美大から就職をへて東大…そしてNYへ!「自分のデザインで勝負したい」

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多摩美から某外資系IT企業へ入社と同時に、東大の情報学環に入学した福岡さん。しかし、入社2年目にして早くも退社し、次は単身ニューヨークへ!

デザイナーとして、自分の世界観で戦っていくと決めた彼女の決断と覚悟を聞いてみました。

☞学生証

  1. お名前:福岡由夏さん
  2. 所属:東京大学大学院情報学環教育部
  3. 進路:多摩美術大学を卒業後、某外資系IT企業へデザイナーとして入社。同時に東京大学大学院情報学環教育部へ入部。しかし2015年秋に退社、現在はNYのアートスクールへの留学準備中。

「わたし、視力は0.3なんですけど、人と目を合わせるのが恥ずかしくて、コンタクトは入れてないんです」

しっかり僕の目を見ながらそういって、彼女のインタビューは始まりました。

ものを作れる人になりたくて

— なかなか東大ではお目にかかれなさそうな、おしゃれな雰囲気を感じますね。

 

「いや、そうでもないと思いますけど(笑)」

 

–さすが美大出身、という感じです。どうして多摩美に入ったんですか?

 

「小さい頃から絵を描くのは得意で。高校時代から、とにかくものを作れる人になりたいって思ってたんです。そのためには技術を身につける必要がある。だから、自然と美大を自分の進路としてました」

 

そうして見事現役で多摩美術大学へ進学し、美大生としての生活を始めた福岡さんでしたが……

 

「でも、周りには自分より上手い人がたくさんいて。打ちのめされましたね。」

 

— やっぱり凄い人がたくさん居そうですよね。

 

「じゃあ自分はどうすれば戦えるのかって考えました。それでまずは領域を絞って、グラフィックデザインとかの平面で勝負しようと思ったんです。」

 

— 戦えそうなフィールドで、長所を伸ばしていこうと。

 

「でも、だいたい二年に上がったくらいの時期から、『デザインって、立体とか平面だけじゃないよね』と思って。デザインの定義ってなんだろうなって考え始めました。」

 

— デザインの定義ですか!なんとなく、絵とか物の形とかをイメージしちゃいますけど。

 

もっと広く捉えようと思って。私がゼミで選択した、「サービスデザイン」だってデザインの内なんですよ。簡単に言えば、モノを使う人の立場になるデザイナーの観点でビジネスを考える、みたいなことなんですが。

 

— ビジネスにまでデザインは広がっているんですね。

 

「自分の軸を平面のグラフィックっていう風に絞っていたのですが、そこからメディア全般まで広げました。ウェブ、紙、ここ最近は誰でも3Dプリンタでプロトタイプを簡単に作れるようになってて、モデリングとかも勉強してました。様々な媒体で表現出来るようにならなければいけない、と感じました。」

 

レベルの高い学生の中でもまれながら、自分の特性を見つけていったんですね。

いまの福岡さんがどうやって形作られたか、少しずつわかってきました。

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ABOUTこの記事をかいた人

佐藤 雄志

カメラと文芸が好きです。

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