駒場キャンパスってもう一個あるって知ってた?
普段使ってるあのキャンパスの西側に、なんともうひとつ、研究のための大きな敷地が隠されているのです。
その名も、「先端技術研究センター+生産技術研究所」(=駒場リサーチキャンパス)
いやーさぞかし最先端なんだろう なぁというコチラの施設が、6月3日と4日に、一年に一度だけ一般公開されるんです!!
そう。明日まで。
そして、その豪華でタメになるイベントがどう考えても知られてなさすぎる。
というわけで、本日突撃取材してきました! 明日空いているみなさんのために、いや、どんな手を使ってでも空けようと思っていただくために。
目玉企画をズラリと並べた、速報記事をお届けいたします。
今までに無いものを作り上げるための、最初の挑戦であるプロトタイプの制作。
文字通り本当に見たことも無いようなロボット・構造体・バイオ作品などがズラリ。見て・触って、心ゆくままに驚けます。
そしてそれができるまでの試行錯誤の足跡も追体験できます。「プロトタイプの、さらにプロトタイプ」から展示され、研究員の方が何でも答えてくれる。
まさに最先端を垣間見ることができる企画展示です!
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生物の脳や神経の働きを知ることで、人間を知ったり、新しいモノづくりに生かしたりしようというコチラの研究展示。
一番面白かったのが、「筋肉を動かすときに流る電流を検出して操作できるゲーム」
筋力ではなく、「筋肉を動かそうとする力」とそれを巧みに操る能力が必要とされるこのゲーム。
いわば「マッチョに勝ちうる筋肉ゲーム」。
2人でやってみましたがめちゃくちゃ難しかった・・・
ゲームの仕様上ガッチリ手をつなぐことを強いられましたが、ラブラブではないです。
先端技術が、迫りくる超高齢化社会に挑むとどんな答えが出てくるのか。
健康を維持するため・シニアの力を生かして再雇用を促進するため・コミュニケーションをより円滑にするため。
さまざまなところに生かされる、ヴァーチャルリアリティーの技術を体験できます!
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ひときわ目を惹いたのが、「紙でできた机と椅子」!!
やわらかいからこそ、包まれているような安心感。取材班も思わず、子宮に戻ったかのような腑抜けきった表情に・・・恐ろしいほどに快適・・・
やっぱり大学ってお金かかってるんだなぁと圧倒されたのがコチラの展示。
一台数千万が当たり前な工作機械たちがズラリと並ぶ様は、「あぁ、小さいころラボと言えばこういうの想像してたわ」と思い返されます。最終秘密兵器とか作られてそう・・・
実際に作られているのは、東大内のあらゆる研究室のためのオーダーメイドの実験・研究器具が主とのこと。最先端の研究のための、仁義無きムチャ振りに応え続けるのが、この機械たちの使命なのである・・・!!
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UmeeTでも取材させていただいた、突出した能力を持ちながら生きづらさを抱えて不登校傾向にある子供たちをひたすらに伸ばしていくプロジェクト、ROCKET。
その異才の参加者たちが描くアートとは? 彼らの世界とは?
度肝を抜かれる精密な作品たちが並んでました・・・是非生で見てください!
これでもまだまだ氷山の一角。東大生も他大生も、東大に入りたい人も、なんだか新しいことがとりあえず好きなあなたも、ぜひとも駒場の秘境の秘宝を探しにいきましょう~~!!