれるということだけでした。
じゃぁVRやるしかなくね?
え、それどうやればできるん??
動き出した瞬間でした。
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