どんな夏よりもアツい男、「安部敏樹」って誰???
10月に入りようやく秋らしい涼しさも感じられるようになりました。
今年の夏はとても蒸し暑かったですよね。
ここ数年、毎年のように「今年の夏は去年より暑いなぁ」って思いませんか?
やはり地球温暖化は進んでいるように感じます……。
そんな皆さんにお知らせがあります。
筆者の独自の研究の結果、ついに、地球温暖化の原因見つけました!
この男の影響に間違いない!
その名は
安部敏樹さん
おそらく、今アジアで最もアツい男でしょう。
インタビューに行った筆者ですが、本当に汗(と鱗)が止まりませんでした。

こちらがウワサの安部敏樹さん(事務所にて)
まずは、簡単にプロフィールを紹介させていただきます。
👉学生証
- お名前:安部敏樹
- 職業:株式会社Ridilover代表
- 所属:東京大学博士課程
安部さんが代表を務めるRidilover(以後、リディラバ)とは、
安部さんが大学在学中に起業した、「マジメなことを、よりバカバカしく、よりおもしろく、よりかっこよく。」をモットーに、ありとあらゆる社会問題に挑戦していく会社です。
社会問題の現場を訪れることのできる「スタディツアー」や社会問題を発信するオリジナルメディアの「TRAPPO・リディラバジャーナル」を運営しているそうで、
調べてみたところ色んなジャンルのツアーがあり、筆者はこんな「スタディツアー」が気になりました。
リディラバについて詳しく知りたい方はこちらから
最近では、安部さんがアジア地域の「30アンダー30」に選ばれたことでも話題になっています。
「30アンダー30」とは、スポーツを始めとする10分野における「30歳未満の重要人物」を選出するもので、そのアジア版の社会起業家の部門に選ばれたと言うわけです。
2017年度は、安部敏樹さんの他、サッカーの香川真司選手や、水泳の萩野公介選手が選ばれています。
正真正銘アジアで今最もホットな男なんです
社会問題を扱うことにおいて、安部さんの右に出る人は居ないのではないでしょうか!?
ここで、筆者が安部さんと知り合ったきっかけが面白いのでお話しさせていただきたいと思います。
安部さん実は10年連続で1年生だったんです!
ん?これは一体どういう意味なのか?
下の写真は、今年4月初めに行われた自分のクラスのオリエンテーション合宿の写真です。
(オリエンテーション合宿とは、新入生クラス内の親睦や上のクラスとの関係を構築するために、4月頭に実施される合宿のことです。)

左から2番目に入るのが安部さんです。普通にクラスのOBとして参加していると思いきや……
1年生のふりをして参加しているんです!新入生を装って潜入するんです!
毎年、新入生はまんまと騙されています。それまでタメ口をきいてた人が実はすごい人だったと知った衝撃は言葉では表せないでしょう。
そう、筆者もまんまと安部さんに騙された被害者?だったわけです。去年のことですが、未だにあの驚きは忘れません。
(10年間も連続なんて、さすがにそろそろバレるのでは???)
オリ合宿について気になった方はこちらの記事も併せてどうぞ!
東大生が入学早々に仕掛けられるドッキリ、あなたはご存知ですか?【オリ合宿下クラ潜入体験記】http://todai-umeet.com/article/26471/
そんなアツすぎる安部さんに満を持して取材に伺いました。
社会問題とは?
社会問題を見つけるには?
社会問題はどう考えればいいの?
本当に目から鱗が落ちます!止まりません!
社会問題に関心のない方も、面白いので是非読んでみてください。
「池上彰」の説明並みによくわかること間違いなしです!
ちなみに、最後のページにおまけで安部さんに訊いた『オリ合宿のすゝめ』を載せておきました。これからオリ合宿を企画する皆さんは是非参考にしてください!
以下から、インタビュー記事になります
マイノリティーのラベリングの問題って?
(筆者) この度はお忙しい中、UmeeTの取材受け入れていただきありがとうございます。本日はどうぞよろしくお願いします。
(安部) いえいえ、こちらそこよろしくお願いお願いします。
(筆者) まずは、身近な話題からお話を伺っていきたいと思います。少しざっくりしていますが、今安部さんが東大について気になっていることってありますか?
(安部) うーん、東大の男女比率の問題ってよく話題になるよね。君のクラスはどれぐらい女子いる?
(筆者) 自分のクラスは文系なので3割ぐらいですね、理系は居ても2〜3人って聞きますが。
(安部) そうだよね、やっぱり女子が少ないよね。
女子が少ないと何が起きるか分かる?
(筆者) う〜ん…………。
(安部) 女子が少ないと何が起こるかっていうと、女子で一括りにされるんだよ。
(筆者) 確かに言われてみれば!!
(安部) 例えば女子校にしても色々な人いるじゃん?アクティブでスポーツ好きな女子もいれば、他校の男子と仲良くしてる社交性の高い女子もいるし、ジャニーズ一筋って女子もいれば、勉強大好きって女子もいるよね?
(筆者) 女子って言っても、色んな人が居ますもんね。
(安部) それでさ、数が少ないからって女子で一括りにされるのは辛いよね?でもだからと言って、男子で一括りにされることってないでしょ?
(筆者) なるほど、「男子」っていうラベルで括られることはないですね。
(安部) 君は『ムーンライト』って映画観た?アカデミー賞で『ラ・ラ・ランド』と読み間違えられたやつ。
(筆者) 観てないです、どんな内容だったんですか?
(安部) 黒人でゲイの男の子が育っていく過程を描いた映画なんだけど、「黒人」っていうマイノリティのラベリングもあるし、「ゲイ」っていうマイノリティのラベリングもあるよね。でもそれ以上に主人公のシャロンの物語なんだよね。

(安部) 結局ラベリングしても、その先にいるのは当事者たった一人の人間なんだよね。その当事者がどう思っているかというのが大事なんだよ。
例えば、君も「東大生」って括られて、勉強ばっかりやってるガリ勉なんでしょ?って言われたらさ、どう思う?
(筆者) 嫌ですね!絶対嫌です!
(安部) だよね、そんなにいい気分しないでしょ?それなのに、女性に関しては、「女性」として単一的にまとめられているよね
これがマイノリティーのラベリングの問題なんだよ。
(筆者) 合点です!!!
(安部) 「女性」ってラベリングをするのは悪いことではないけど、東大はアカデミックな場なんだからもう少しその意義について深く考えたいよね。女子女子、とかってあまりやりすぎると呪いみたいになっちゃうし。
(筆者) ラベリングの問題なんて考えてみたことなかった……
じゃあ、どうやったら社会問題に気付けるの?