【2浪は現役】「なんで多浪したの?」東大多浪交流会の人たちに話を聞いてみた【多浪座談会 vol.1】

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親御さんの寛大さ

編集部
親に浪人するな、と言われるケースって結構あると思うんですが、親御さんは浪人をやめなさいとは言わなかったんですか?

北大仮面
言わなかったですね。好きなようにさせてくれた。

編集部
おお。肝が座ってる親御さんですね。

俺多浪

圧倒的感謝。親の寛大さはキーワード。

編集部
本当に思ってます???

俺多浪

いや、これは本当に思ってます。親が優しいっていうのは多浪みんなに共通すると思う。

俺も2浪してる時にすごい追い込まれてるように親の目には映ったらしくて、でなんかお母さんを通してお父さんが「今年落ちてももう1年いいよ」みたいなことを言っていたのを聞いちゃって。あ、じゃあ…いいかな。みたいな。

編集部
完全に逆効果じゃないですか。

北大仮面
僕は2浪で東大落ちた時に親父に電話で「ごめん東大落ちた」って言った次の親父の言葉が、「そうか残念だったな、もう一回受けるか」だった。

本当に好きなように、やりたいならやれば、っていう感じで、すごいなあと思います。

砂川信哉
僕2浪の時に早稲田に受かったんですけど、もう早稲田受かったら行くって決めてたんですよね。

入学手続きもして、家も決めて、家電も買って、じゃあ明日家電を家に届けてもらおうっていう日に、ホテルで考えて、父親に言ったんですよ。「やっぱり東大行きたい」と。

そうしたら父親が尊重してくれて、家電もキャンセルしてくれました。

編集部
「ここまで来てなんで今更!」ってならないんですね。かっこいい親御さんですね…!

経済的に多浪は結構厳しいのかな…?あ、でも予備校に行かなければそんなにかからないのか。

俺多浪
いやでも、親の経済的余裕は結構大きいと思います。それも含めて感謝ですね。

時間をかければなんでもできる

編集部
お話を伺っていると、みなさん時間感覚が他の人とだいぶ違うなあって気がします。

砂川信哉
大抵の目標は、時間をかければなんとかなると思う。

編集部
その時間っていうのが、生命が尽きるまでなんですね。

砂川信哉
そうですね。多浪で留年する人、結構いるんですけど、みんな1年を足すことに躊躇がない。

はぎわらゆうと
僕は留年決まった。

俺多浪

あ、俺もっす。

編集部
4人中2人!?

北大仮面
僕も降年を考えてはいる。っていうか今力学、熱力学、ドイツ語を他クラス聴講してて、1つでも落とすと即降年だから、普通に不可抗力で降年もありうるし、そうでなくてもありかなあっていう。

砂川信哉
僕も考えてはいる。なんか、時間をかければなんとかなるから、時間をかけてちょっとでもいいところにいきたい。

編集部
(一発でいいところに行けばいいのでは…?)

北大仮面
みんな焦りがちだよね。大学ストレートで卒業しなきゃって。

なんの実感も湧かずに留年はまずいって勉強に追われているみんなを見て、なんでそんなに急ぐ必要があるのかなあ、って思う。

編集部
(…!)

生きてるだけで勝ち組

編集部
わたしは受験勉強に全力投球して、現役で入って、単位もちゃんと取ってるんですけど、そういう東大生に対してどう思いますか?

俺多浪

それはもう偉いとしか。

編集部
ありがとうございます。

俺多浪
俺らより大人っていうか。高校生の時点で自分がやるべきことを認識してそれをきちんとやるって、大人だなあって思う。

だけど、高校を卒業して、そこから0年で東大に入って、ストレートで卒業してっていう、一般的な人生でなくなることに焦りをそんな感じなくていいんじゃないかな、とは思いますね。

普通に合わせなきゃいけないって最初から思う必要はないよね。

砂川信哉
多浪したからって死ぬわけじゃないしね。

北大仮面
うん。

人生においてやばい状態っていうのはいろいろあると思うんですけど、大体は実際そうなってみればなんとかなるもんだし。だからそんなに、道から外れることを怖がらなくていいと思う。

流されて、特に理由もなく大学生は勉強してなんぼでしょ、って思ってる人はなんでだろう?って思う。

俺多浪
俺は一応何かを成し遂げたい欲はあるんですけど、人生のどこかでできんだろ、みたいな。今急がなくてもいいじゃん。

編集部
…ちなみに何年くらい生きるつもりなんですか…?

