こんにちは、TNKです。
道行く子どもたちに手を振るのが趣味の20歳です。
突然ですが、皆さんは“将来”について考えてますか?
僕はというと、おじいちゃんになったらイチゴ農園を営みたいぐらいのことしか考えていません。
“将来”といえば、皆さんの周りにも「インターン」をしていたり「意識が高い」友人がいるのではないでしょうか。
僕の友人も先日二人ほど、「インターン」を始めました。彼らは“将来”に向けて着々と準備をしているようです。
周りの優秀な友人にはきっと明確な将来のビジョンなんかもあるのでしょうが、僕にはまず将来やりたいことがありません。
振り返ってみると。。。
こんな感じでした。
考えれば考えるほど「ガチムチインターン生」と僕では差が開いているみたいです。
ここまで来てしまった僕ですが、さすがにこのままだと「お刺身に菊を添える仕事」ぐらいしか働き口がないんじゃないか。
いよいよ不安になってきました。さあ、どうしよう。
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閃いた、東大首席の先輩に相談すればなんとかなるかも!
そう、偶然にも僕には超絶ハイスペックな東大首席の先輩がいたんです。
そうと決まれば早速会いに行ってみよう!
と、その前に・・・
カメラを忘れるところでした。
僕「こんにちは、今日は先輩に“将来”について相談したいです。よろしくお願いします」
先輩「おっけー!どんなこと聞きたいん?」
※そう、このフレンドリーさこそ東大首席
僕「最近まわりの友人が『インターン』とか始めてて、でも、僕はそもそも自分が何をやりたいかわからないです。
先輩にもそういう悩みとかありましたか?」
先輩「うーん、悩んだことはないかな」
僕「ファッ!?」
(いきなり出鼻をくじかれる)
先輩「自分の将来について、悩むというよりは考えて行動しまくっていた。
国会で議員秘書のインターンをしてたことがあって、当時は自分が興味ある政治関係者誰とでも話せてとても糧になったかな。他にも留学してみたり、とにかくいろんな人に会ってみたり」
僕「で、でた!『インターン』
僕も『インターン』すればいいんですね!」
先輩「考えもなしにインターンしても意味ないよ
よく、『ここでインターンしているから自分はデキる』なんて自分に酔ってる人がいるけど
インターンを自分を安心させる手段にしてしまっているのはとてももったいないと思う。
俺の場合は『どうやったら最も日本や世界に貢献できるのか?』『自分の将来はどうするべきか?』
みたいな自分の思いを色んなところにぶつけてみたいっていう行動基準があったんだよね」
「インターン」するだけじゃダメなの!?
というか、視座がエベレストだ・・・
先輩「そうやって行動していく中で自分の将来の指針が少しづつ見えてきたんだ」
僕「どういうことが見えてきたんですか?」
(衝撃に備える)
先輩「例えば、国会のインターンでは自分が物事に時間がかかることが嫌いな人間であること、
端的に言って政界の環境には合っていないことがわかった。
他にも様々な経験からいろいろ見えてきて、まとめると
自分は参謀タイプで、「困っている人を助ける」ことにワクワクして、成長志向が強い人の近くにいたい
っていうことに気づいたんだ」
僕「その結果として外資系コンサルという仕事を選んだということですね」
先輩「そういうことになるね」
僕「勝手なイメージですが、外コンって優秀な人が選ぶ王道ルートのように感じてて
これだけ深い思いを持っている先輩がいくのは少し意外というか、その・・・」
先輩「確かに、そういう風に見えても仕方がないね。
俺も学部生の頃はコンサルって聞くと、表層的なカッコよさだったり、お金を得るための王道だと思っていたよ笑
ただ、王道だからいくっていうのは全然違くて、
みんな『仕事を通して実現したいこと』を持ったうえでコンサルを選んでいるよ」
僕「先輩の『仕事を通して実現したいこと』を聞きたいです」
先輩「短期的には、自分の強みを伸ばしていくなかで『情熱』を持って取り組めることを見つける
長期的には、『自分の場所』で、日本、世界の困っている人を助けたい、一人でも多くの人を幸せにしたい
そういうことを想うなかで、一番自分に合っていると思ったのがこの選択だったんだ。
加えて、自分が得意な『意思決定者に知見を与える』ことで社会に関われる点も大きかった。
だから、将来の仕事を選ぶうえでの王道はなくて、自分が実現したいことを大切にすることが大事だと思う」
僕「今の段階で、自分が実現したいことなんてわからないです・・・」
先輩「見つけるタイミングは人によるから、探し続けるしかないかな笑
まあでも結局、自分の人生に責任をとるのは自分なんだよね。
自分がやりたいこと、ワクワクすることを思いっきりやるのが良いと思う。
東大生って、周りの人からみて自分の人生って何点くらいの人生なんだろ
って悩む人多いよね。賢くて何でもそこそこ出来てしまうから。
だけど俺は、自分がやりたいこと、ワクワク感を大切にして生きるのが結局一番幸せだと思う!
俺は100人に80点付けられる人生より、大好きな人たちと楽しく幸せにやりたいこと思いっきりやる人生がいいと思うんだよね!」
僕「確かに、僕は少し周りを気にしすぎていました」
先輩「大半の東大生はそうだと思うよ笑
だから、こういうことを真剣かつ気楽に大人と語り合える機会っていうのがすごくすごく重要だと思う。
『交流会』はそういう場としてかなりおすすめ。
自分の強み・情熱・環境についていろんな思いを持った卒業生に触れ合うことができたのはとても刺激的だったね。
気になったら調べてみて!」
僕「わかりました!今日はありがとうございました」
先輩「また何かあったら気軽に相談してね!
ただ最後に強調しておきたいのは、この記事読んだ人の中に絶対
『ああ首席が何言ってんだよ。外資系コンサルなんてクソだよな』
って言う人いると思うけど
ご自由にどうぞ!今の自分、めっちゃワクワクしてるし、幸せやし」
出た、メタ発言
パンチラインすぎる・・・
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というわけで、
今こうやって記事を書けるようになるまで回復するのに丸三日かかりました。
僕を反面教師にして、ラーメンを食べに行くようなノリで東大首席に人生相談しに行くのはやめましょう。
ところで、最後に先輩が言っていた「交流会」が何なのか気になったので調べてみました。
「交流会」とは、どうやら大学が中心になって手掛けるキャリア教育イベントみたいです。
運営主体は、東京大学と、東大ドリームネットという学生団体と、東京大学三四郎会という卒業生組織の三者で、
年に二回ある交流会には、各日おおよそ学生300名卒業生120名の400名以上が集まるのだとか。
学内イベントとしては学園祭の次に大きいらしいです。
見慣れた二食が
こんな風に様変わりするなんて知りませんでした。
先輩も言っていた通り、これだけの数がいれば、様々な想いをもつ多様な卒業生に出会うにはうってつけですね。
HP = 0000 になりましたが、あの日得たことが一つあります。
まずは行動しなきゃ始まらないということです。
僕は11月12日(土)の13:00〜18:00を、「交流会」に参加する以上に
有意義に使える自信がないので、このイベントに参加してみることにします。
ただ、コミュ障かつ中高6年間男子校の僕はこんな大きなイベントに一人で行くのは怖いので、
一緒に行く人を募集します。
※男子校は関係ないだろっていうツッコミは無しです
それでは、さようなら。