「仕組みを作る者の誇り」 駒場祭委員長が明かす舞台裏【後編】

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駒場祭委員長・秋月さんと、UmeeT編集長で笑論法創設代表でもある杉山の「お祭り好き対談」の後半です!(前半はこちら

裏方としてお祭りを支える委員会。分かりやすく楽しんでいる僕みたいな企画サイドとしては、委員会のみなさんには感謝を通り越して申し訳なさがあります。

しかし、心配無用だと秋月さんは言います。裏方だからこそのやりがいや魅力があるんだと。その秘密に迫っていきましょう。

☞学生証

  1. お名前:秋月優里さん
  2. 所属:文科一類2年(工学部都市工学科都市計画コース内定)
  3. 役職:第66回駒場祭委員長

舞台を作る楽しさ

委員会の中でも僕が特にお世話になってきたのは、ステージ担当の方とか、委員会企画担当のみなさんですね。団体として何度も呼んで頂いていて。中夜祭なんて特に最高の舞台です。

「委員会企画は特に、いろんなサークルの人たちを集めて自分たちだけでは到底できないようなステージを作れるところに魅力があるんじゃないかと」

それはめっちゃわかります。僕も学園祭で「老害連合」とか「サークル横断コラボ」で、いろんなサークルの実力者を引っ張ってきて分野を超えて融合したステージを作ってたんです。

マジックとかジャグリングとか、自分が絶対できない技を持った人に協力してもらって、「どうだ凄いだろ!」と。自分が凄いんじゃないんだけど、その舞台を作れたことの誇らしさがあります。

構内のいたるところに何気なくあった案内とかも、委員会が作ってるんだよなぁ

構内のいたるところに何気なくあった案内とかも、委員会が作ってるんだよなぁ

 

「まさにそういう面白さがあるんだと思うんです。委員会企画はその中でも、脚本を作る人・司会をする人・それぞれのサークルに出演依頼する人など、たくさんの役割を持った委員が協力して作っているんです。」

やっていることとしては僕の企画と委員会企画はある意味ライバルだったと思うんですが、でも委員会の丁寧でカッチリした、まさに祭りのオフィシャルな顔としての仕事ぶりには絶対敵わないなと思います。

風当たりを、あえて受ける

委員会って文句を言われたり、不満をぶつけられたりすることがたくさんあるんじゃないでしょうか。それはつらくないんですか?

「当たり前ですが、それぞれの団体に平等にお祭りを楽しんでもらうためには、平等に我慢してもらわないといけません。企画同士がぶつからないように、委員会はあえて、強い風当たりを受けることも必要だと思います。」

不平不満をあえて受け止める。仕組みを作る側の誇りを感じます。

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「特にどの仕事が花形ってわけではなくて、それぞれの役割に使命感やプライドがあると思っています。」

カッコいい。これぞ裏方の誇りという気がします。

「スタンプラリー企画やガイドツアーなど、学内のみなさんにはあまり知られていない仕事も、お祭りを隅々まで盛り上げるための人の流れを作ったり、東大そのものの魅力をお祭りに組み込んだりするための重要な役割を持っています。」

そうやって、当たり前のように思っていた、僕たちの大好きな学園祭が創り出されていたんですね。

ゴミ分別にも、隠された情熱。

しかしそうは言っても、ゴミの回収をひたすらする仕事の人も委員会には居るんですよね?あの膨大なゴミを、凄く正確にチェックして分別して…… ちょっと正直、やりがいが想像できないんですが……

ゴミ分別という大変なお仕事・・・

ゴミ分別という大変なお仕事・・・

仕組みをうまく回すことへの情熱があるんじゃないかと思います。分別の方法も、運営スタッフのマネジメントも、毎年進化させています。たとえばファストパスの導入や分別講習会の実施などです。」

運営スタッフとしてゴミ分別のお仕事を手伝った人も多いかと思います。リサイクル容器の一つ一つを、ちゃんとリサイクルするためにきれいにふき取ったり。そこまでするのかと、感心半分あきれ半分だったりします。

「実際に仕事をしている委員たちは、強い使命感を持っています。彼らにしか分からない、受け継がれている何かがある気がします。ある意味、最も、なくてはならない仕事ですから。」

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大量にゴミが出て、でも次の日には当たり前のように大学が始まる。テントや機材、ステージそれ自体すら、祭りを構成するすべてが、当たり前のように出現して祭りが始まって、当たり前のようになくなって、日常が戻ってくる、ように見える。

それがどれだけ、当たり前でないか。

どれほどの尋常でない、エネルギーと情熱が、その「当たり前」を支えているか。

僕らの大好きなお祭りは、確かに彼らによって「祭りたり得ている」んだと、ようやく実感します。

委員会のみなさんは、それぞれその仕事にやりがいと楽しさを見出している。でもそれでも言いたい。当たり前のようにお祭りをさせてくれて、本当にありがとう。

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あなたにとって祭りとは?

最後にこの質問をさせてください。あなたにとってお祭りとは何でしょうか?

「えーっと、委員長としては、昨年のテーマ的に、『祭は旅だ』と言わざるを得ないんですが(笑)」

模範解答は一旦置いといてください(笑)

「私は祭りって、同じ時間に同じ場所に、たくさんの人が集まることだと思います。人が集まった、そのエネルギーが、あの独特の雰囲気を生むんだと思います。」

祭り特有の、普段許されていないことが許される高揚感ってありますよね。路上で突然漫才始めたり、知らない人に呼び込みしたりビラ配ったり。普段ありえないような開放感があります。

「まさにハレの日ですよね。その瞬間をみんな待ちわびて、それがみんな堪らなく好きだから、祭りをするんだと思います。」

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銀杏並木と祭りの賑わい

祭り中毒者の一人として、これからの人生も、それが学園祭でなくても、祭りをして生きていきたいなと再確認できたインタビューになりました。

そして秋月さんから、最後にめちゃくちゃうれしい一言を頂きました。

人を集めるって意味では、UmeeTもお祭りですよね。UmeeT、今までにない、やりたいことやってるって感じで、かっこいいです。

 

やばい、泣きそう。

ぜひ今後の学園祭、個人としてもUmeeTとしても、盛り上げに全面協力していきたいです!第67回駒場祭は2016年11月25日(金)-27日(日)開催の予定です!

そして、次回の五月祭の準備も、既に始動しているのです! 今年はどんなお祭りになるんでしょうね~ こちらは5月14日(土)15日(日)開催です!

五月祭サイトはこちら! https://gogatsusai.jp/
Twitter…@gogatsusai 、@ut_maychan (五月祭公式マスコットめいちゃん!)

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ABOUTこの記事をかいた人

杉山大樹

UmeeT編集長 常にエンターテイナー的でありたいです。 笑論法創設代表・東大エンターテイメント広報部部長

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