女装東大男子、新宿の女装バーに突撃




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いきなりですが皆さん、大学生をやっていると色々な誘いを受けますよね。

飲みのお誘いからディズニー、BBQ、旅行etc…

筆者のところにも、ある日こんなLINEが届きました。

 

ん?はい???

女装バー?じょそこんファイナリストの水上楓??

情報量が多過ぎて理解が追いつかないんだが……

今まで生きてきた中でもトップレベルに斜め上からの誘いでしたが、結局好奇心に負けて付いていってみることにしました。

 

”じょそこん”とは 東大女装子コンテストの略。「東大生の中で一番の女装子を決めるコンテスト」として近年注目を集めている。

 

女装バーとは?

ということでやってきました。

新宿三丁目にあるこちらのお店に伺いました。その名も「女の子クラブ」。

そして今回誘ってくれたのはこの方です。

学生証
  1. お名前:佐野みるく (@ut_josocon19_3)
  2. 所属:法学部4年
  3. 肩書:2019年度東大女装子コンテスト(通称じょそこん)ファイナリストNo.3

 

か、かわいい…。

彼女は元々同じクラスだったのですが、結構可愛いくてびっくりしました。当然ですが、昨年ミスコンに出られていた佐野来実(くるみ)さんではないのでくれぐれもご注意ください。(まあ写真見て間違える人はいないと思いますが。。。)

そして、この方も一緒に来てくださいました。

学生証
  1. お名前:水上かえでさん (@miz_kaede)
  2. 所属:医学部6年
  3. 肩書:2018年度東大じょそこんファイナリストNo.1

 

昨年度じょそこんファイナリストのかえでさん、ご登場です!相変わらず可愛い…。

数か月前に、アメリカ医師国家試験の第一段階である「USMLE step1」に合格したというツイートが軽くバズってました。全然詳しくないけど実は相当凄い人なんだろうなってことだけは分かる。

 

筆者

そもそも女装バーって何?

佐野みるく

いやわからん。元々この界隈の人間じゃないし。

筆者

知らんのかい!そしてこの界隈って何や。

佐野みるく

よくわかんないけど、今じょそこんに出てるから色々チャレンジしてみたかったのと、じょそこんでの勝ち方を聞きに行きたいと思って。

筆者

なるほど。じょそこんでの勝ち方か!

 

そんなこんなで店内に到着しました。

こちらはバーカウンターです。色々お酒が置いてありますね。

ちなみにお店に入るには、

女性(女装含む):2000円

男性:3000円

がセット料金としてかかりますが、コスプレ衣装や化粧台を無料で使うことができる上、なんと食べ物の持ち込みがOKです。

男子でも、女装していけば2000円になるってところがユニークですね!

セブンイレブンで買ってきたほうとうを温めてもらってウォッカ片手に食べてる佐野みるく。どんなセンスだ。

お店の中には外国の方もいらっしゃいました。流暢に外国の方と英語で会話するかえでさんはやっぱ凄い。実はすごい人だというのを忘れがち。

そして今回お店でお話させて頂いたのは、こちらのスタッフの方々です。

まいたむさん

まあさん

 

筆者

そもそも女の子クラブって、どんな店なんですか?

まいたむさん

お客さんも女装しながら、男の娘のスタッフと喋ったりお客さん同士で交流したりできるバーですね。だから、そういうコミュニティーを作れる場かな。

“佐野みるく”
それは面白いですね。ちなみに、他の似たようなお店とは何が違うのしょうか?
まいたむさん
店内でメイクなんかができるのは、他ではあまりないと思う。手ぶらで気軽に来て女装が楽しめるよ。

こんな風に服がたくさん置いてあるので、自分で持っていなくても借りることができます。普通の女性っぽい服からコスプレっぽい服まで、色々選べてなんと無料。楽しい。

化粧台にメイク道具が色々置いてあります。ちなみに4000円でスタッフさんにフルメイクをしてもらうこともできて、メイクしたことないよって人でも手軽に挑戦できる。

“佐野みるく”
スタッフさんは、志願してスタッフになっているんですか?
まいたむさん
そのパターンもあるけど、スカウトの方が多いかな。今は18人くらいシフト制で働いてて、これを生業にしてる人もいるし、他で働いてる人もいるって感じ。
“佐野みるく”
やっぱりお客さんは女装の方が多いんでしょうか?
まいたむさん
そうだな〜、来てから女装する人も合わせたら女装が8割ってところかな。

