【冷たい水なのに温泉!?】1年で入った温泉は100以上・東大温泉サークル代表が今アツい!【おすすめ温泉紹介つき】

2017.01.14
アリサ

こんにちは。

身も心も、財布までも寒くなる季節になりましたね。みなさんいかがお過ごしでしょうか。

わたしはと言えば、布団から出られず堕落した日々を送っています。俗にいう引きこもりってやつです。

「一限は概念」

寒いと、授業に出るのはもちろんのこと、部屋から出ることさえも億劫になってきますよね。しかし、そんな寒さをものともせず、全国の温泉を飛び回り、今年だけで100湯あまりを制覇した東大生がいるらしい。

どっから溢れてくるんだそのバイタリティ。わたしも見習いたい、太陽の光を浴びたい。

そんな思いから、彼を取材してきました。脱引きこもりなるか!?

正体は温泉ソムリエ

学生証
  1. お名前:比護祐介さん
  2. 所属:経済学部2年・東大温泉サークルOKR(おける)代表
  3. 誕生日:2月6日(風呂の日)生まれ
  4. チャームポイント:美肌。

見てください、この美肌。

つるっつる。

今年だけで100湯以上の温泉に浸かった比護さんは、無類の温泉好き。取材にもスーツケースをひっさげ現れました。取材の後、栃木の温泉へと旅立つんだとか。さすがのバイタリティ。

そんな温泉マスターの比護さんはなんと”温泉ソムリエ”の資格を持っているといいます。

あの!温泉ソムリエですよ!温泉ソムリエ。

……なんだそれは???

あーハイ温泉ソムリエね、あれだよね最近はやりのアレ。

ソムリエといえば普通レストランなどでワインを選んでくれる人を指しますが、温泉ソムリエって一体何なんだ……?

比護さん、教えてください……(泣)

比護さん(以下、比)「”温泉ソムリエ”というのは、温泉の正しい入浴法だとか、温泉の楽しみ方といった温泉の知識を世に伝えるために作られたものです。

こんな泉質にはこういう効果があって、この泉質とこの泉質を組み合わせると肌にいいとか。

知識があって温泉に入るとやっぱり違いますね

温泉に入る前には貧血にならないよう糖分を摂取するだとか、消化不良にならないよう満腹状態では入らないほうがいいだとか」

この温泉ソムリエという資格は、温泉についての知識を体系的に吸収することができる貴重な機会なので、比護さんが代表を務める温泉サークル内でも取得するよう勧めているんだそう。

さらに比護さんは、厚生労働省の認可を受けている”温泉入浴浴指導員”の資格も所持しているとのこと。

比「(温泉入浴指導員は)サークルのメンバーで温泉ソムリエの資格を取っている人が増えてきたので、代表としてもう一歩上のところにいたいと思ってとった資格です。

ほかの部員が温泉入浴指導員を取ったら僕は海外にでも留学しますよ

ぶっちゃけてくれました。

絶対温泉に入る比護くんVS絶対温泉に入らないライター

温泉大好き比護さんを目の前にして本当に申し訳ないんですが、実はわたし温泉があまり好きではないんですよね……というのも、人が浸かったお湯に浸かることへの抵抗がすごい

どうしても汚いと思ってしまう……。

比「汚いお湯は、汚いです……あっこれ悪口ですね、よくない(笑)

ただ、最近の温泉は多様化していて、貸切風呂が増えているんです。

大浴場とは別に、個室にお風呂がついていたり、貸切の風呂が設置されていたり。

他人と入りたくない人や、裸を見られたくない外国人の観光客向けに最近増えてきているんですよ」

個室で温泉に入れると確かに手軽でうれしい

比「本当に汚いってのが気になるのであれば、貸切風呂でかけ流しで湯量が豊富なところに入れば……。

かけ流しで、かつ浴槽の大きさに対して湯量が豊富であれば、浴槽内での循環がとても速いので、そういうところに行くといいですね」

かけ流しで湯量が豊富な温泉、例えばどこがおすすめですかね?

比「北海道の、カムイワッカ湯なんてどうでしょう」

へえ!ありがとうございます!どんな温泉なんだろう……調べてみました!

画像はOKRのブログより拝借

って、滝やないかい!!!

確かにかけ流しで湯量豊富だけどさ、修行かな?

温泉汚いとか言っちゃったから比護さん怒っちゃったんですかね、その根性ここで叩き直せってことなんでしょうか。

さらにカムイワッカ湯の公式サイトの注意書きには以下のように書かれています。

◆カムイワッカ湯の滝は酸性の強い温水が流れ落ちる滝です。肌の弱い方はご注意ください。

pH1.6-pH1.8の強酸性のお湯だそうです。

いや、いじめかな?

想像するだけで肌がピリピリしてきました。これ痛い絶対痛いやつだ。

ヒグマ対策もしっかりと!知床は全域がヒグマの生息域です。

カムイワッカ湯の滝周辺はいつヒグマが出没してもおかしくない場所なので、ヒグマに出会わない対策と出会ったときの対処法を知っておきましょう。もっと詳しくはコチラ(URL)

ヒグマが出るそうです。

死ねと??

ヒグマに出会った時の対処法が気になってリンク先に飛んでみると、赤文字でデカデカと「ヒグマに出会わないことが最善の対処法!!!」と書いてありました。そりゃそうだろ。

どうして温泉なのか~銭湯じゃだめなんですか~

東大温泉サークルOKR(おける)の代表として、今年1年で100以上の温泉に浸かってきた比護さん。

しかし、なぜ温泉なのでしょう。銭湯じゃだめなんですか?

