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高齢者の家の空き部屋に住む? 学生とシニアをつなぐ「ひとつ屋根の下」プロジェクト【まずは3/6活動報告会へ!】

2016.02.08

小さいころ、おじいちゃん・おばあちゃんの家に泊まりに行くのが本当に楽しみだったって人、多いんじゃないでしょうか
地元を離れて高い家賃を払って一人暮らししているたくさんの大学生が、「第二のおじいちゃん・おばあちゃん」を見つけて、楽しくご飯を食べたり、一緒に安く住めたりしたら、素敵だと思いませんか?
 
はじめまして、東京大学教育学部4年の村上です。
 
本郷を拠点に地域の活性化を目指して活動しているNPO街ing本郷の中で、シニアと学生の交流・共生をめざす「ひとつ屋根の下」プロジェクトに参加しています。ざっくり言えば、まさに学生が「第二のおじいちゃん・おばあちゃん」を見つけることが、このプロジェクトの目的です。

このプロジェクトはNHKの「ニュースウォッチ9」や、朝日新聞・読売新聞など多くのメディアに取り上げられ、注目されています。

より多くの学生のみなさんにプロジェクトを知ってもらいたい! そしてその入り口として、3月6日のイベントに来てもらいたい! ということで、寄稿させていただきました。


このプロジェクトは具体的には、地域のシニアと学生のイベントを主催して楽しく交流を図ったり、シニアの持つ空きアパートや空き部屋に学生を安く住ませてもらい共生をマッチングしていく活動をしています。

3月6日の活動報告会では、これまで2年間進めてきたこのプロジェクトの報告とともに、地域のシニアと学生がお茶を楽しみながら気軽に話す「多世代交流大おやつ会」を行います。

東大のエンターテイメント系サークルの学生のみなさんによる漫才・マジックなどのパフォーマンスもあり、盛り上がること間違いなしです!
 
まずはお気軽に、この報告会に来ていただいて、プロジェクトの魅力と、地域やシニアと交わることの面白さを感じてもらいたいです。以下は開催の詳細です。
日時 3月6日 14時~16時半 (13時半開場)
場所 文京区立本郷小学校 多目的ホール

「ひとつ屋根の下」プロジェクトの目的は、シニアの「誰かの役に立ちたい」という気持ちを引き出し、上手く発揮してもらうために手助けをすることです。

学生がシニアを助けよう!という一般的なボランティア精神ではなく、むしろシニアに学生や地域を助けてもらおう!という逆転の発想です。

少子高齢化が進む今こそ、むしろシニアに主役として活躍してもらわなければならないと考えるのです。

今後は、シニアのおうちに学生が間借りする形にとどまらず、シニアに料理を習ったり、シニアの家にある不要な家財を一緒にバザーしたりというような、新しいシニアの活躍の場を作っていけたらと考えています。

学生が全力でご飯を作って振舞った「ひとつ釜の飯会」


元気で余裕はあるけれど、人とのつながりが少なくて、豊かではない。そんなシニアの方々にとって、「誰かに頼られること」は実はもっとも必要なこと。地域活動をする中でそのことに気づきました。

健康的な手料理をなかなか食べられない。家賃が高くて大学の近くに住めない。そんな大学生はむしろ、地元のシニアにもっと頼るべきです。今まで出会わなかった2つの世代がマッチングされることで、WINWINの関係が築けるはずです。

活動報告会へのご参加や、プロジェクト運営に少しでも興味を持っていただけたら、まずは以下メールアドレスにご連絡ください。

少子高齢化を逆手に取って、身近なところから小さな革命を起こしていきませんか。お待ちしています!

団体メールアドレス:hitotsuyanenoshita.project@gmail.com
↓もっと知りたい方はこちら↓
Facebookページ https://www.facebook.com/hitotsuyane/?fref=ts
NPO法人街ing本郷HP http://m-hongo.com/
 

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はじめまして! ひとつ屋根の下プロジェクトです。UmeeTのライターをやっています。よろしければ私の書いた記事を読んでいってください!
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