君に第二外国語は不要だ。合格祝いに贈る、辛辣な真実。




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二外を本当に使えるようになる人たちの特徴

先ほどは二外履修者の80%が大成しないと述べた。では、残りの20%はどのような水準にまで達するのだろうか?

19%ほどの、真面目な学生や情熱を持ち続けた学生は初級~中級くらいにはなる。欧州統一基準でいうところのA2からB1くらい、英検でたとえると4級から3級くらいだ。

旅行をすれば何とか伝わるし、その言語を話す相手と出会えば少しウケることだろう。それだけでも、二外を学んだ意義はあるのかもしれない。

しかし、“とても優秀な東大生”の中でこのレベルになるだけでも、相当の努力を要するであろう。

 

そして、これよりも上の壁を打ち破ることは難しい。そもそも、東大の授業プログラムがそれ以上のレベルを授業の目安としていないからだ。

では、残りの1%はどうやってこの壁を超えるのであろうか? 

それは他でもない自助努力である。

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交換留学や自費での語学学校、留学生との交流などを駆使して自ら学んでいる。筆者の友人には大学から始めて4年で、フランス語の最高位の語学資格を取った者もいる(彼は研究にフランス語が必要とのことだった )。

ただ、彼らの存在は機会と努力の結晶なのであるから、安易に目指すことはできない。

このような現実を踏まえたうえで、自分がどの程度まで二外に時間と努力を割くことが適切で、どのレベルを着地点とするのかを考えてほしい。

本稿が言いたいのはまさにこのことである。

 

本音でフランス語を紹介

最後に、私が選択したフランス語について、せっかくなので詳しく述べておこう。ここからはフランス語に興味がある人だけでいい。一読いただければ幸いだ。

ガチな目線で選ぶ人

アフリカに関心がある人。日本民法典や哲学・社会学、人権などフランス語研究が盛んな分野に興味がある人。

全フランス語話者2.7億人の中で、アフリカの占める割合は43%であり、その人口は爆発的に増えている。

逆に言うと、フランス語で職業人生を歩みたいと考える人は、アフリカに関心があったり、アフリカに出張や赴任に行く気構えがないとやっていけない。

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今日においてフランス語ができる人間が送られるのはパリではなく、まずアフリカであることを心にとめられたい。

研究者に関しては、教養としてフランス語の読み書きをできる人はかなり多い。専門分野の分権が多いのであれば言わずもがなである。

緩い目線で選ぶ人

女子率が高いクラスに行きたい人。仏語圏文化・料理などに関心がある人。フランス語話者を口説きたい人/口説かれたい人。

注意して欲しいのは「パリに旅行したい・オシャレに見られたい」という理由で決めようとしている人だ。

まず、フランス語は発音が難しいのでそれなりに本腰を入れないと旅行会話すらできない。

フランス人は英語を話さないなどと言われているが、他の教育水準の低い国に比べたら英語の通用率は高いし、本当に困っているのであれば英語でも話してくれるだろう。

そして別にオシャレではない。仮にフランスの文物がオシャレだったとして、フランス語を二外にしている人がオシャレなわけではない。

学び方・難易度など

「フランス語には例外しかない」とのフランス人の言葉のように、フランス語は文法・発音が複雑である。その一方で、一定の高い論理性を持つので、中級に到達することができれば、あとは楽かもしれない。

クラスの雰囲気

女子率が3-5割(文系の場合)。文一フランス語は、ドイツ語ほど硬派で真面目じゃないくせに、そこそこ難易度が高い言語に挑戦していることから、プライドが高い連中が多い。


以上、私見によるフランス語の情報を綴った。それ以外の語学についても、安易なセールストークに惑わされずに、情報収集していただければと思う。

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