【ITから焼肉まで!??】多分野実業家松尾直樹さんに聞く「東大生の死に方」

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環境を「享受する存在」から「環境を創る存在」へ

 

すると父は私に、自分の人生を語りました。

 

「おれは戦後の貧困の中育った。同い年くらいで親子で乞食をやっている女の子がいたことを覚えていて、貧困に対して不安を持っていた。そうはなりたくなかった。

家が八百屋だったから、客商売が大変そうなのを見ていた。とても自分の性格的に合わないと思ったので、考古学者かサラリーマンになろうと思っていた。

幸い勉強が得意だったから、良い大学に入った方がいいと思い、実家を離れて、中学校から下宿しながら、勉強して東大に入り、サラリーマンになって安定した生活を手に入れた。そして、家族をちゃんと養っていて貧乏や不自由はさせていない。

 

おれは小学生の時に自分の人生を自分で決めて生きてきた、

お前は決めてなかったのか?

 

その言葉にいろいろと大事なことに気づきました。

その一つが、自分の人生を自分で生きてこなかったということでした。

 

勉強は得意だったし、それで周囲から評価されてるので、単に一番良い大学と学部を目指していたこと。

また、自分が親のおかげで、楽しく大学生活をできているということ。

自分にとって心地良い環境を享受しながら、自分の人生を自分で決めるという当たり前のことする意識せず、そこがうまくいかないことを、人のせい、環境のせいにしてきました。

 

 

 

いつしか「東大に受かる」ことが目的になっていた自分

当たり前のように「安定」という与えられた環境を享受してきた自分

そうなったのもすべて人のせい、環境のせいにしていた自分

 

 

この気づきをきっかけに、当時所属していたヨットサークル等、自分の周りの居心地の良い場は、決して自然に成り立っているわけでなはく、そういう場を創る意思があって、成り立っているということに気づきました。

 

そして、環境を享受するだけの人ではなく、環境を創る側の人になりたいと思うようになりました。

 

こういった考えの変化があったところに、経営者と知り合う機会があり、東大生は歯車としては優秀だけど、新しいものを作るのは苦手だと思うという話や、仕事は選ぶものだと思っているかもしれないが、創ることができるという話を聞いたり、

法律相談所の合宿で、著作権の教授、企業弁護士、経産省の官僚の方々のパネルディスカッションを企画した際、全員ビジネスが最前線だという意見を持たれていたこともあって、

ある種、起業というのは、自らの意思で環境を創ることに他ならず、挑戦したいという気持ちが固まりました。

 

リスクを恐れず、主体的に

そんなこんなで、もちろんこれまで、いろいろ大変だったこともありますし、今でも大変なこともありますが、なんとか楽しくやってます。

現在では、仕事以外にいろいろとやりたいことを持っている友人や後輩から相談され、協力して実現の手伝いなんかもしています

例えば、地方競馬活性化のための企画として、競走馬って一人で買うと高くて維持費が大変なので、共有馬主制度を利用して20人で1頭持つという馬主クラブを作ったり、食べていくのに大変なお笑い芸人の可能性を広げるために、経営者交流会×お笑いライブを主催したり。

 

起業をして成功に持っていける力ってつまりは「夢を実現する力」なんですよね。

 

あきら100%と写真を撮る松尾さん

 

 

ーお笑いライブもですか!?すごい…

起業が「夢を実現する力」だというお話がありましたが、起業するにあたって、ビジネスや経営のスキルがないと大変そうなんですが、それらはどのように手に入れたんでしょうか?

 

スキル的な部分はあまり意識しなくてもいいかと。現実的な壁があるので、それを乗り越えるために必要な能力は勉強したり、自分が不得意な分野だったり、追いつかなければ、プロに依頼したり、得意な人と分業すればいいと思うので。

結局のところ、一番大事なのは、覚悟してリスクを取れるかどうかにかかってると思うんですよ。

 

東大生って、いろいろ理由を考えるのは得意だと思うんです。特にやらない理由は

やらない多くの理由には、損得の計算が中心だと思いますが、なんでも損得を優先して考えると不確実な得よりも損しない方が確実なので、リスクを取りに行く行動ができなくなってしまう。

優秀な人でないと、失敗する確率を下げて新しい価値を創ることが難しいのにもったいないです。

 

一回きりの人生、死んだら損得関係ないので、自分が面白いかどうかで意思決定した方が豊かな人生になると思います。

 

 

もちろんリスクを取れるかどうかって、起業に限ったことではないですね。

公務員になるにせよ、大企業に入るにせよ、ベンチャーに就職するにせよ、起業するにせよ、

リスクを恐れず、主体的に生きることが大切だと思います。

 

自分で決めたことは、もしリスクが顕在化しても受け止められます。

一方、なんとなくで選んでしまった場合は、とても後悔してしまうはずです。

あと、繰り返しになりますが

どれだけ安定した生活が失われても、お金がなくなっても、死にはしないので笑

 

 

と、偉そうに先輩風吹かしてしまいましたが、こんな風に強く思っていても、リスクに弱く、自我を守るために人や環境のせいにしてしまうのが人間の性です。私自身、腰砕けちゃったなぁ、人のせいにしちゃったなぁと自戒の日々を送っています

人生の最後で後悔しないように、一緒に頑張りましょう笑

 

 

 

リスクを恐れず主体的に生きる、

死ぬ時に満足して死ねる、

僕にとっても勉強になる生き方でした。

 

 

 

ドリームネットでは、このような魅力的な卒業生と深い話をできる場を提供しています。

https://m.facebook.com/todai.dreamnet/

 

また、6/17(土)には、東大卒業生120名と学生300名が一堂に会し、分野や業種を超えて語り合う大規模イベント「交流会」が開催されます。

第24回となる今回の交流会は、「卒業生と探す、将来へのコンパス」と題して、仕事や生き方を選ぶ上での価値観(選択の際に何を大切にしたいか、何が日々の原動力になるかなど)を考えてみよう、という趣旨で行います。

詳しくはこちらのページから!

 

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