【国際人への挑戦】東大教授より、GLP-GEfILへの誘い

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お久しぶりです、傭兵です!
 
突然ですが、世はまさに留学黄金期。今東大に在籍している私たちは、留学に行こうと思えばどこへでもいける、と言っても過言ではありません。
 
Go GlobalUSTEPGLP-GEfILなど、豊富な留学プログラムが東大には用意されているのです。
 
今回は、その数あるプログラムのうちの1つであり、現在4期生募集中GLP-GEfILプログラムを推進するニコラ・リクスティン教授を取材してきました。
 
なぜ東大は私たちの留学をこんなに応援してくれるのか?
 
海外の学生と比べ、東大生の強み・弱みとは?
 
冷静に考えると挑戦的な質問なのですが、快くインタビューに応じていただきました!留学についてちょっとでも気になってる人は是非最後まで読んでみてくださいね!
 
 

リスクティン教授はとても話しやすい人です。(因みに取材は内容を取り違えるとまずいので日本語で行いました。)

学生証
  1. お名前:Prof. Nicola Liscutin
  2. 職業:GLP推進室特任教授

 

──本日はお時間ありがとうございます。今回はGEfILプログラムのこと、さらに東大の留学支援体制のことまで伺えればと思っていますので、最後までよろしくお願いします!
 
はい、よろしくお願いしますね〜
 
 

そもそも「GLP-GEfIL」って???

 
──今回の取材を始めるにあたり、先生が推進されている「GLP-GEfIL」について改めて説明をお願いします!
 
 
もちろんです!GLP-GEfILは将来グローバルリーダーとして国際社会で活躍したいという意欲を持つ東大生を各学年100人、英語力と意欲をもとに選抜独自カリキュラムを受けてもらう全学横断型プログラムです。
 

2年間かけて行うGEfILのカリキュラムです

 
 
2回の留学を含む必修12単位の取得を通し、知識・実践共に国際社会で生きていくための能力を養います。
 

東大はなんでこんなに留学を応援してくれるのか?

 
 
──「GLP-GEfIL」の他にも、「Go Global」や「USTEP」など、現在学内には多くの留学支援プログラムがありますよね。そもそも何故東大は我々に対してここまで意欲的に支援してくれるのでしょうか。とてもありがたい!と感謝はしつつ、東大に何か利点があるように思えないのですが…

 

注:
Go Global:留学の他にも海外インターンやボランティアなど幅広く扱っている、東大で留学を考える時に一番入口の広い窓口。
USTEP:東大と提携校による、全学交換留学のこと。半年から一年のスパンでの留学だが、所属は東大のため授業料は東大のみに納めていればよく、授業料の高い海外大にも比較的安価に留学できる。

 
 
そうですね、学生の目には一見そのように映るかもしれません。
 
 
 
東大がこのように積極的に留学関連のことに取り組む理由の一つには、学生が留学を求めていたけどその機会がなかったということが挙げられます。
 
東大で卒業時にとっているアンケートには「4年間の学生生活に満足したか?」という項目があります。この調査によって、実は学生の間に留学に行ったことがある人の方が学生生活全般に対して満足していることが分かったのです。
 
一方で、私が東大の教育担当の副学長だった吉見先生に呼ばれて学内の留学支援体制を整えるために東大に入ってきた2013年頃、日本の学生は以前ほど海外留学に行かなくなっていました。
 
その理由は日本の経済的な基盤が以前ほど盤石ではなくなったこと、ヨーロッパなどに対して危険だというイメージを持つようになったことなど色々理由はあったのだと思いますが、東大としては国際競争力を持った研究者を育成することが求められていた時期でもあります。
 
また研究内容だったり、経済的な理由から大学院に進学する東大学部生の約8割は大学院も東大に進学することが分かっています。東大にとって自分の大学の学生の国際競争力と満足度を高めるために、昨今の留学推奨の流れが生まれたのです。
 

東大へ国際化に関する世間の風当たりがきついことは東大生なら少しは聞いたことがあるのではないでしょうか?

 
──リスクティン教授に白羽の矢が立ったのも、そのような国際化の流れがあったからなんですね。
 
 
私はドイツ人なのですが、ケンブリッジ大学で日本文学・文化のPh.Dを取得してからの40年間、ヨーロッパと日本を行き来してきました。東大に来るまでは一橋で客員教授、その前はロンドン大学で教鞭を振るっていたので、日本や日本人のことを知っていること、そしてヨーロッパの大学とのコネクションを持っていたからアサインされたのだと思います。
 
私が来たばかりの頃、東大は学部ごとに留学プログラムを管轄するのみで大学全体の交換プログラムはなかったのです。それを国際交流推進室が管轄することになり、Go Globalが立ち上げられました。私はそれにも参画していました。
 
 
──リスクティン教授はGo Globalの立ち上げにも関わっていたんですね!(筆者はGLPのイメージが強かった)
 

東大の学生と海外大の学生の違いは?

 
──少し話は変わるのですが、東大と海外の大学の学生の違いって何なのでしょうか。東大の教育ってよく世間に批判されがちだと思うんですけど…。
 
 
そうですか?クラスが大きすぎてディスカッションする機会がないのが残念ですが、それを除けば東大の学部教育はとても優れていると思います。
 
 

東大の学部教育はとても優れている。

 
一般的な東大生とGEfILの学生は少し違う気がしますが、私はGEfILの学生しか直接見ていないのでGEfILの学生に限ったことを言いますね。
 
まず広いことに興味を持っていて、将来のビジョンを明確に持っている人が多いと思いますね。
 
色々な大学で指導してきましたが、これくらいの年齢で将来をここまで意識している学生ばかりなのはとても珍しいと思います。特に女子。GEfILの選抜面接を行う20歳そこらであそこまで明確に将来やりたいことのビジョンを持ってる人が多いことは素晴らしいことです。
 
 
──特に女子。。なんとなく分かってしまうのが東大男子としては情けないです…。笑
 

筆者も確かに東大女子はしっかりした人が多いと思います。。

 
あとは知識に対して謙虚なところですね。
 
オックスブリッジの学生とかは何でも知ってるっていう感じすごく出してくるからね!
 
