音楽で生きていくことを決めた東大生が追い求める夢とは。

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お久しぶりです、いっちーです。

突然ですが、

「俺は日本武道館でライブをする」

そう公言している現役東大生がいると聞き、取材してきました。

 

彼の名は、U。来年の1月に1stアルバムのリリースを控えた、Heißeというバンドでボーカルを担当している男です。

音楽で食っていくという、ある意味最大にして最も難しいロマンを追いかける彼は、一体なにを考えて音楽活動をしているのか。そしていかにしてその夢を追いかけることに決めたのか。

彼の心の軌跡をたどるべく、インタビューを行いました。

彼が手がけた楽曲のPVも載っているので、ぜひ最後までお付き合いください。

☞学生証

 

  1. お名前:U
  2. 所属:文学部宗教学科4年
  3. 将来の進路:ミュージシャン

「ダサい歌詞をあんなに信じて真っ直ぐ歌えるのって、めちゃくちゃかっこいいんですよ」

ーー今回はインタビューに応じていただきありがとうございます。

U  こちらこそありがとうございます。Heißeというバンドでボーカルをやってる、Uといいます。

 

ーーいきなり初歩的な質問で申し訳ないんですが、バンド名、なんて読むんですか?

U  ”ハイセ”って読みます。この”Heiße”っていうのはドイツ語のbe動詞的な文字で、バンド名には「自分たちが何者であるかを音楽を通じて探す」っていう意味をこめてるんですよね。

 

ーーっていうと?

U  例えばドイツ語でIch heiße ~ .(イッヒ ハイセ)っていうと「私は〜という名前です」って意味になるんですけど、バンド名はその”heiße”の部分で止まってる。つまり、自分が何者であるかがまだわからないからそれを探したいって意味で。

 

 

ーーなるほど、深い意味があったんですね。ちなみに、バンドメンバーはどういう経緯で集まったんですか。

U  これ実は結構説明が大変で。まずドラムの「たろー」が高校の時の2つ下の後輩でそのつながりで組んでくれたんです。でベースの「翔太」は高卒で社会人やってるやつで、地元の音楽仲間の集まり的なものでつながって。そして最後にギターの「SHUN」はたろーが連れてきてくれてって感じで集まったんですよね。

ーーなるほど、結構複雑ですね。ではUさん自身のお話を聞いていきたいと思います。まずはじめに、どうして音楽を本気でやろうと思い始めたのでしょう。

U  単純に、音楽が好きだからですね。元々家が音楽一家で。母はピアノの先生をやっていて、父に色々な音楽を教えてもらった関係でそこからずっと好きですね。

 

ーーそしたら最初からバンドってわけではなかったんですね。なにかこう、バンドの世界に入ることになったきっかけとかはあるんでしょうか。

U  小6ぐらいのときからUVERworldってバンドを聴き始めて、その影響が強いですかね。中学入ってから初めてライブも観たんだけど圧倒されて。

ーーUVERworld、かっこいいですよね。自分も好きです。

U  ね、かっこいいよね。歌詞はダサいけど(笑) UVERworldって歌詞ダサいのにめちゃくちゃかっこいいんですよ。あのダサいのを信じて真っ直ぐに歌うのってなかなかできないと思うし、やっぱりその姿に胸を打たれたというか。今でも憧れてる部分があるなあ。

 

ーー音楽で飯を食って行きたいって思うようになったのもUVERworldがきっかけなんですか?

U  うーん、もちろんそれもあるとは思うんだけど、たぶん今音楽に自分を駆り立てているのはそのときの想いとかよりも、「自分には非凡なものがある」って自信だと思う。自分で言うのは恥ずかしいんですけど、自分は音楽の才能があるんじゃないかなって、そんな気がするんですよね。とてもありがたいことに、客観的な視点からそう言ってくれる人も実際いて。しかもただ適正があるっぽいってだけじゃなくてそれを好きってなったら、これはもう音楽をやらない理由がないなと。

 

「いわゆる一般的なエリートコースを生きる未来を、思い描いたことは生まれてこの方一度もない」

 

ーー「音楽で飯を食っていく」っていわゆる普通の東大生の生き方じゃないじゃないですか。月並みなことを言ってしまうんですが、東大卒業して普通に働いたらまあ安定したいい暮らしができる。ある意味その生活を自ら捨てることに対する躊躇みたいなのはないんですか。

U  それはまったくないですね。っていうのも両親がそうじゃなかったから。いい意味とか悪い意味とかじゃなくて、いわゆる普通の家庭とは環境が違ったからそもそもそういう価値観はでてこなかったかな。だから会社員になって、キャリア積んで働いて、みたいな未来は本当に思い描いたことがなくて。

 

 

ーーそうだったんですね、じゃあ音楽をやっていくことには全く迷いがないと。具体的にはどういう形で音楽をやっていきたいと考えているんですか?

U  そうですね、実はそれに関しては決まってなくて。もちろん今のHeißeでバンドを続けたいっていうのもあるんだけど、自分としては歌を歌うこと以上に曲を作るほうが好きだったりするからどういう形でかっていうのはまだ分からない。最近だと米津玄師みたいに、楽器の演奏から作曲、歌うことまで全部一人でやってる人もいて、ああいうのも目指す形の一つなのかなって考えたりしてますね。まあ俺はダンスはできないんだけど(笑)

次ページ:音楽活動の中での苦しみ、そして不安

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