【1万人のデータサイエンティストを輩出する】人工知能開発学生団体代表が語る野望

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こんにちは、いっちーです。

昨今人工知能という言葉が話題になっていますが、「具体的なその仕組みってどうなってんの?!」「素人でもその技術を活用することってできるの?できるとしたらその方法は?」という疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。

そんな中、

『AI,ゼロから1ヶ月。』をキャッチフレーズとして人工知能の講座・勉強会を無料で開き、データサイエンティストを1万人輩出することを目標に活動している団体があると聞きました。

その団体とは、東大人工知能開発学生団体HAIT

 

今回はそのHAITの代表者にインタビューする機会を頂きました。

人工知能開発学生団体の代表なんてきっと理系で幼少期からプログラミングをやっていたような強者なんだろうな・・・

そう思っていましたが、実は文系でしかもプログラミング歴は半年とのことでした。

理系の方はもちろん、文系の方にこそ読んでほしいインタビューです!

☞学生証

  1. お名前:森裕大朗
  2. 所属:東京大学文科一類2年
  3. 将来の夢:データサイエンティストを1万人輩出する

人工知能との出会い

 

ーー森さん、本日はよろしくお願いします!

 こちらこそ、お願いします。

 

ーーまず、森さんは文一ということなんですが、どうして人工知能をやろうと思ったのでしょう?AIってなんとなく理系のイメージがありますが・・・

 実は昔からAIとかに興味があったわけではなくて、大学1年のときまでずっと官僚志望だったんですよ。あとKINGというビジネスコンテストを運営する団体の代表をやったりと、完全な文系人間でした。

 

ーー官僚からAI開発って、だいぶ派手な進路変更ですね。

 自分でもそう思います(笑)。実は、とある理由で大学2年の時に留年をしてしまいまして。そこがターニングポイントになりましたね。

 

ーーそうだったんですか、大変でしたね・・・。

 はい、ただもう立ち直りました(笑)。そこで官僚は諦めまして、進路選択に迷ったので色々な人に相談したり話を聞きに行ったりしたんですよ。その中でこれからの時代における人工知能の大切さ、日本のデータサイエンティストが不足している問題とかを聞いたりして、これはなんとかしないと、と思いまして。

 

ーーそこから人工知能の勉強を始めたという感じですか?

 そうですね。将来的にエンジニアになろうとかは考えてなかったんですが、エンジニアと仕事ができるようになることを目標にしていました。留年した一年を取り戻すために必死になったっていうのもありましたね。本屋さんに行くと人工知能コーナーがあったりするんですが、とりあえずそこから色々買ってきては読み漁りました。

 

 ただこれがめちゃくちゃハードル高くて(笑)。人工知能とか機械学習ってベースにあるのが統計だったり線形代数だったりして、とにかく数式が難しいし、Pythonっていうプログラミング言語を使うことが多いんですがそれもちんぷんかんぷんで。

 

ーー文系にとっては結構難しいですよね。

 それはもう、、、なにせ数学なんて高校の時の数ⅡBで止まってますからね。プログラミングも授業で触ったことある程度で。写真の本は実際に僕が買って読んでいた本なんですが、もう書いてあることは全然理解できなくて半分投げ出してしまいました。

HAITの代表になるまで

 

ーー人工知能の入り口で躓きかけた訳ですね。そこからどうやって勉強したんですか?

 正直、打ちのめされました。そんな折に、KING時代の友人が一緒にAIを勉強しないかって誘ってくれたんです。独学じゃ難しいから学生同士で勉強会をやっていると。実はこの友人は色々やっていて、勉強会の主催とは別に企業向けに人工知能の研修用教材を作っていたんですね。
 それで、その教材が完成に近づいてきたから実際に使ってみてほしいと言われました。モニター生みたいな感じですね。

 

ーーおお!使ってみてどうでした?

 これがもう、めちゃくちゃ分かりやすくて。嘘みたいな話かと思われそうなんですが(笑)。ちょっと宣伝みたいになっちゃってあれなんですが、今まで数式が羅列されているだけでちんぷんかんぷんだった機械学習の手法の意味が腑に落ちたり、チュートリアルが充実しているので実際に手を動かしてコードを動かすのも楽だったり。

 

ーー羨ましいですね、僕も人工知能の勉強をしているんですが、最初の方はかなり苦戦させられたので・・・笑

 本当に、一筋の光明が差した感じですね。その後友人たちは本格的にその教材を企業に売るために会社を設立しまして。で、人工知能の勉強会の方は手が回らなくなってしまうから代表をやってくれないかとお願いされたんですよ。

 

ーー初心者からいきなり代表ですか?

 正直自信は全然なかったです。。。あの教材のおかげで多少は理解できたものの、勉強し始めてから日が浅いし、、、でも、だからこそ、初心者目線でうまく勉強会をまわせるんじゃないかと思って引き受けました。あと留年していて、鬼のように時間もありましたし(笑)。

 

ーーそれがHAITなんですね。

 そうです。今年の4月ぐらいですね。それまでは結構身内で活動していたんで、本格的に人を集めて団体としてもっと盛り上げようとしました。新歓とかもやりましたね。「AIを勉強できるチャンスをみんなに届けたい」という思いが強かったので。

 

ーー人は結構集まりました?

 はい、予想以上の反響でした。なんと150人入ってくれて、興味を持ってくれた企業もいてセミナーを開いてくれたりもしました。昨今の人工知能ブームのおかげもあるんですが、やっぱり嬉しかったですね。

 

ーーおお、順風満帆ですね。

 僕も最初はそう思いました(笑)。ただそのあと雲行きが怪しくなってきました、、、

次ページ:HAITのどん底と、そこからの復活

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