比「いえ、銭湯も行きますよ

銭湯も行くよ

あ、行くんですね。

比「温泉の定義って結構曖昧で。温泉には二つの条件があって、どちらかを満たせば温泉を名乗ることができます。

一つは源泉温度が25°以上であること、もう一つは必要な成分が一定以上含まれているということです。

銭湯って、水道水を使っていると思われがちなのですが、実は地下水を使っているところも多くて。

実際にお湯を測ってみたら成分が温泉法の基準を満たしていて、銭湯がある時突然温泉に変わるなんてこともあるんですよ」

へぇ~~。豆知識がたまるたまる。上記の理由から、OKR(おける)では銭湯に行くことも珍しくないのだとか。銭湯には銭湯の面白さがあるんだそうです。かっけえ。

混浴って、入ります??

カメラマン(♂)「あの、混浴って行きますか?」

何聞いてんだお前は……(ドン引き)。

確かに温泉サークルって聞こえはウェイっぽいけれど、比護さん率いる東大OKR(おける)は企画とかちゃんとしてるまじめなサーk

「行きますよ(即答)」

!!!??

回答が―――はやい。

比「もちろん、温泉目当てに、ですけどね(笑)」

で、ですよねー。一瞬びっくりしました。どんなむっつりスケベかと思いました。

比「そもそも混浴の温泉っていうのは、湯量が少なかったり、場所の制約があったりで混浴にせざるを得ないところがほとんどなんですね。

今の法律ではもう混浴は新しく作れないので、つまり混浴があるところには歴史があるんです。

文化としても貴重ですし、源泉が湯小屋のすぐ下にあることも多いので、出てきたばかりの新鮮なお湯を楽しむこともできます」

カメラマン混浴って、女の人いるんですか!?

この話題やけに食いつきいいなカメラマンよ……。

比護「基本男ばっかりですよ(笑)

ただ、さっきも言ったように混浴というのは貴重で良い温泉であることが多いので、敬遠しないでほしいですね。

最近は湯あみ着やバスタオル着用OKな、女性に配慮したお宿さんも多いので、ぜひ行ってみてほしいです」

混浴の存在には、れっきとした理由があったんですね……。認識を改めます。

現代の若者の”故郷”を作りたい

東大温泉サークルOKR(おける)の代表として、さまざまな企画を打ち出す比護さん。

現在は、宮城県・鳴子温泉郷の湯治(とうじ)宿とコラボすることで、温泉地での長期滞在文化を復活させる若者湯治企画をやろうとしているそうです。

比「湯治(とうじ)って、上の世代には病を治すっていう固定観念がついてしまっているんですけれど、若い世代は湯治という言葉自体をあまり知らないこともあって、先入観がない。

それを踏まえると、若者には温泉の長期滞在文化を定着させるポテンシャルがあると思っていて。

先日連泊で温泉に行ってきたんですけど、やっぱり一泊するのと連泊するのでは体の休まり方が全然違うんですね」

確かに温泉旅行には大抵日帰りもしくは一泊二日で行きますよね。

せっかく温泉に入ってリフレッシュしたのに、そのままバタバタ帰らなくてはならなくて、癒されに行ったはずなのに逆に疲れてしまった……なんて経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか。

連泊して身も心もしっかり癒されることで、温泉の真価が発揮されるに違いない。

比「旅行で消耗するのではなくて体を休めてほしいというのもありますし、あとは今の時代、都市圏に住む若者の多くは故郷と呼べる場所がないんじゃないかと思うんです。

僕、東京生まれ東京育ちなんですけど、東京で疲れて帰りたくなった時に帰る場所、ふるさとがないと思うんですね。

東京にいるときに、”あそこ今どうなってるかなあ”って思いを馳せる場所がないというか。

演歌でいうと、千昌夫の北国の春っていう曲に”あの故郷に帰ろかな、帰ろかな”っていう歌詞があるんですけれど、まさにそのイメージです」

突然の千昌夫(画像は公式HPより転載)

疲れたりつらくなったりした時に逃げ込むことのできる”ふるさと”は、確かに現代の若者が欲してやまないものかもしれません。

比「だから、僕は湯治場を、そういう現代の若者にとってのふるさとにしたいんです。

温泉をただ休むための場所にするのではなくて、長期滞在する中で温泉地の人と若者が交流を持って、町と友達になって欲しいというか。

その温泉地に行けば知ってる人がいて、心も休まる。そんな温泉地を若者に作ってほしい。

それをふるさとづくりって呼んでいます。

今までとは違う、若者に受け入れられやすい形で温泉地の長期滞在を進めていけたらなって

いい笑顔

『この温泉は一回行ったから次は別の温泉に行こう』となるのではなく、『この温泉地の人にまた会いたい、この町にまた行きたい』、若者にそういう精神的なふるさとを作ってほしいんですね。

わたし自身は地方出身でふるさとと呼べる場所を持ってはいますが、旅という過程を経て新しい精神的ふるさとを開拓したくなってきました。

そうだ、温泉行こう。

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この記事を書いた人
アリサ
はじめまして! アリサです。UmeeTのライターをやっています。よろしければ私の書いた記事を読んでいってください!
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