人はみんなある領域においてはアーティストである

Q豊かであることは自分を“表現”できることだともおっしゃっていましたね。
五十嵐さん「みんなが自分を“表現”できている状態にしたいと思っています。
余裕のない世の中は、自由に表現しづらい世の中です。ネット社会によって対面することなく批判ができるようになったことが一つの要因かもしれません。
同時に、二次情報・三次情報がタイムリーに取れるようになったことで、わかったような気になって思考停止に陥りがちです。これは伝え手にとっても受け手にとっても不幸なことかもしれません。
自分の目で見て耳で聴き肌で感じた一次情報を大切にすると、みんながもっと自分らしく表現できると思います。」
Q人と人同士、一次情報同士が触れる場をデザインするのが政治家の仕事?
五十嵐さん「仕事の一つなんじゃないでしょうか。僕は政治家をやりたいというより、まだまだ眠っている千代田区の可能性を引き出したいと思っています。
区長は、地域に密着したルールを作ることができます。
役割は違いますが、一国会議員よりも首長の権限はある意味で圧倒的に大きいです。
このことは世の中にもっと伝えていきたいですね。」
Q実現したい世の中を最も実現しやすい、最善の立場だと考えて千代田区長選に出られたのでしょうか?
五十嵐さん「そうですね。区政っていうのは最も身近で市民が意見を言えば変わる可能性が高いところです。
東大生の中には官僚になりたい人も多いけれども、もっと地域の首長を視野に入れても良いと思います。
東大生は世の中をリードしていく人たちが多いから、首長が普通のキャリアの選択肢のひとつとしてあってほしい。
東大生の優秀で魅力的な人が新たな選択肢を持っていってほしいです。
「本当にそれになりたいのか?」いったん考えを揺るがしてみないと。」
図らずも東大生にメッセージをいただきました。

今回五十嵐さんにお会いして、
周りの人がよりよく生きられるような環境をデザインしていく生き方を目の当たりにし
純粋にとてもわくわくしました。
周りの人を幸せにしようと取り組んでいらっしゃる五十嵐さん自身が人生を楽しみ、いきいきと過ごされていることが伝わってきました。
ドリームネットでは、このような魅力的な卒業生と深い話をできる場を提供しています。
https://m.facebook.com/todai.dreamnet/
・第13回東大卒業生と語る会
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・新歓プチ交流会
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五十嵐朝青Facebookページはこちら。
日々の暮らしの課題解決や地域づくりにつなるテーマを、千代田区民に限らず子どもからお年寄りまで幅広い人たち皆で学ぶ千代田会議をはじめ、様々な活動を展開されています。“会える政治家”を目指す五十嵐さんにぜひアクセスしてみてください。