【東大ギャンブラー図鑑 vol.2】20分で1万円が消える世界、パチスロ初体験

LINEで送る
Pocket

パチスロ。

突然だが皆さんはパチスロと聞いて何を思い浮かべるだろうか。

SONY DSC

うるさそう。

怖い人がいそう。

誘拐されそう。

大金を失いそう。

 

そう、僕のような、21歳にもなって車の免許も取らず、毎日星野源を聴いて、古本屋で1980年代のPOPEYEを買って喜んでいるような、草食系文化系腰抜け男子には想像もつかない世界である。

 

しかし、東大生はそんな軟弱な文化系男子ばかりではない。ギャンブルに精を出し、日々勝負に励んでいる学生が、東大にもたくさんいる。

そんな東大生たちの素顔を明らかにしていくのが、この東大ギャンブラー図鑑である。

第二回となる今回は、スロットに命を燃やす2人の東大生と、彼らに連れられて初めてスロットを体験した筆者のレポートをお届けしよう。

基本は1コイン20円、1回転で60円

まずは今回スロットの奥深い魅力を案内してくれる2人を紹介しよう。

SONY DSC

☞学生証

  1. お名前:落合優
  2. 所属:東京大学大学院農学生命科学研究科生物材料科学専攻 製紙科学研究室 修士2年 
  3. 中学生の頃からゲームセンターなどでスロットタイプのゲームに興じていた、いわばスロットエリート。麻雀も好んでおり、現在も雀荘で夜勤バイトをしているというまさに東大生ギャンブラーである。

 

☞学生証

  1. お名前:大島拓司
  2. 所属:東京大学農学部4年 
  3. 大学3年への進学時に、「野矢哲」こと野矢茂樹先生の哲学の単位を落とし留年。留年中に始めた箱根の旅館での住み込みバイトで、地元の元ヤンからスロットの面白さを伝授される。以後、スロットの奥深さに魅せられ、定期的にスロットに通っている。

 

今回の舞台となるのは新宿。

集合後、まずは2人からのレクチャーを受ける。

筆者「今日はよろしくお願いします。

とりあえず自分はスロットについては本当に知識ゼロなので、まずはあのドアの向こうに入ると最初に何が起こるのか教えて欲しいです」

SONY DSC

あのドア。

二人「まあ何が起きるということもないんですけど笑」

筆者「あ、なんか受付みたいのもないんですか」

落合「ないですよ。店内に入ったら自分の台を選んで座るだけです

大島「選んで座ったら、台に現金を入れる。するとコインが出てきます。後はそれを使ってスロットをまわしていきます。

スロットは3つのボタンを押して止めます。1回ボタンを押すごとに、コインは1枚ずつ消費されていきます。

ファイル_001

1コイン20円というレートが最も一般的なので、1回で60円。つまり1分で10回程度のペースでも、20分経てば大体1万円は消えているという感じですね」

筆者「20分で1万円か……。

大体流れは分かってきました。そうなると、勝負の分かれ目はどこにあるんでしょうか」

落合「台を選ぶときですね。

まず、一つ一つの台には『設定』というものが存在します。これは簡単に言うと、期待値の高さを示している数字です。1〜6まであって、設定の値が大きいほど期待値も高い。なので、設定が高い台を狙うというのがスロットにおける稼ぎ方の一つですね」

筆者「ほー。その『設定』というのは台を見ればわかるようになっているものなんですか」

大島「明らかになっているものではないですが、推測することは可能です。

あたりのときの表示のされ方などによって、この台はだいたいこれくらいの確率で設定4以上だな、といった推測をすることができます」

落合「それから、台を決めるもう一つの要素が、回転数です。こちらの方が特に初心者は狙いやすいですね。

スロットでは、台の上に今何回転目かが表示されています。そして台によってはここまで回せばかならずあたりがくるというのがあるんです。

ファイル_000 (3)

赤丸で囲まれた部分が回転数

例えばそれが999回目の場合、上に表示されている回転数が998だったら、あと1回まわせばかならずあたりがでるということなので、超ラッキーということになります。このように回転数を見ながら期待値を計算する手法は、『天井狙い』と呼ばれています。

スロットは期待値計算の方法がいろいろあるので、いろんなギャンブルの中でも、ちゃんと考えてやれば一番勝つ確率が高いゲームなんじゃないかと思いますね」

1月で50万円。

ルールが大体分かってきたところで、やはり気になるのは金の話だ。

一体このスロットで、どれくらいの金額が動いているのだろうか。臆することなく聞いてみる。

筆者「あの、ぶっちゃけこれってどれくらい儲かるんですか」

落合「うーんそうですね笑。めちゃくちゃ儲かった月だと、50万の黒字だったこともあります。夏休みで、塾のバイトとスロット以外に何もやることがなかったので、バイトで稼いだ金でひたすらスロットに通っていたらそれくらい儲かってました

大島「僕も、今まで稼いだ額合計すると100万以上はいくと思いますねー」

 

1月で50万円。

 

想像以上の額だった。二人の余裕の笑みの裏には数々の手に汗握る勝負の経験が積み重なっているのだ。

余裕の笑みを見せる二人

次ページ:いよいよスロット初体験。

LINEで送る
Pocket

ABOUTこの記事をかいた人

murata

文学部美学芸術学3年。ポップカルチャー全般。

この記事に感想を送る▼

メールアドレス (必須)

メッセージ