ネガティブなプライド一本で受かった超進学校女子校・底辺のお受験日記

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進学校()から東大に入った凡人です。

折角ですので、世間一般から見たら奇妙かもしれない環境の進学校での受験の様子を赤裸々に告白しようと思います。独断と偏見が多分に混ざっています。

 

とりあえず東大目指す人でした

「友人が目指しているから、自分も目指す」「特に何も言わなかったら東大か医大志望」

がリアルにあった学校でした。

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私の場合は流されやすい性格もあり、中学入学と同時に、「とりあえず鉄緑でも入っとく?」って感じでクラスの1/4くらい入っていた鉄緑会に入りました。学校ばれそうな。それはさておき、鉄緑会とは、東大受験に特化した予備校です。その時の感覚で言えば、週2の放課授業です。

学校に行かない理由が無いように、塾に行かない理由もありませんでした。学校より早く学べる優越感というか楽しさがあり、抵抗なく通いました。でも宿題が嫌いだったので、好きな問題だけ解いていました。

そして、学校で禁止された携帯が使え、毎日は会えないような貴重な友達と一緒に過ごせる塾での生活は、魅力的な生活に映っていました。

 

塾に通う以外は基本勉強はテスト前一夜漬けで、他の時間は部活にいそしんだり、友達と遊んだり。友達との遊びは数学パズル……みたいなこともなく、ぐだぐだと喋ったりゲームで遊んだり。

趣味はゲームでした。TRPGっていうターン制のボードゲームみたいなものが一番好きで、スクエニのタクティクスオウガとか数百時間やっていました。ゲームには夜の時間の多くを捧げました。

あとは友達とイベント開きました。ハロウィンやクリスマスとか大好きで同じ年でも複数回やりました。その瞬間その瞬間を楽しんでいました。

 

そんなかんじで、塾に入っても東大受験はおろか、そもそも勉強しなきゃ、という自覚はありませんでした。

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黒板への落書き超たのしい

東大を意識するようになったのは高校生の頃です。中学生が高校生活に思いを馳せるように、大学生活に思いを馳せました。キャンパスライフ、という言葉を知ってわくわくした覚えがあります。構内でアイス食べ歩きしたいね、学校近くのオシャレなカフェで徹夜明けコーヒーやってみたい、めっちゃ大人っぽそう、みたいな感じで。

 

そこで思い描くキャンパスが、先輩や友人の兄姉がいて学園祭を遊びつくした学校、東大になっていったわけです。そして、同じころに東大用の塾に通っている自覚が生まれ、友人と一緒にそこに通っている事実から、志望校が一応東大になりました。

 

周りに流されると、目指すこと自体理由はいらなかったです。一方で、軽いノリで目指したら、案外東大は遠くて。日頃真面目に勉強していないからね、当たり前でした。先輩や友人を超尊敬する時期がありました。

 

「なんとなく東大を目指すのはいかがなものか?」

ということも良く言われるのですが、とりあえずチャレンジすること自体が良いものだと思います。

 

大学生活から受験を振り返っても、あの勉強時間と期間はやばいわ、過去の自分ながら尊敬する、という結論になります。今は9時に起きるのもつらいです。

受験期ほどは大変でない……受験期乗り越えられたんだから、もう一回くらい行けるわ……と体育会系のノリで乗り越えられることも多いので、とりあえず東大を目指すのはアリだと。たぶん一番ハードな大学受験は東大か医学部です。偏見ですが。

あと、裏返された問題用紙を目の前にした時のわくわく感がたまらないです。それを味わいにいけるのも受験だけです。

 

 

受験で一番つらかったのは、「東大目指す理由が無いこと」

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Stocksnapより

東大に行かない理由もありませんでしたが、行く理由もありませんでした。普段は、受験校として選択肢に入るようにひたすら勉強って感じで何も考えず学習していました。

そうはいっても、やはり理由がないと受験を続けるのはしんどいです。辛い時の踏ん張りになるようなモチベーションに欠ける。

 

