襖の張り替えがサークル活動!? 東大の「襖クラブ」が超職人気質!

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人間の想像力は偉大というべきか、行動力は偉大というべきか。

星の数ほどもあると言われる大学サークル。その中には人の想像の範囲内にあるサークル、そして常人の想像の範囲外にあるサークルのほとんどさえも含まれている。

東大の「東大みかん愛好会」然り、早稲田の「所沢キャンパスを高田馬場に近づける会」然り。

じゃあ東大にある「襖クラブ」はどうだろう?知ってる人も知らない人も、聞いたことある人も聞いたことない人も、興味を惹かれるんじゃないだろうか。

何と言っても名前がこれ以上ないほどにシンプルだ。奇を衒っているわけではなく、完全に直球勝負しにきている。それなのに「普通のサークルじゃない」ってことは一目瞭然で、実態は想像するより他に手がない。

この記事では、そんな謎に包まれたサークルの神秘のベールを剥ぎたいと思う。

そして取材を通して分かった襖の奥深さ、魅力を少しでも伝えられたら筆者として冥利に尽きる。

 

☞学生証

  1. お名前:佐々木悠(通称ささ)
  2. 所属:東京大学大学院
  3. サークル:襖クラブ(5年目)
  4. 活動内容:襖の張り替え

 

なお、この記事は以下より襖の張り替えを実演してもらった時のレポートから始まる。「もう襖の張り替え方は知ってるからインタビューを読ませてくれ」という方は2ページめから読み始めることをお勧めする。

なにはともあれ、まずは襖を張り替えてもらう

襖クラブの本分はあくまでも襖を張り替えること。インタビューだけではその魅力に迫れないという判断のもと、実際に襖を張り替えてもらうことに

実際に仕事として襖の張り替えを行なっているという。

張り替えてもらうのはこちらの襖。年季が入っていて、真ん中には障子紙で応急処置を施した跡が伺える。

「これは張り替え甲斐があるなあ〜」と言いながら早速襖を取り外し、まずは周りの木の部分(「襖縁」というらしい)を外していく。

慣れた手つきで作業を進めていく。

その次は、今ある古い襖紙を豪快に破いていく。心なしか楽しそうだ。やはり古来より人がエクスタシーを感じるのは何かを破壊するときであると相場が決まっている。加えてこの破壊は後の創造のための布石なのだから、血湧き肉躍るのも頷ける。

ストレス解消にもってこいかもしれない。

破り終わったら、持ってきた薄い紙を用意して、そこに糊を塗っていく。これは「浮け」といって襖紙を補強する役割を果たすらしい。

「浮け」を襖の下地に貼って、

裸にされた襖のことを「下地」という。

その上から襖紙を貼っていく。

慣れてないと綺麗に貼り合わせるのは難しいという。

ささ「普通の襖を貼ってもいいけれど、せっかくだから遊び心を入れたいよね」
ということで、今回は趣向を凝らして切り替え柄の襖にする。

右はUmeeTのライターでもある、今回アシスタントを務めてくれたしほさん。

デザインを整えて、、、

完成!!!

現代的でお洒落な襖に!!

張り替えて欲しい襖が家にある人、ぜひ一度襖クラブに頼んでみてはいかがだろうか。

 

次ページ:インタビューで襖クラブの真髄に迫ります!!

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