ここで2日も働けば普通の人が一生のうちに見る女装の人の量を見ることになるので、街でも女装を一瞬で見抜けるようになります。嫌ってほど見てるから。

“筆者”
(すごいけどめっちゃ要らないスキルだな…。)
まいたむさん
自分が女装するのも好きなんだけど、人の女装を見るのも好きだから、駒場祭の女装コンテストも何度か行ったよ。けっこうこの界隈の人もいた気がする!

「あっ、どうも」みたいな(笑)

“筆者”
ホントにそんな界隈が存在するんですね。全く知らなかった…!

女装論

“佐野みるく”
ちなみに、その界隈の人ってどんな子に投票するのか気になってて。好まれる傾向とかってあるんでしょうか?
“水上かえで”
去年出たときも、謎解きのことをツイートしたらフォロワーがかなり増えたんですけど、結局それで票が凄く伸びたわけではなかったんですよね。だから。ちゃんと票を入れてくれる人に気に入ってもらう必要があるんです。
まいたむさん
まずは伸びしろがありそうかどうかかな。
“筆者”
伸びしろ。まず女装を一回限りで終わらせない前提なんですね。
まいたむさん
それからやっぱりメイク・服装とか、女装の丁寧さ。ウィッグのかぶり方とかも。
“筆者”
ウィッグのかぶり方だけで差が出る世界なのか… 。
まいたむさん
そしてやっぱり、その人に合ってるかどうかが大事だね。
まあさん
なりたい女性に似せたメイクをしようとして挫折するのはあるある。
まいたむさん
石原さとみになりたくても、石原さとみ風に全員がなれるわけじゃない。自分の理想の顔と自分の顔にあったメイクに、うまく折り合いを付けるのが大事。メイクだけじゃなく、服も含めて。
まあさん
自分だけが満足するのもいいかもしれないけど、せっかくなら周りの人にも女性として認識してもらえる方がいいし、そうやって自分にあったものを探していく過程が楽しかったりするんだよ。
“筆者”
深い…
まあさん
それと、闇雲にやるのはダメ。何でそこにシェーディングを入れるのか、とかをちゃんと考えてやっていくことで、初めて上達していくもの。女性雑誌を読んで流行りのメイクを追っていくだけじゃなく、もっと骨格から考えていく。もともと女子の顔で生まれていない男子が、女子の顔になるためのメイクのやり方もあるんだよ。
まいたむさん
意外と科学的だよね。
“筆者”
なんか東大生に刺さりそう。
まあさん
まあメイクなんてトリックアートだから。
“筆者”
骨格から考えるトリックアートか。まじめなのかふざけてるのか分からん。

