【英語受験は不利?】東大二次試験を英語以外で受けてみた

LINEで送る
Pocket

Vol.3 フランス語

最後にやってきました、フランス語

冒頭で私が全く解けず撃沈した、フランス語

1年生、お願いだから解けてくれ、、、。

Entry No. 5 蜻蛉

風情があるというかないというか

コメント

知らない単語が多くて悩みました。大問5の後半がとくに難しかったです。

ついに最後の挑戦者がやってきました。

実は彼もTLP生。今回受けてくれた1年生の過半数がTLP。かなり優秀な人材が集まったなあ…

行ってみましょう!最後の得点開示! 

得点

Ⅳ 34/50点

Ⅴ 25/50点

 

59可!!!!!

…いいのか?悪いのか?

分からないけど、今の自分に取れる点数ではないのでコメントは控えます。

丁寧なコメント付きの講評をいただきました ※点数は2名の採点者の平均を掲載しています

講評

4. 大きな流れは大体あっていると思います。全体を通して、時制がそろっていないところが気になりました。

また、多義的な言葉の判別が一つの大きな課題であろうかと思います。

特に中盤にある « Ce qui est dit est fait.»など、フランス語特有の癖のある文を、文意を壊さずきれいな日本語に直せるかどうかが、得点を取る上で重要かと思います。

 

5.文法書に載っている文法問題(b,c)はできていますが、熟語を問う問題(a,d,e)が難しそうでした。

この問題に出てくる表現は、いずれもフランス語に特徴的な表現であり、よく見る形なので、これらの表現に慣れるのが重要かもしれません。

全体的に文意がとれていなかったり、見逃しがちな文法・語彙のポイントを活かしきれなかったようです。

 

多義語の判別や、フランス語特有の言い回しへの慣れが、高得点を取るための鍵だったようです。

蜻蛉さんができなかった、というより、1年間の勉強でカバーしきれなかった部分が点数となって表れたように思います。

総括

まず最初に言いたいのは、

試験後にみんなが口に出す感想は信用しちゃいけない

 

自信持ってるやつも、持ってないやつも、点数がいいこともあるし、よくないことだってあるし。

定期試験のたびに思い起こされる真実だが、今一度ここで注意喚起しておく。

信用は禁物である。

 

そして企画を終えて(といっても私は白紙の答案に絶望したところで終了したのだけれど)、もうひとつ確信を得たことがある。

外国語の勉強って、すっごく大変なのだ。

東大生が1年間かなりの時間を割いて勉強しても、なかなか思うような点数はとりにくい

勉強って大変だよね

今回受けてくれた1年生たちの実力を揶揄するつもりも(能力も)決してない。

採点者も言っていた通り、1年間でここまで実力をつけるのは並大抵の実力ではできないことなのだ。

東大生、あっぱれ。うん。

 

ただ実際に入試を受けるとすると、話は別だ。

東大の合格者の平均点は80点前後だと言う。

この試験だと7割前後というところだろうか。

それだと今回受けてくれた5人のうち2人がクリアしているが、74点だったわほさんも「入試レベルには達していない」とのことだったので、単純に計算で合格・不合格を出せる問題でもなさそうだ。

 

特定の国に留学していたり、親の転勤についていったりしていて、その語学がすごく得意なら、もちろん英語の試験も他の言語で受けるのが当然だろう。

 

 

でも日本で普通の生活を送ってきた受験生は、はたしてどうだろうか。

大学の中で、専門の先生やら定期試験やら、勉強するための環境で東大生が1年間、かなりの時間をさいて勉強しても、入試に対応するだけの力をつけるのは難しそう。

 

では高校生が英語以外の外国語を学ぼうとして、頼れる勉強道具は、先生は、すぐ見つけられる場所にいるだろうか。

過去問も対策法の情報も全くそろっていない状況で、他の教科の勉強と並行しながらそれだけの量の勉強を、自律的に進めていかなければいけないのだ。

 

単純に問題の難易度を比べて、「あいつらの解いてる問題のが簡単だ」というのは簡単だけど、

英語受験の選択肢を捨てる、という決断は、自分で新しい語学を勉強しなければならない、という覚悟が必要なことも覚えていてほしい。

 

外国語試験は、英語から逃げたいから他の言語でも独学で習うか、なんていう甘えのスタンスで受けるものではなく、

逆に特殊な環境にいて英語を学ぶ機会がなく、自分の特性を生かすために、必然の選択の結果として受けるべきものなのであろう。

 

逆にどうしてもどうしても英語以外で受験したいときは、

受験まで2,3年の猶予があり、かつ答案を見てくれる先生や機関が見つかりそうなのであれば、検討してみてもいいかもしれない。

ただし受験1年前には文法を一通り仕上げて、かつ他教科の勉強と並行して、受験中も毎日外国語に触れる時間を作る、くらいの気概が必要になりそうだ。

 

だから。

もしここに、問題の難易度だけを単純比較して、英語以外の言語で外国語試験を受験したい、すればよかったと思っている受験生や大学生がいるとしたら、一言言っておく。

大人しく、英語を勉強しよう。

 

おわり。

※今回ご協力いただいた1年生の皆さん、そして丁寧な採点をしてくれた(すべてご紹介できずすみません!)インタークラスの皆さん、ありがとうございました。

※平成29年度入試問題 今回1年生が挑戦した問題を解いてみたい方はこちら↓

ドイツ語

ドイツ語 Ⅳ

ドイツ語 Ⅴ

中国語

中国語 Ⅳ

中国語 Ⅴ

フランス語

フランス語 Ⅳ

フランス語 Ⅴ

 

 

 

LINEで送る
Pocket

ABOUTこの記事をかいた人

人生の八割がノリと勘

この記事に感想を送る▼

メールアドレス (必須)

メッセージ