【日本全国で奔走する東大生】地域のため、日本のため、そして世界のために走り続けた50人の8ヶ月【五月祭 地域のいいとこ展】

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九州の秘境の秘境の秘境では若者がみんな戻ってくる???????

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九州初上陸の三武良輔です!

ちなみに僕の活動した、宮崎県椎葉村尾向地区はなんとなんと、東京から片道8時間以上かかりますwwww  

とにかく遠いい。。。

朝、東京を出て、着くのは夜です。。

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ではなぜそんな地域で活動することにしたのか?

 

それはズバリ

都市社会の対極にある課題に挑戦したかったから!!!

 

東京生まれ東京育ちの僕は、地域と向き合ったことがありませんでした。

社会の未来を描きたいなら、地方も知らなければならない。

そんな想いで日本三大秘境の1つ、椎葉村に行くことに決めました!

いざ椎葉へ

地方で叫ばれる、人口減少。。。

そんな課題に想いを馳せながら期待と不安を胸に東京を後にしました。

そして遠い旅路の果てにたどり着いた椎葉

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どんな困難な課題が待っているかと思い、

とりあえず椎葉村尾向地区の人に話を聞きました。

 

「ここは若者みんな戻ってくるよ」

え・・・・・・・・????????

いやいや、そんなバカな。。。。

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実際、椎葉村尾向地区の人口ピラミッドをみて見ると。。

高校がないので、その世代を除けば、

確かに50代までピラミッドは水平。。。

村の行事に出かけても、若い方々や子供達にたくさんお会いしました。

むしろここには課題なんてないと言いだす人も。

 

地域課題に取り組みにきたのに課題はどこへ笑

ただ、思い直し、

 

ここにはなぜ若者は戻ってくるのか??

 

この疑問をフィールドワークの調査で突き詰めようと決意しました。

 

ということで

とりあえず地域活動に片っ端から足を突っ込み、地域の人と交流しました。

 

奔走してわかったこと、わからなかったこと

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焼畑に行き、凄まじい暑さの中、転げ落ちそうになる急斜面で、半ば命がけで火入れと種まきを行いました。

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イノシシ狩りでは、獲ったイノシシの頭を背負って、雪の積もる険しい斜面を下山しました。

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神楽では、地域が一つになって織りなす、心の震え合う圧倒的な雰囲気に、衝撃を受けました。

 

命をかけて自然と向き合い、そして自然に感謝する。

尾向には日本が近代化の過程で失った多くの文化が残っています。

 

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こうした地域活動を通して、村の方々にUターンの要因を聞きまくりました

 

ある中学生の青年は熱く僕に語ってくれました。

「高校を出たら一刻も早くここに戻って神楽がやりたい」

「憧れの兄ちゃんたちを早く抜かして、自分たちがこの地域を引っ張りたい」

 

Uターンをして戻ってきた青年団は暖かい眼差しで教えてくれました。

「舞うことは最高の幸せ」

「ここはみんなが家族なんだ」

 

また神楽を指導する年配の方は諭してくれました。

「神楽は最高の地域教育」

「神楽ほど楽しい娯楽はここにはない」

村の方々から溢れ出る誇りと自信

自分なんて地元の東京に帰属意識のかけらもありません

こんなところが日本にあったなんて

そんな価値観が大きく揺さぶられる毎日を過ごしました。

 

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でもわかったようで何もわからなかった

 

神楽があっても若者が戻らない地域は山ほどあるし

地域が家族といっても都会で暮らしたい人もいるだろうし

 

聞けば聞くほど、わかったつもりになるけど

わからなくて、悩んで悩んで悩み抜いて

結局よくわからなくてしばらく考えるのをやめました。

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東京で生きてきた僕は……

それから1ヶ月がたって、村での成果発表が近づき

改めて、この謎に向き合いました。

そしてやっとわかりました。

ずっとわからなかった原因が。

 

それは自分が東京の価値観に縛られてたこと

 

東京生まれで東京育ちの自分には

大学行って就職するとか

やりたいことを仕事にするとか

生活に困らないくらい稼ぐとか

そんな当たり前の価値観で頭が構成されています。

 

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でも気づきました

尾向の人には尾向の人なりの、全く別の価値観があることに。

 

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尾向の人は、村の大人たちの背中に小さい頃から憧れ

高校卒業後に村に戻り

地域愛に包まれて生きていく

 

彼らは給料の高い都市社会と自分たちの給料を比べないし

都市での娯楽に溢れた暮らしとかとも比較しないし

尾向の価値基準で生きている

 

神楽のために地域に戻るのも彼らにとって当たり前だし

やりたい仕事ではなくそこにある仕事につくのも当たり前だし

地域との強いつながりの中で生きるのも当たり前

 

それが好きとか嫌いとかではなく

その環境にはその環境で育った人の考えがある。

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ずっと自分は、なんでUターンするのか

そういった、都市との比較の視点で尾向を見ていました。

 

でも尾向の人は

僕が東京でキャリアを描くように

尾向でのキャリアを描いています。

 

この絶対的な尾向の価値観を可能にしたのは

秘境ゆえに失われなかった焼畑、狩猟、神楽などの文化

そしてこれらを中心にして生まれる地域愛と地域のつながり

そう思います。

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こんな、奇跡とも言える日常が日本の秘境にはありました!

愛のある文化が色濃く残る椎葉村尾向地区

皆さんもぜひ一度行ってみてください!!

 

最後に

最後まで読んでいただきありがとうございます。僕たちの活動、如何でしたでしょうか?

ご関心を持っていただけましたら光栄です。

この活動は今年度は2期目を迎え、受け入れてくれる自治体も14県に増えました!

大学と地域が協働して日本を盛り上げてく僕たちの団体をこれからもどうぞよろしくお願いします!!!!

 

この物語をもっと多くの人に伝えたい!

ということで五月祭では、この尾向でのフィールドワークをさらに掘り下げて発表します。

さらにさらに、別のエリアで活動していた学生による講演や、地酒、ご当地グルメもございます。

地域のいいとこ展

ぜひお越しください!

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

フィールドスタディ型政策協働プログラム1期生。宮崎県椎葉村で活動してました!

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