医学部のかえでさんがいるので医学の話なんかもしてました。整形が身近にあるから女装界と医学界は近いらしい。意外な繋がり。

まいたむさん

荒療治だけど、とりあえず外に出てみるのも大事かな。家でうまくなってから外に行こうって思ってると妥協しちゃったりするから、クオリティはともかく外に出てみる。

“佐野みるく”
人に見られるんだと思うと真剣になるっていう気持ちはよく分かります。
まいたむさん

そうなの。10回家で練習するより1回の外出。家だとどうしても都合のいいように言い訳しちゃうから。

“佐野みるく”
分かります。この鏡で見ると可愛いみたいな。 
“筆者”
ちゃんと分かるのが凄い。
まいたむさん

そうそう。たまに自然光の下でセブンイレブンとかの鏡で自分の女装を見ると、現実を突きつけられて。それで落ち込むこともあるけど、必要なことだと思う。

“筆者”
挫折と成長ってことか。なんかスポーツみたいですね。
まあさん
他には、どこから見たらバランス良く綺麗に見えるかとか。人と話すときって実はそんなに近付かないから、自撮りなんかよりも距離がある前提で、その位置で一番かわいく見えるように意識する。
まいたむさん
だから多少ぼやっとしてるぐらいの方が良かったりもするよね。あんまりきっちりしすぎると逆にキツくなって不自然になっちゃうから。女装なのに精悍になっちゃったり…(笑)。
“佐野みるく”
アニメのコピーダンスして化粧した時はもっと厚化粧でした。
まいたむさん
ステージの時に映える化粧は違うよね。だからじょそこんのステージも、今とは変えた方がいいかもしれないね。
“佐野みるく”
参考になります!
“筆者”
もはや女性同士の会話だ。

みるくちゃんとかえでさんのツーショット。二人とも普通に女子にしか見えん。

なんで私がじょそこんに?

“筆者”
ちなみにみるくちゃんは、何でじょそこんに出ようと思ったの?
“佐野みるく”
しばらく前の駒場祭で、他の団体でアニメのコスプレで女装したんだけど、それがけっこう可愛いって褒めてもらえたんだよね。それって普段は言われない言葉だから普通に嬉しかったし、女装も面白いなと思った。元々可愛いものが好きだったから、もっと可愛いって言われたいと思ったな。
“筆者”
確かに男子だと、可愛いって言われる機会はあんまりないかも。

“佐野みるく”
それと去年1年間留学をしていて、帰ってきたら授業にあんまり知り合いがいなくて寂しかったから、新しいことを始めようかなと思ったのもある。
“筆者”
なるほど。

“佐野みるく”
かえでさんが元々サークルの先輩で、じょそこん自体は身近なものだったから出てみようっていう。
“筆者”
そういう繋がりなのか。じゃあ心理的なハードルはあんまりなかった?

“佐野みるく”
うん。まあ皆出てるしみたいな感じかな。
“筆者”
みんなは出てないけどな。1年に3人とかだけどな。でも、ちゃんとまじめな理由でびっくりした。

“佐野みるく”
それと佐野みるくって言ってたら、去年のミスコンの佐野来実(くるみ)さんに会えるかなって。
“筆者”
前言撤回で。

“佐野みるく”

とは言いいつつ、せっかく出るからにはちゃんとやろうと思ってます。自分にはすごく強い個性や特技はないから、新しく飛び込んだ”じょそこん”という世界で色んな事にチャレンジしようと考えていて。

それで、こうやって女装バーに来てみたり、YouTuberの友達とコラボさせてもらったり、今までやったことなかった系統のダンスをやってみたりとか。

(本人のTwitterをチェック! @ut_josocon19_3 )

“筆者”
ちょっとかっこいい。

お店での自撮り(佐野みるく氏)

結論:女装バーはめっっちゃ楽しくて素敵な人達の集まり

正直、女装バーって最初聞いたときは、なんだか得体の知れない場所だと思いこんでいた自分がいました。

でも実際に行って、その場にいる人達と喋ってみると、そこには女装を軸にしたコミュニティーがあって、率直に楽しそうな雰囲気を感じました。そして、「本来の自分の性別と異なる見た目になる」ために、今の自分に何ができて何ができないのかという事実に向き合って、挫折を乗り越えながら理想を追求していく姿はカッコよくもありました。

女装バー、おすすめです。

 

そしてぜひ東大女装子コンテスト、そしてNo.3の佐野みるくさんを応募してあげてください。 ネット投票(こちらから投票できます)も当日投票もあるよ!ステージ企画もあるのでお楽しみに!

これを機にあなたも女装してみるのはいかがですか?今回取材させていただいた「女の子クラブ」で「UmeeTの記事を見た」と言えば安くなったりは、、、しませんが(笑)。

「女の子クラブ」様、快く取材を受けて下さり、ありがとうございました!

p.s.  僕は化粧はしなかったのですが、ウィッグは被ってみたので、かえでさんとみるくちゃんとライターの僕の3人で記念撮影をしました。女装楽しい。

左から、みるくちゃん、かえでさん、筆者です。

 

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