【あの超有名俳優とも共演!!】ミュージカル俳優東大生の話を聞きに行ったら超いい人だった

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ミュージカル東大生の悲哀

そんな生活してたら、正直大学で友達できなくないですか?
 
─そうなんです。僕、大学に全然友達いないんですよ。
 
それだけ大学外のコミュニティに属してればそうなりますよ。
 

こちらは舞台「李香蘭」のキャスト集合写真。大変貴重である。

教養学部なんで駒場に通ってるんですけど、生協前ダンサーズの人がいっぱいいるじゃないですか。あれ、マジでうらやましいんですよね。ほんとに楽しそう。
 
たしかに、中さんは基本孤独な闘いでしたもんね…。でも、中さんダンスメチャクソ上手いんだから、仲間に入れてもらえばいいじゃないですか!入った途端にエースですよ!!
 
─それが、この間生協前でダンスの練習してて、ちょっと生協前ダンサーズの人に近づいちゃったら、「もうメンバーの募集締め切ってるんで、やめてください。」ってすごい冷たく言われて…。
 
すごい人なのに!!かわいそう!!
 
※ちなみに、UmeeTでは今までに生協前ダンサーズの記事も掲載しています↓

さあ今こそ和解の時を。生協前ダンサーの実態、すべてお話します。

─あの時は本当に悲しかったです…。ただ、最近はあまりダンスの活動をしてないので、バイトを始めたんですよ。
 
あんな生活してたら、舞台以外にバイトなんてできないですよね。
 
─そうなんですよ。あと、最近自動車学校にも通い始めました。教習も大学生っぽくて楽しいです。「大学生ってこういうことしてるんだ…!!」って感じで。
 
普通の大学生がだいたい1、2年生の頃に経験するやつですね。
 

ガチで楽しそうな中さん。

─あと、この間パスポート取ったんですよ!文系の人って暇さえあればすぐ留学行くじゃないですか。あれがうらやましくてしょうがなかったんですよね。僕も海外行くぞ!!って。
 
めちゃくちゃ大学生活楽しんでるじゃないですか。
 
今ハマっていることは「大学生っぽいこと」です。
 
中さんが楽しそうで、僕もうれしいです。

その生い立ち、ミュージカルの如し



ところで、そもそも中さんはどうしてダンスを始めたんですか?



─10歳の頃に、父親が突然「ダンスを始める」って言い出したんですよね。もともと母親がジャズダンスを習ってたのに触発されたみたいで。それで、「一人だと寂しい」って理由で、父親の道連れでダンスを始めさせられました。
 

お父さん、寂しがりやである

お父さん……。それでも、いざ始めてみると案外楽しかったんですよね?
 

全くそんなことはなかったですね。レッスンがある日は憂鬱でした。もともと全然やりたくなかったんで。

 

思いもよらないネガティブ発言が飛び出てるじゃないですか。そんな調子で、ダンスを辞めたくならなかったんですか?
 

─それが、ある時に地元のダンスの大会に出たら、たまたま優勝できたんですね。それからは、レッスンも段々楽しくなってきたんです。
 
いや、たまたま優勝しないでください。
 

たまたま優勝した大会に思いを馳せる

─本当に小さな地元の大会ですよ?それで、中学、高校でも部活に入らずにダンススクールでダンスを続けてました。最初はストリートっていうEXILEみたいなダンスをやってたんですけど、高校の時に地元で劇団四季の公演を観てから、「この人たちみたいになりたい」って思って、一番スタンダードなジャズダンスに変えました。
 
EXILEから四季への転向…。変貌ぶりがすごい。劇団四季の公演がよっぽど衝撃的だったんですね。
 
そうです!それで、高校を卒業して、一浪して大学に合格してからも、東京のスクールでずっと続けてきました。
 

絵になる

受験勉強中は、勉強とダンスを両立できてたんですか?



