日本の生きづらさはどこから?わたしは“おもてなし”から

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他人事じゃない”おもてなし”の怖さ

「他人からの期待以上のサービスを、商品を、提供してあげたい」ていうおもてなし精神は、クライアントがいる仕事なら全部に言えることではないでしょうか。

今年の東大の学祭で、「『新しい働き方』を考える」講演会(詳しくは、東大新聞オンラインをちぇけら)に行ったとき、総合広告代理店で過労死してしまった高橋まつりさんの遺族代理人を務めた川人弁護士(東大の先生でもあります!)は以下のようなことを言ってました。

過労は特定の会社だけの責任ではなく、日本全体にあるクライアント至上主義、「お客様は神様」という考え方も問題になっている。クライアントからの無茶な要求にも応えなくてはという風潮が未だ根強い。

って。(発言そのままではないです。私がスケジュール帳にメモしたものを元に書いてます。)

よっぽど他に紙がなかったんでしょうね。2月の欄にメモしてる…。

「他人の期待を上回る良いものを作ろうとか、良いものを提供しよう」っていう思いに悪気はないだろうし、それが質の良いものを生み出すこともあると思うけど、日本人に根付いた「おもてなし精神」が私たち自身を苦しめているところもすっごいあるんじゃないですかね?

ねぇねぇ日本、疲れてない?まじ、まだいける?

スーパーとかやっすい飲食店で良いサービスを受けて当たり前って思う人がいるのもわかる。

たぶん、その人たちも自分の仕事の中ではお客様・クライアントに「おもてなし」してるんだろうと思う。

なんか、でもそれってすごい嫌〜〜〜〜〜!

「おもてなし」が当たり前になっちゃってて、一生懸命働いてサービスすることが感謝されないことになってるんじゃ?って思うんです、若造の私は。

私これ書いてて熱くなってるのか、もう手汗が酷くて、パソコンのキーボードがべったべたになってきてるんですけど、キモくない?

東大女子の手汗がついたキーボードってのも一部のマニアには受けるかな、メルカろうかな。

新しい商売を思いついたぞ。

おもてなし精神が日本津々浦々に行き届き過ぎちゃってるせいで、

「時給900円でめちゃ笑顔接客」も、

「突然のクライアントからの注文変更に迅速対応」も

本当は感謝されるべきこと・すべきことなのに、それが当たり前のことになってきてるような気がするんです。

じゃあ、どうすんだ?

このおもてなし地獄ループからどうやって逃れればいいんでしょうか?

正直、わたしもまだまだ模索中です。解決策が思いつかないせいで、接客業笑顔ほぼゼロなエストニアで卒業後働こうとエストニアでの就活も試みていました。

エストニア首都タリンの旧市街。2月に行きました。

「働き方改革」とか言ってるけど、日本から過度なおもてなし文化がなくなるのはまだまだ先だろうし、わたしが働く頃にはまだクライアント最優先みたいな風潮が根強い気がして。

が、悲観的になっていても何も生まれないので、気を取り直して、

わたしなりに思っている解決策を初級編、中級編、上級編に分けて紹介します!!!!

初級編:「ありがとう星人」になる。

(そう、私は「何にでも”星人”をつけちゃえばいいと思ってる星人」です。)

すごい良いサービスを受けたら、ちゃんと感謝を伝えてみたら良いと思います。「これは当たり前じゃないんだ、すごい良いサービスなんだ」って意識してみるということです。

すると、、、

「サービス」と「本来のお仕事」を線引きできるようになったではありませんか!

スーパーの店員さんがめちゃくちゃ優しかったら、「ああこの人のお仕事は本来レジをピッとすることなのに、優しさというサービスまでしてくれてる」って線引きしてみてください。

本来のお仕事=レジをピッとすること。

これは結構簡単ですよね。じゃあ次。

中級編:すんばらしいサービスじゃなくても苛つかない。海外だと思おう(?)

いくら日本といっても、まあまあのサービスに出会うこともありますよね。でも、その時に「海外だったら苛つくか?」って考えてみてください。

多分ほとんど苛つかないんじゃないですかね?日本人の対日本人のサービスの期待ってそれだけ高すぎると思います。

はい、ここで手厳しい読者の方から「当たり前のことばっかり言ってんじゃないねえよ」って声が聞こえてきそうです。

UmeeTは厳しい読者の皆様に支えられています。ご指導ご鞭撻ありがとうございます。

おもてなしへのモヤモヤはすごいあるんです、でもそれにどう具体的に対抗していけばいいのか、正直わたしも多くは分かりません!!!(こういう策があるよって人はどしどし教えてください!)

てわけで、他力本願。

UmeeT編集部に教えてもらった番外編:日本のサービスの中で最も深刻な問題の1つ、配達員さん忙しすぎ問題。

突然めっちゃ具体的ですが、重要な問題ですよね。いまはゾンアマパイセンがお急ぎ便とか配達日時指定とかつけてくれちゃったりしてるし。

それをあえて使わない。

便利ですよね、誘惑されますよね。でも、使わない。配達員の負担が大きすぎるから。

具体案わたしも脳みそをぐりぐり絞ってもっと出そうとしたんですが、出ない。

一度なってしまったら出ない便秘のように出ない。

これぞ、生みの苦しみ。(うまくない汚い)

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ABOUTこの記事をかいた人

ゆみ

駒場5年生。しゅうしょくさきは未定。エストニアに住みたいなあと夢みてます。

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