【PM2.5や南シナ海だけじゃない 】北京大学留学中に出会った、多様で豊かな中国の姿




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5. 多様な食生活

中華料理と聞いてみなさんが思い浮かべるものは何ですか?

小龍包、北京ダック、ごま団子、杏仁豆腐、餃子、チャーハン…

実は日本の中華料理は日本人向けにアレンジされていて、本場の中華料理とはちょっと違います。杏仁豆腐・チャーハンは中国でほとんど見かけないし、餃子は焼き餃子ではなく水餃子が一般的です。

そして…本場で食べる中華料理は実に種類豊富なのです!!

中華料理には地方別の分類があり、

魯菜(山東料理、濃厚なしょっぱさが特徴) (江蘇料理、甘しょっぱい味で、日本人向け)

川菜(四川料理、クレイジーな辛さ) 粤菜(広東料理、海鮮が多くあっさりした味)の

「四大菜系」

それに浙菜(浙江省)(福建省)湘菜(湖南省)徽菜(安徽省)を加えたものが

「八大菜系」です。

中国各地から集まる学生の好みに合わせるため、北京大学の食堂にはあらゆる菜系が揃っています。しかも政府からの潤沢な補助金のおかげで、値段も驚くほど安いです…!朝食は5元(約80円)、昼食・夕食は12元(約200円)もあればお腹いっぱいです。

韓国料理やハンバーガーなどのファストフード、さらにはハラールを提供している食堂もあるので、留学生も安心です。(ただし日本料理はありません。泣)

私は来て4ヶ月になりますが全く攻略できた気がしません。というか一年いても制覇できる気がしません。笑

お気に入りの食堂の様子。奥に系統別に別れた窓があって、各窓8種類ほどのおかずを提供しています。 今は長期休みなので混んでいないですが、学期中は席が見つからず立って食べる人も。。

お気に入りの食堂の様子。奥に系統別に別れた窓があって、各窓8種類ほどのおかずを提供しています。
今は長期休みなので混んでいないですが、学期中は席が見つからず立って食べる人も。。

ある日の夕食。全部で約30元(480円)を3人でシェアしたので、一人約10元(160円)ですね〜安い!!

ある日の夕食。全部で約30元(480円)を3人でシェアしたので、一人約10元(160円)ですね〜安い!!

万が一食堂のご飯に飽きてしまっても大丈夫。お手ごろ価格の個人経営の小食堂から、みんなでワイワイ食事を楽しめる大きなレストランまで、大学の周りには何でも揃っています!全国から人が集まる首都・北京なだけあって、

山西省の刀削面、四川省の火鍋、甘粛省の牛肉ラーメンなど、

レストランの種類も様々!

学校の周りには小食堂がズラリ。

学校の周りには小食堂がズラリ。左から肉まん屋さん、エビしゃぶしゃぶ、蘭州牛肉ラーメン。

北京ダックも本格的&安い!他のおかず4品と主食、スープも合わせて、一人56元(約900円)でした。

北京ダックも本格的&安い!他のおかず4品と主食、スープも合わせて、一人56元(約900円)でした。

私が東大にいた頃は食堂のご飯にワクワクしたことなどなかったのですが、北京に来てからは毎回のご飯が楽しみで仕方なく、勉強のいいモチベーションになっています。笑

6. 多様な国内旅行

よく学ぶのと同時に、よく遊ぶのも留学の醍醐味。長期休みに旅行に行く留学生も多いですよね。中国は旧暦のものも含め祭日が多いのが特徴。

9月の中秋節、10月の国慶節、年末の休み、1-2月の春節、5月の黄金周(=ゴールデンウィーク)、夏休み…

週末とつなげればまとまった休みが取れて、旅行に行きやすいです。

同じ中国といっても各地で全く違う次元の観光スポット・グルメを楽しむことができます。

故宮や頤和園など古都の趣豊かな北京

異国情緒あふれる租界に現代を象徴する摩天楼が立ち並ぶ上海

元貴族の別荘だった美しい庭園が残る蘇州・杭州

悠久の歴史を体感できる古都西安

かわいい野生のパンダに癒される成都

繊細で美しい風景を楽しめる雲南

そして、55の少数民族が共存する中国。新疆・チベット・寧夏・内モンゴルには少数民族による自治区が設けられており、

チベットでは標高3000mの高地に広がるポタラ宮、内モンゴルでは広大な砂漠と美しい星空など、

漢族居住地域とは全く異なる風情も楽しむことができます。ご当地グルメについては「多様な食生活」で紹介済&語り始めたら止まらないので、割愛。笑

 

ちなみに私は去年の国慶節に南京蘇州に行ってきました。この春休みには、成都・九寨溝・香港・寧波・上海、黄金周には山東省、杭州を回るつもりでいます。

他にも内モンゴル・ハルビン・西安・杭州・雲南省あたりが人気のようです。

蘇州の庭園は趣ありますね〜。

蘇州の庭園は趣ありますね〜。

南京の夫子庙(孔子を祀っていいるところ)。夜景が綺麗で、夜市も楽しいです◎

南京の夫子庙(孔子を祀っているところ)。夜景が綺麗で、夜市も楽しいです◎

最後に

いかがでしたでしょうか?最後に、はじめに挙げたみなさんが懸念するであろう事項について、少しポジティブな説明を加えると

PM2.5による大気汚染:ひどい時は3Mマスクをつければ大丈夫!しかも毎日汚染があるわけではなく、青空が美しいときもあるんですよ~。

北京にだって青空はある。PM2.5は毎日やってくるわけではありません。

北京にだって青空はある。PM2.5は毎日やってくるわけではありません。

 

食品衛生問題:確かに日本のレストランよりは汚いけど、だいたいのレストランには営業許可証が誇り高くかかげてあるので、安心!むしろ汚いのも人情味があっていいのでは??

ニセモノ・パクリ商品:精巧なハイブランドの偽物品が100元(約1600円)で買えます。近くでみなければバレません。笑 留学生女子はこぞって買ってます。笑 

南シナ海での軍事行動・反日感情:私は十数回中国に来たことがありますが、一度も反日感情に出会ったことはありません。

中国の一般人はほとんど政治紛争を日常生活に持ちこむことはなく、むしろみんな日本に興味津々で、大変よくしてくれます。

さすがに政治の授業などではこういった問題を扱いますが、一教授の意見として客観的にとらえれば、愛国的意見でさえも面白く感じられるのではないでしょうか。

 

この記事を通して少しでも中国留学生活の多様さと豊かさが伝わり、「中国、思ったより良さそうだな」「一度行ってみてもいいかも」と読者の皆さまに思っていただければ、私としては御の字です。もっと聞きたいと思うことがあれば、ぜひ気軽に連絡くださいね!

 

それではこの辺で。中国歓迎你~再見!(中国へようこそ〜またね!)



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ABOUTこの記事をかいた人

教養学部国際関係論コース3年。9月から北京大学に留学予定。自称晴れ女。

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