【進学選択を徹底解説】経済学から読み解く進振りの生き残り方【前編】

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こんにちは、経済学部3年のビーグルです。

唐突ですが、経済学って実際に学び始めるまでブラックボックスな学問だと思いませんか?

知らん? どうでもいい?そうですか…。

そんな悲しいこと言わないでほしいな

……そんな現状を憂いている経済学大好きっ子が熱きパトスを胸に結成した団体「UTEA」。今回UmeeTに投稿させていただく記事は、記念すべき第一歩、団体創世記に放たれる打ち上げ花火というもの!

 

ドカンッとテーマに選ばれたるは!

進学選択システムゥゥゥ(テンション高め)

東大生が愛して(悩んで)やまない進学選択システムには、近年経済学の分野で、これからますます盛んになる夏に負けないくらいホットな理論が使われております。

 

というわけで、皆さんもこの暑い夏(と進学選択)を爽やかな経済学の理論で乗り越えましょう!

進学選択を謎たらしめるもの

2018年。東大の進学選択が、かつてない進化を遂げようとしていた…

  2017年度(Before) 2018年度(After)
第2段階 志望登録数は三つまで、学部間の併願はできない 志望登録数は無制限、学部間の併願が可能
  第1志望者から内定を決定し、埋まらなかった部分を第2志望、第3志望とやっていって定員数充足 受入保留アルゴリズムの導入で、志望順に関わらず内定可能な学部・学科のうち最も志望順位が高いところに内定
  面接・志望理由書の提出は、第3段階の一部学部・学科のみ 一部学部・学科では第2段階でも面接・志望理由書の提出を課す
成績算出方法 「追い出し」適用なし 「追い出し」適用
  2 S1タームまでの成績しか加味されない 2 Sセメスター・2 S2タームまでの成績が加味される
情報公開 各学部・学科の志望者数および内定者最低点を発表 内定者最低点は公表せず、志望者数のみ公表。第2段階以降は志望集計を行わない
  第3段階実施学部・学科と定数を対象者にのみ通知  第3段階実施学部・学科と定数を公表

http://www.todaishimbun.org/shingakusentaku20170527/参照)

 

ふ————ん。

 
……ああっ、そこっ!となりの面白そうな記事をクリックするんじゃないっ!

コラァッ!ブラウザバックするな!!だからと言ってクローズすればいいってもんじゃないぞ! 言葉の綾っ!!

…すみません、取り乱しました。書いてる自分ですら眠くなったので(おい)、こんなものを読まされた皆さんはきっとマリアナ海溝よりも深いまどろみへと誘われたことでしょう。

ごめんなさ………え、テキトーにスクロールして読み飛ばした…?

 

…………。

「……。」

…せめてここだけはご一読ください……

皆さん、右手をご覧ください。

 

受入保留アルゴリズム

 

こいつが今年の進学選択を謎システム足らしめる正体です。

ええ、悪いのは全てこいつなんですよ、おまわりさん。

逮捕してください!

なので、進振りを生き残るために、我々は受入保留アルゴリズムを理解せねばなりません!!!

というわけで、早速説明しましょう!

受入保留アルゴリズムとはズバリ…

「二つの集合の要素間のマッチングにおいて、安定かつ最適なマッチングを見出すことのできるアルゴリズム」

(東大のガイダンス用スライド2016guidance_algorithm1128より)

のことです。

 

………………は?

 

となるのは明白、余りに当たり前。

確かに日本語で書かれているはずなのに、読めない。かつてこんなに屈辱的なことがあったでしょうか。

ニホンゴ、ムズカシイデスネ〜

「二つの集合の要素間のマッチングにおいて、安定かつ最適なマッチングを見出すことのできるアルゴリズム」

この謎の極みみたいな謎説明を理解するために、まずは「アルゴリズム」について正しく理解しましょう!

「アルゴリズム」を理解しよう!

「アルゴリズム? そんなの、初級中の初級概念でしょ?」

このような、生意気で傲慢なことを言う東大生の姿が目に浮かぶようです。しかし、アルゴリズムとプログラムを混同して覚え、恥ずかしい思いをしたこともある筆者は、慎重に慎重を期したいのです…。

 

世の中は、様々な問題で溢れています。

「次々発売されるゲーム…。勉強が手につかないっ!どうすれば!?」

「好きな女の子に彼氏がいる…。どうすれば!?」

このような些少な問題については、何より自助努力が求められます。

しかし。

どのような顧客を対象に、どれだけ製品を作れば利益が最大化されるかを調べたり、100人の作業員に、できるだけ均等になるように毎月仕事を割り振ったり、統計データをまとめたり、AIロボットを動かしたり……。

これらのように、個人に手で地道にやらせれば「鬼畜!」「ブラック!」と言われかねない問題も多いのです。こういう問題を解くために、私たちはコンピュータを使います。

手作業でやっていたら……

こうして、コンピュータを使って問題解決を図る際には、次の二つの手順を踏むことになります。

  1. 解き方をいくつか考え、その中から適切なものを選ぶ
  2. その解き方の通りに動くプログラムを作って実行する

うち、「解き方」に当たるものが、「アルゴリズム」なのです。

例として下の2次方程式を考えたときには、

  1. 方法2つのうち、簡単に処理できる方法⑴を選ぶ
  2. 方法⑴の因数分解を使ってxを求める

と言う手順を踏みますよね?(文系の皆さん覚えてますか?

この方法(因数分解や解の公式)がアルゴリズムにあたるわけです!

…簡単に済ませちゃいましたが、「アルゴリズム」の説明はこのぐらいで十分です。

 

以下は、「このアルゴリズムは、どういう問題を解決するための方法なんだろう」という疑問を意識して、読んでみてください!

 

次ページ:「受入保留アルゴリズム」の正体を暴く!!??!!

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ABOUTこの記事をかいた人

UTEA

UTEA(The University of Tokyo Economics Association)は、2018年2月に東京大学経済学部の有志学生によって立ち上げられた学生団体です。高校生や大学1, 2年生に経済学の魅力や有用性を発信すること、東京大学経済学部にアカデミックなプラットフォームを作ること、社会における経済学のプレゼンス向上に貢献することの3つを目標に活動しています。

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