何故受験勉強がんばっているのだろう? という疑問がつきまといました。ぶっちゃけ大学入れてもらえるならどこでもいいよ!!! みたいな時期もありました。

 

振り返ると、個人として東大を目指した最大の理由は、プライドです。

中学の頃から東大用の塾行った事実を自覚したとき、東大目指さないのは今までの生活を台無しにしてしまうような感じがしました。そして、友達は皆東大レベルの学校に行くんだろうなぁと思ったとき、自分だけ落ちこぼれるのがすごく惨めで怖かったです。

負けず嫌いというより、プライドでした。だから受験が辛かったです。よくない。

でもどこまでも強いプライドが合格まで導いてくれました。

 

余談になりますが、受験を続けるために、やっぱりポジティブな理由がある方が楽しいです。勉強自体楽しい、からやる。みたいな。勉強、とりわけ日本史と数学は好きだったので、好きなおやつで間食するように、数学と日本史を挟みながら勉強していました。

 

そして高3で編み出したポジティブな結論は、「とりあえず最難関にパスするという気持ちいいことしよう」です。

 

やっつけの理由でしたが、合格したときは最高の理由になりました。最高に気持ちよかったです。一瞬で受験期分を通り越して、一生分の幸せを味わいました。事後的にしか確認できませんがおススメの理由です。

 

 

また、その大学を選んだ理由、と考えるとなかなか難しいですが、その大学でやりたいこと、となるとポジティブな良いアイディアが沸き起こりやすかったです。

友達と話したやりたいことや妄想をちょこっと暗記帳の裏に書いておくと、やる気が出ます。秘密の集会を開ける隠れスポットを捜したい、学校の門の前で塾入会勧誘用の文房具が配布されるなら、大学なら企業入社勧誘用のアイテムが配布されるんじゃないか、それで生活しのげるんじゃないかとか。くだらないこと考えているなぁと思うのですが、そのくだらなさこそがスパイスになりました。

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Stocksnapより

後悔としては、もっと高校生までの時に、大学に行った先、一生かけてやりたい好きな事をちゃんと夢見ておけばよかったなあ、自分が好きなものをもっともっと考えて知っておけばよかったなぁと思います。その過程で、東大行く、っていうのが一番ポジティブで頑張れるんじゃないかと。何よりも夢があるって素敵じゃないですか。

一方大学はいってから、高校では想像できなかった出会いや発見が本当に沢山待ち受けていたので、無理に定める必要もないと思っています、ということは伝えておきます。

 

受験生応援しています、お疲れ様でした。

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カピバラwikipediaより

今年東大は後期無いので、もう終わりでしょうか。他の大学でまだ受験機会がある方、ぜひ頑張ってください。

入試が終わったら、ゆっくり温泉につかりに行くと良いんじゃないかなと思います。一気に解放される放心感と、入試結果が気になって仕方ないじれったさがあるとおもいますが、すべてをのぼせて忘れる勢いで。

 

成功をお祈りしています。

 

東大の受験

東大は、なんだかんだ結局は勉強量が多い人から入っていくと思います。そこには運要素も多分に絡んでいますが。

東大に受かるだろう、余裕で受かった、って言われている人ほど、元々天才みたいな夢はあまり無くて隠れた努力家の見本みたいな人ばっかりした。実につまらないことに、途中から見て天才に見えているパターンが多いです。

 

誤解無きように伝えときますが、東大に受からなかった人は努力していなかった、なんてことは一切ありません。東大に入りたい意志の強さや忍耐力が合格者よりも強かったであろう不合格者も沢山います。地頭が全員同じだとも思っていません。テクニックもあります。

 

そして、私自身センター試験後の志望校判断でE判くらった、ほんの爪先ギリギリで合格にひっかかった人ですからあんまり偉そうなことは言える身でないです。

それでも受験について思ったことがあります。

 

 

東大に入るのに共通して必要な事は、1つだけ、勉強です。

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ABOUTこの記事をかいた人

いちこ

経済学部生。旅行とグルメが趣味。ゲームへのアンテナは欠かしません。

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