傭兵さんはもうすぐスタンフォード行くでしょ?アメリカはイギリス以上に本当にヤバイよ!笑
 
(取材は筆者のサマークォーター留学直前に行われた)
 
──(震える)
 
 
ただ東大生は自信がないところが弱いところかもしれないですね。自信がないから英語を使うきっかけを見つけることができないことがあるかもしれません。
 
英語に限ったことを言えば、高いTOEFLやIELTSのスコアを持っていなくても相手が自分の話を聞いてくれるような親切な環境にいれば、英語は使えるようになると思います。
 
実際GEfILプログラムの狙いの一つは世界中の大学の人と実際に会って遊んだり学んだりする中で高い自信を身につけて欲しいということなんです。
 
 
 
──今までのGEfILの卒業生の中で印象的な成長をした方はいらっしゃいますか?
 
 
 
ボン大学に留学した島村君はとても印象的でしたね。バディシステムを組んでアメリカ人やドイツ人と5週間みっちり一緒に過ごした結果、行く前79だった彼のTOEFLは留学後に100を大きく超えたんです。
 
親切な環境に置かれて自信を身につければ誰でもぐんと能力を伸ばすことができることの証明ですね。
 
 
──5週間でその伸び方は半端じゃないですね!
 
注:
TOEFL ibtは120点満点の英語の4技能試験。100点以上あると殆どの大学の足切りを超えて大学院や留学に挑戦できる。
 

GLP-GEfIL4期生の募集

 
──現在GEfILの4期生の募集が行われていますが、特に参加を迷っている人に向けて何かアドバイスはありませんか?
 
 
まずGEfILの授業は楽ではないですね。土曜日に学校来るの大変だったでしょ、野本さんも?
 
 
──コクコク(黙って頷くぼく)
 

笑われている。。

 
それでもGEfILにはユニークな魅力があります。例えば協賛企業の協力によって留学には100%ではないけどかなりの額の奨学金を出せているし、それによって自分だけの経験やコネクションを得ることができる。
 
Phase2では普段大学院生にしか教鞭を振るっていない東大教授とのアクティブな授業をとても近い距離の中で経験できる。
 
調整しているわけではないのですが、男女比は50:50くらいだしPeakの学生と会う機会もあります
 
昨年度学部で総長賞を受賞した人が二人いましたが、どちらもGEfILの出身者でした。総長大賞を受賞した彼女はハーバードとHECに留学して自分の研究テーマに対するリサーチスキルを身につけて来たはずです。
 
 
──現在GEfILの4期生の募集が行われていますが、特に参加を迷っている人に向けて何かアドバイスはありませんか?
 
 
私に言えることはDon’t be shy!挑戦してみてくださいということだけですね。笑
 
あとは実際にGEfILに参加してる野本さんから後輩にメッセージを言った方がいいと思いますよ。笑
 

結構ちゃんと考えました。

 
 
──え、僕からですか…!そしたら後でまとめの文章を書いておきますね笑。今日はありがとうございました!
 
 
いえいえありがとう、留学楽しんでね!
 
 

編集後記

 
というわけで僕からアドバイスすることになってしまいました…。なので簡単に一言。
 
「東大入学時になりたかった自分」を想像してみるというのはどうでしょうか。
 
大学生活を始める前に、こんな大学生になりたい!っていう思いはきっと誰にでもあったと思うんです。
 
例えば僕の場合、その中の一つが研究と語学を頑張って自分の行きたい海外の院に進学できるような人になることでした。
 
入学から一年半経ってみて、もしあなたが一年前の僕みたいに入学時の留学や語学・コミュニケーションの目標を達成できてないなと感じるようだったら、GEfILは大きな力になってくれます
 
一番チャンスのある大学生で留学しないと一生できないからね!
 

 
さて、今回の記事はあえて自分のような”語弱”の人に焦点を絞って書いてみたつもりです。
 
というのもどういうことなのかというと…
 
以下の動画はGLPの紹介ですが、これだけ見ると帰国子女限定!みたいな感じしませんか?
 
 
 
このように、知ってる人にとってはGEfILプログラムは”語強”の人に向けて開かれているというイメージがあります。
 
ですが実際はそんなこともありません。筆者は入試英語60点(!)だったのですが、幸せに生きています。笑
 
僕が今回このように記事を書いたのも、興味はあるけど現時点の能力が低くて一歩踏み出せない人にちゃんとチャンスがあることを伝えたかったからです。
 
2年生は今進学選択のことで頭がいっぱいかもしれませんが、GEfILのことも是非少し考えてみてくださいね!
 
募集は8/31までで、ここから応募リンクに飛ぶことができます。先ほどの島村さんの例のように、語学の基準スコアに到達していなくても出願は可能です。
 
皆さんにお会いできるのを楽しみにしています!それでは!
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ABOUTこの記事をかいた人

ブンブン、ハローUmeeT!巷では「東大のヒカキン」と呼ばれています。いつかこの団体をYouMeetに改名してやろうと裏で工作しています。

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