【五月祭】企画規模は戦後最大?! 東大の花形、医学部の『情熱医学』を徹底解剖!

2016.05.12
いちこ

今週末に開催される、五月祭。沢山の模擬店から漂う美味しそうな匂い、安田講堂前なら床も揺れるほど賑わいと熱気を見せる数々ステージ。部屋を覗けば未知なる展示が待ち受ける、そんな心躍る2日間が目の前に迫っています。

その中でも忘れてはならないのは、東大ならではの「学術企画」。今回、五月祭最大級の展示を誇る「医学部」の企画展示にUmeeTが切り込みます。

東大医学部生たちに突撃 「ぶっちゃけ医学部はどんなとこですか」

 皆さん、今日はよろしくお願いします。五月祭展示についてさっそくお伺いしたいところですが、そもそも医学部って外部からはあまり良く分からないんですよ。先に東大医学部ってどんな特徴のあるところか教えてください!

古川渉太さん。広報係。感染症の研究をしているそうです。

古川「医学部は文字通り医学の勉強をするところですが、東大医学部の良い所と言えば、進路の選択肢が多いことですね。」

医学部の進路って、みんなお医者さんになるんじゃないんですか? 外科や内科とか?

「いえいえ、研究の道もあるんです。先輩の進路も、『臨床医』(注:“お医者さん”)は勿論ですが、医療分野の基礎科学研究者だったり、行政方面だったり色々です。東大法学部准教授の米村先生も医学部出身です。

僕は公衆衛生、つまり感染症とかに興味があって、実はその分野で有名な先生も東大に多くいらっしゃいます。そういった医学研究の権威の方が東大に多くいらっしゃいますし、同期でも『研究医』(注:“医学の研究者”)を目指す人が沢山いる。臨床医、研究医、そのほかも多数。

医学という武器を手にどう未来にメスを入れるか、個人が選択しやすいような環境が揃っているんです。

学術ポスター係の、研究医を目指す小森貞之さん。「中高生のみなさんへ、医学部に研究しに入ってください!!」

ブラックジャックが100人いても作れない環境がここにあるということですね。展示も多様なものが見れそうです。

「医学を”身近”にちかづける」

医学部本館。五月祭当日は、この建物へ行けば医学部展示が見れる。

そんな素敵な人と環境が揃った医学部、五月祭で今年はどんなことをするのですか?

広報・古川「今年は『情熱医学』というテーマを元に20個ほどの医学部企画を行います。」

松岡修造が参上しそうなテーマですね。でも、どうして情熱なんでしょう?

「本当の意味で『身近な医学』を達成させたいと思った為です。その決意表明です。

医学って一人一人の身体をみる学問ですから、本来ある程度は自分で知っていた方が良いんです。医者の学問でなくて、それぞれ、皆さんの学問です。今回の五月祭企画で、誰にとっても分かりやすく医学を楽しめる事を第一に考えました。」

心につきささりますね。その情熱からどんな企画がなされるのでしょうか。

「無料で血圧を測ったり、骨密度を測ったりできます。手術体験もありますね。どれもこれもおススメだらけなのですが……、3つご紹介します。」(次ページ)

①身近な病気の正体を知るポスター展示

学術ポスター係の小森さん。あたまよさそうです

小森「一つ目は、今年から始まるポスター展示です。

「癌はどのように発生するのか?」「どうして癌で人は死ぬのか?」にお答えするような身近な病気についてのご紹介から、最新の研究成果までポスターでおのせしています。

何といっても分かりやすさに「情熱」をかけました。そしてこんなに研究って面白いんだと思ってくれたら、研究医目指せばいい、そう僕のように

癌なんて、気になるトピックですね。他にもたくさんの話題が揃っているそうです。

②副代表が自ら企画 あの時医者はこう考えていた~診断~

副代表高橋さん。白衣片手に颯爽と取材場所に現れました。祖父母の病気から医者への道を選ばれたそうです。

高橋「二つ目は、情熱カンファレンス(注:会議)です。NHKのとある番組のようにプロの総合診療医を4名お呼びしていて、『問診から結果まで』の間に、医者が何を考えて、何が起こっていたのかを一部始終お見せします。

例えば、『こういう風に調子が悪い』と患者さんに言われたときに、医者は何を考えて、どの病状だとみなし、どういう診察をしようと選ぶのか、その過程を全てお見せするのです。

事前予約で参加券を配布しましたが、当日参加もできます。ぜひ、いらっしゃってください!」

副代表自らがプレゼン、指摘を全て直し、当初無理だと言われていた企画を実現したそうな。タフだ……。このありがたい企画も今年初めてです。

情熱カンファレンス、土曜13時から、医学部本館3階の大講堂で行われます。無料で誰でも歓迎です。

③医学部最大の目玉! 超大物が集結「特別講演会」

五月祭医学部代表、関総一郎さん。東洋医学と西洋医学の懸け橋になれる臨床医を目指していらっしゃいます。頼もしそうなオーラを漂わせています。

関「何といっても、医学部企画を語るのに欠かせないのは特別講演会です。兎に角、雲の上のような方々が集まります。今年のテーマは『理想の医療とは』の下で、『スポーツを通じて健康になる』ことなどを話し合います。

ご好評を得て整理券は完売しているのですが、中継室として150人程度入れる当日客用の部屋を用意しています。しかし例年本当にすぐに席が埋まりますので、見に来てくださる方は医学部本館が開く9時にいらっしゃる事をお勧めします。

特別講演会は、日曜日10時から、医学部本館3階の大講堂で行われます。9時半開場なので、30分待てば、メダリストの為末大さんや厚労省参与の山本雄士さん、TBSキャスター膳場貴子さんの対談を聞けるとは……。語彙力ないのでヤバいとしか言いようがないです。

戦後最大規模の企画、楽しんでいってください

左:高橋さん 右:関さん

関「今年の医学部企画は、数十年間脈々と受け継がれてきた中でも、戦後最大規模の企画です。企画数と企画の質を考慮しても、過去最大だと自信を持って言えます。実際に来ていただければわかると思います。

来ていただければ、戦後最大のおもてなしをいたします。

1951年の医学部企画。医学部前から、赤門前を通って正門前まで行列が並んでいたそうです。ディズニーランドですかね 提供:「鉄門倶楽部」

そして、戦後最大の医学部企画がもっと思い出深くなるように、記念品も販売されるそうです……!

グッズ係の佐藤さん。クールなノート、実は彼がデザインしました。
許されるドヤ顔・・・許されないドヤ顔?

東大医学部に入った人のノート、なんてそれだけでも随分ご利益ありそうです。他にもシャーペンやボールペンなどの記念品も取り揃えているそうです。

来年も豪華な医学部展示を見たい方、記念品を買っていきたい方、ぜひお買い求めくださいね。

赤門を潜り抜けて、真正面に見える医学部本館。そこに行けば、彼らに、そして数々の展示に会えます。

それでは医学部の皆さま、取材ありがとうございました! 五月祭当日も応援しています!

情熱医学HP:http://m2_mayfes2016.umin.jp/index.html

この記事を書いた人
いちこ
はじめまして! いちこです。UmeeTのライターをやっています。よろしければ私の書いた記事を読んでいってください!
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