北大仮面

僕は120年生きますね。まだ5分の1も経ってない。

俺多浪
医療の進化と共に寿命も伸びていくからな。

北大仮面
時代の変化を見ていきたいんだよね。

俺多浪
生きてるだけで勝ち組感あるよね。

編集部
…なんか、元気が出てきました。

指の本数は、浪数を表しているそうです(はぎわらさんは間違えていますが)

さいごに

多浪の方々と話していて思ったこと。

 

「現役で受かるのが一番良い」

「○歳までには結婚すべき」

「□歳までには年収がこれだけないと!」

という言葉がそこらかしこで腐るほど発されているように、人生において「年齢や経験年数に見合った成果を要求される」ことはよくあるかと思います。

特に受験勉強という競争を勝ち抜き、入学後もタスクやらスキルやらキャリアやら言われることの多い東大生は、それを意識することが多いかもしれません。

 

ただ、そういった要求をガン無視し、自分の時間軸で生きる彼らの話は、ぶっ飛んでいながらも芯が通っていて、非常に面白かったです。

あと「生きてるだけで勝ち」って言ってもらえて、すごい元気出ました。

何に追われてるかもわからないのになぜか焦っているそこのあなた、「多浪としゃべランチ」に行ってみたらどうでしょうか!人生観変わるかもよ。

 

とさぞかし終わりのようですが、砂川さん・はぎわらさんの記事を8月頃に公開する予定です。

お楽しみに!

 

おまけ

※インタビュー中にも出てきた多浪フットサル。後日、はぎわらさんにそのレポートを寄せていただきました。

 

 

ーーーーーー

麻布高校を卒業し、慶應大学経済学部を中退、その後地方医学部に再入学するもまたも中退。

現在は東京大学理科2類2年のはぎわらと申します(24歳、学生です)。

 

さて、私の方からも†東京大学多浪交流会†なる闇の(深い)組織を紹介したいと思います。

まずは代表の北大仮面氏による団体の概要を引用するのでご覧ください。

『私がこの会を作ろうと思った理由は私自身が実質4浪で東大理一に入学したものの、周りに多浪がほとんどおらず何となく寂しい思いをしていたというのがあります。

そんな中で隣のクラスにいる副代表(みやっけろ)から多浪の会を作ろうとツイッターで持ちかけられたのが設立のきっかけでした。

この会の中で何かやりたいことがあれば私の許可など無くどんどん企画、実行してもらってOKです』

要するに、疎水結合の如く、「若い子たちに馴染めない多浪同士でゆるく集まろう」という趣旨になります。

 

ちなみにこの会の方針がコチラ。

・「二浪は現役」

・学年ではなく浪数で2nd3rd4thと定義。

・「入学式より先に成人式を終えていないのは雑魚」

・テレビからの取材を目指す。

・合格体験記「我が闘争」の出版を目指す。

10浪の大型新人を補強したい。

・挨拶は「タロー!」

 そして先日、我々の活動が広まったせいかなんと大阪大学にも多浪交流会が発足したようで、こんな果たし状が届きました。

「何で9月15日に決まってるんだよ」と議論になったので調べてみたら、どうやら関ヶ原の戦いは慶長5年9月15日から開戦したらしい。

 

「これは血で血を洗う戦いになりそうだ」

「万全の準備でもって返り討ちにしてやりたい」

そう考えた我々は、まずは多浪によってたるんだ身体を鍛え直すべく、†多浪フットサル†を決行してきました。

 

「「「「「タロー!」」」」」

多浪の朝は早い。

およそ駒場キャンパスにいるはずのない年齢の東大生が、1限の空きコマに元気よく集いました。

やる気満々!!

ここで多浪フットサルのルール説明!

・得点は自分の浪数分になる

以上!!

つまり僕が得点を決めれば4点、仮に現役合格の子がいたら0点となります。

 

チーム分けはこのようにしました。

A…4浪、4浪、2浪

B…3浪、3浪、3浪

ちなみに危ないのでゴールはカバンで作り、ボールも浮かさないようにしました。

 

さて、試合開始!!

サッカー経験者が3人いたのでそこそこのレベルの試合になりました。

しかし数分すると、、、

「もうやめね?」

という空気感になってぬるっと試合終了。

 

結果は12対21(うろ覚え)で3浪チームの勝利!

到底フットサルの得点とは思えないのが多浪フットサルの醍醐味。

 

現役合格して身体もまだ若い東大生たち!

多浪フットサルの挑戦、待ってます!!!

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りほ

美女とイケメンとやばい人が好きです。

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