できてなかったですね。なので最初はなまった体を戻すところでした…。その後、高校生の頃からお世話になっていた先生のつながりで、今の事務所に正式に所属させて頂くことになったんです。
 
なるほど…、やっぱり人のつながりって大事なんですね。あまりよくわかってないんですけど、事務所に登録すると何が変わるんですか?



出られるオーディションが増えます。舞台によっては、事務所からの推薦でないと受けられない場合があるんです。



そうなんですね。業界の事情。
 

やる気さえあれば誰でもオーディションを受けられる訳ではないのだ

─で、初めて合格したのが1年生の終わり頃でした。それからも、大学との兼ね合いを見ながら何回かオーディションを受けさせていただいて、いくつかの舞台に出演させていただきました。



サクセスストーリー感ヤバいですね。
 
─ちなみに、EXILEから転向するきっかけになった公演に出演されていた劇団四季の方と、後に舞台で共演させていただくことができたんですけど、あれは本当に感動しました。
 
中さん、アメリカのミュージカル映画みたいな人生歩んでますね。
 
─しかも『ミュージカル李香蘭』では、元劇団四季総監督の浅利慶太さんからも直接ご指導いただいたんですよ。本当に光栄でした。
 
さすがにサクセスストーリーすぎる…。映画化はまだですか??

これから

そんなサクセスストーリーな中さんは、今四年生なんですよね。今後の進路はどうする予定なんですか?
 
─それなんですが、実は普通に就活をして、某テレビ局にディレクター職で内定を頂いています。
 
テレビ局…!年末ジャンボ買った方がマシなレベルのクソ高倍率じゃないですか…。さすがですね。とは言え、せっかくプロと一緒にミュージカルに出演していたほどの方が、今後ダンスを続けないというのは、少し残念な気もします。
 
─そこはよく言われるんですよね…。もちろん、ダンスを仕事にすることにもすごく魅力を感じているんですが、舞台をやらせていただく中で、少し違う方向に興味が向いてきたんですね。
 
違う方向…と言うと?
 

中D。

─ダンスって、振り付け師の方が決めた振り付けと、脚本家の方が決めたセリフに沿って、演出家の方の指導のもと、踊って、歌う。それだけなんです。
 
いや、それがめちゃめちゃ難しいんじゃないですか。
 
─もちろんそうです。そうなんですが、舞台に関わらせて頂いている中で、演出家の方のように、多くの人と協同して、大きなコトの企画やマネジメントをする人って、本当にすごいと思うようになって行ったんですね。それで、自分もそういう仕事がしたいと思って、仕事内容が近そうなテレビのディレクターの面接を受けることにしたんです。
 

つくづく笑顔がステキな方である。

なるほど…。確かに、そういう仕事にはダンスとはまた違った難しさがあるのかも知れないですね。これはもう、人事即オチエピソードですわ。即採用です。採用。社長!採用です!!彼は絶対いい仕事しますよ!!
 
─国関での勉強も生かして、ドキュメンタリー番組の制作に携わることができればと思っています。今までの様々な経験を生かせると思ったのも、ディレクターになりたいと思った理由の一つです。
 
教科書みたいな回答しますね。腹立ってきました。一発だけグーで殴っていいですか?
 
やめてください。
 
…ありがとうございました。
 
─いえいえ、こちらこそありがとうございました!ほんと大したことないんで記事にするの難しいかも知れないですけど、楽しみにしてます!
 
(この人は腰が低くないと死ぬ惑星で生まれたのだろうか…)
  

中さん、いい人である。

学生でありながら、プロとしてミュージカル俳優をしているとのことで、どんなヤバい人が出てくるのかと思いましたが、異常にいい人で焦りました。逆にヤバい。
 
中さん、1億3000万パーセントの確率でメチャクソ良いドキュメンタリー番組を作るので皆さん絶対に観ましょう。僕は観ます。
 

このくらい食い気味で観ます。

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