「漠然とした善意だけでは活動は回らないし、お金だけでも回らない」19歳で起業した東大出身「トモノカイ」社長・徳岡臣紀さんの信念とは

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東大家庭教師友の会、

塾講師station

t-news

どれも家庭教師や塾講のアルバイト関連のサービスです。

特にt-newsは東大生の2人に1人が登録しているらしく、皆さんも聞き覚えがあるのではないでしょうか。

 

これらのサービスを一手に運営するのが、株式会社「トモノカイ」です。

上で挙げたサービスの他にも、中高生向けのプログラムや教員志望の学生のためのウェブメディアの運営、留学生支援事業などなど、幅広い教育事業を行っています。

今回は、そんな「トモノカイ」の社長、徳岡臣紀さんにインタビューしてまいりました。

 

なぜ19歳という若さで起業したのか。

「人や社会を幸せにする教育を設計する」という理念を、ビジネスでどう実現していくのか。

なぜ事業の中枢まで、学生インターンに任せるのか。

 

教育の理想像、リーダーとしての信念を強く持ってビジネスをするその姿を見れば、

「カテキョとかバイトの案件を、メールで送ってくる会社」

そんなトモノカイのイメージが、きっと変わるはず。

ぜひ最後までご覧ください!

 

学生証

  1. お名前:徳岡臣紀 さん
  2. 出身:工学部
  3. 部活:B&W(ボディビルディング部)

19歳での起業

ー 今日は宜しくお願い致します。早速ですが、徳岡さんはトモノカイを19歳で立ち上げられたとお聞きしました。

なぜ、その若さで起業されたのでしょうか?

 

そうですね、起業の前に、そもそもトモノカイは前身となるサークルがありまして。

自分たちの家庭教師の案件を自分たちで探してくるという、教育の問題をビジネスで解決することに興味がある人が集まってくるようなサークルに入っていて、それを会社にした、という感じです。

 

ー サークルから始まったんですか!

では、なぜその教育系サークルに入ろうと思われたのでしょう?

 

それは、自分の人生を振り返って、「教育によって自分は生かされているんだなあ」っていうことに気づかされていたからですね。

 

僕、実は小学校低学年の時は学校で一番出来なかったんですよ。

何のために九九を覚えるのかよくわからなかったし、競争させられるのも嫌だったし、やらされている感じが嫌でした。

 

ただ、中学年・高学年の時に、自分で科学の本を読み始めたのですが、これは面白いなと。こんな世界があったのか、と思ったんですね。

それまでやらされていた勉強を、自分からやってみて、「あ、学ぶってことは自分の可能性をこんなに広げていくことなんだ」とわかったんです。

それで自分でどんどんいろんな本読んだり調べて行ったりしたら、結果的にテストの点数も上がって行きました。

 

本を読むだけでなく、本格的な落とし穴を作ったり、勝手に実験をしたり、中高で通っていた塾の他の校舎に決戦状を叩きつけたりして(笑)、楽しく学びつつ、最終的に東大に入った、という10代だったんですね。

そういう経緯から教育自体にはもともと興味がありましたし、ビジネスにも関心があったので、教育に関する問題をビジネスで解決する、というそのサークルは、自分にはしっくりきました。

 

ー なるほど……。では、そのサークルから起業に至るまでは何があったのでしょうか?

 

僕が起業した2000年代って、ITバブルと言って「ITと何かをかければ絶対にお金になる」と言われた時代だったんですね。そんなことないんですけど。

で、明らかにこの人は怪しいよねっていう人がうちのサークルにやってきて、組まないか〜協業しないか〜と言ってくるようになりました。

僕は怪しいなと思って蹴ってたんですけど、僕のすごい仲の良かった友人がそこに引き抜かれたりして。

そこで考えたんですよ。

「確かにサークルには素晴らしい面はあるけれども、世の中に価値を出していく上では物足りないのでは?」とか、

「自分は何をやりたいのか?」とか、

「教育の理想ってなんなんだ?」とか。

 

考えた末の結論として、

自分のやりたいことは、会社という形式で問題解決に取り組んで、価値を作って、利益を出して再投資していくということであり、

失敗するリスクよりもやらずに流されて生きるリスクのほうが高いんじゃないかと思って、起業を決めました。

 

ー サークルでないにしても、NPOや学生団体という道もあったかとは思うのですが。なぜ会社という形式を選ばれたのでしょうか?

 

当時は今ほど、きちんとお金を回すNPOや学生団体が一般的でなかったというのは背景にはあります。

ただ一番は、「今の世の中のフォーマットは資本主義なので、そこに乗らないと長くは続かないのではないか」と考えたからですね。

NPOや学生団体でやるにしても、優れた株式会社に近い発想が必要じゃないですか。

漠然とした善意だけでは活動は回らないし、お金だけでも回らない。

理念とお金のバランスをとりつつ、成し遂げたいことを成し遂げるには、株式会社が適していると考えました。

 

次ページ:ビジネスと理念を両立させる方法とは

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りほ

美女とイケメンとやばい人が好きです。

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