【東大推薦】ピアノで東大!?「音楽を科学する」を目指す東大生にインタビュー!

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東大が推薦入試を行うというニュースは、その厳しすぎる選考条件や、その制度への賛否など、非常に話題になりましたね!そんな中でも、

「ピアノで東大に入った人がいる」

そう言われて、注目された方がいるのはご存知でしょうか?

今回取材に応じていただいたのは、東大が実施した最初の推薦入試に見事合格し、現在、東京大学理科一類に在学中の村松海渡さんです。

高校二年の時、全日本ジュニアクラシック音楽コンクールのピアノ部門で1位という経歴を持ち、もうすでに大手新聞社などからも取材を受けている方です。

 

コンクールで優勝した時の動画

はたしてピアノで東大に入ったとはどういうことなのか、また今現在の活動やこれからの目標など、いろいろなお話を伺いました!

☞学生証

  1. お名前:村松海渡さん
  2. 所属:東京大学理科一類(工学部に内定)
  3. 所属サークル:東京大学ピアノの会、東京大学柏葉会合唱団

 

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「ピアノ」×「東大」の真意とは?

ーピアノで東大、みたいに言われることはあると思うのですが、どうお考えですか?

自分の中ではピアノで入ったと言っても演奏で入ったわけではないので、特に何を言われてもあまり気にしてなかったです。

自分は音楽家としてのツールに科学を使える人になりたくて、そのためにも専門で学ぶ必要があると思っているんです。

たとえばピアノを弾くための指のトレーニングとかも指の筋肉がどう、とか言われているんですけど、本当に筋肉がどうなのか?とか、そういうものに科学もどきじゃなくて、正しい知識からメスを入れられるような人間になりたい。

ピアノにもいろんなアプローチがあってもいいと思っています。

 

―演奏で入ったわけではないということは、それ以外にもなにか推薦にあたるような活動をしていたのですか?

僕の高校がスーパーサイエンスハイスクールに指定されていて、年に数人アメリカの高校に短期留学するシステムがあり、一緒に科学の勉強をする一環でサイエンスフェア、っていう発表の場があって、そこに向けて自分のトピックを用意して発表する、東大で言うとアレスみたいな(笑)がありました。

その時の研究テーマは初見演奏。ピアニストの方にお願いして、楽譜の先を読む力を実験し、発表しました。高二の時ですね。

 

―高校時代からアメリカで研究発表…それは東大のために、という訳ではなく?

はい。そういうことではなく。そもそも東大は一般受験で受けようとしていたので。ただ迷ってた部分があったのが推薦によって背中を押してくれましたね。推薦があることにより自分がやりたいことをアピールする機会になると思って。

実際音楽については東大の教授に伝わるようにピアニストの方に、自分がやろうとしていることが音楽の世界でどのくらいニーズがあることなのかについて推薦状を書いてもらいました。

 

音楽と学業、両方できるのが「東大」

―大学に入る前までのお話を伺います。5歳からピアノをやってきて、高2の時はピアノの全国大会で優勝していますよね。そんな中東大を目指すことになったのはどういう経緯があったのですか?

もともと東大に行くか音大に行くかで迷っていました。一応勉強も中高と頑張っていたので。父親も東大だったので勉強も、という感じで。

ピアニストになりたい!と言ってもそれだけやっていても将来困るから、って言われてて、その時は勉強もやっておこう、ってことで、ただそれは別々のものとして。自分はピアノを弾きたいんだけど、確かに勉強も大事だな、と。

それがだんだん近づいてきたのが高校時代です。

 

―受験を考える前から勉強もピアノも両方頑張っていたんですね。東大か音大か、最終的にどうやって決断したんですか?

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そこは二転三転しました。自分の中でやりたいことはだいたい決まってたんですけど、どこで学ぶかで悩みがあって。

たとえば芸大の音楽環境創造学科っていうのがあって、そこは音楽への新しいアプローチに取り組んでいて、そういうところと迷っていました。

ただ東大の強みっていうのは、ほかの学部とか、どの学部の人もいて、やっぱりどの道にも専門家がいる。音大だとどうしても物理の専門家とかはいない。

なので、そういうところでどうせやるならこういう環境で学んで、音楽は個人的つながりで学んだ方が、両方を一番いい形で享受できると考えて、東大を選びました。

 

次ページ:推薦を通して得られた貴重な経験とは?

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